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2014年4月 1日 (火)

ここに平成24年第1回龍郷町議会定例会が開催されるにあたり、平成24年度の町政運営について、私の所信の一端を申し上げ議員各位並びに町民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。


龍郷町徳田康光町長殿

田雲線の道路わきの草刈りをお願いします・世界遺産・国定公園になる奄美大島は・町民を交えて奇麗な龍郷町にしなければなりません。亜熱帯の奇麗で美しい龍郷町は日本の遺産になります。

 着物の大和のところは・いつも草刈りをなさっていますが・どういうことなのでしょうか・

どうか龍郷町の最高の責任者である徳田康光町長は町民にこういうことだと語りかけてください・行政職員だけでは何事もできません・町民を信じて町長みずからが説明をしてください。

  鹿児島県大島郡龍郷町大勝3113-1

滝田 好治

0997-69-3195

平成27年8月19日 水曜日

  龍郷町徳田康光町長殿

鹿児島県・奄美大島・行政が出資をするということは・原資は税金ですので、民主社会では、情報を公開していくべきだと思います。

 奄美空港ビル株式会社の配当金・取締役の手当などを詳細に龍郷町民に示してください・

・伊藤雄一郎・朝山奄美市長・徳田康光・・県や奄美市などが出資する奄美空港ターミナルビル会社

 鹿児島県大島郡龍郷町大勝3113-1滝田 好治

0997-69-3195

平成27年8月19日 水曜日/2015,8,27,teisei


引用


平成24年度施政方針

「はじめに」 ここに平成24年第1回龍郷町議会定例会が開催されるにあたり、平成24年度の町政運営について、私の所信の一端を申し上げ議員各位並びに町民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。


私が町長に就任して早や2年が過ぎました。この間、議会をはじめ町民の皆様のご理解により私の選挙公約である保健福祉センターのサウナ風呂の再開や70歳以上の町内間バス乗車無料化、龍北中・龍南中へのスクールバスの運行、75歳以上サウナ風呂の無料化などを実現することができました。第1次産業の振興につきましても引き続き関係機関と連携を図りながら積極的に取り組んで参りたいと思います。

さて、日本経済の動向をみますと、東日本の大震災の影響、円高、そして欧州の金融危機などにより厳しい状況が続いております。更に、野田総理は昨年11月に我が国の農業の根幹に関わる環太平洋連携協定への交渉参加を表明し、今年2月には米国と初めての事前協議を行いました。国民生活に与える影響をきちんと示さない中での交渉参加は到底納得できるものではありません。今後も政府に対し慎重な対応を行うよう関係機関とともに求めて参ります。


このように危機的な世界経済、財政状況の中ではありますが、国の予算編成の動向なども見極めながら計画的で堅実な財政運営を基調として、第1次産業の振興は勿論、観光の振興などに取り組んで参ります。特に、災害復旧を、最優先と考えております。

「現状と町政に臨む基本方針」まず、一昨年に続いて、昨年9月に奄美北部を中心とした豪雨災害があり、本町では1名の尊い命が犠牲となりました。ご冥福を心からお祈りするとともに、被災者の皆様方に改めてお見舞い申し上げます。

この豪雨により町内のいたるところで河川の氾濫や土砂崩れが発生し、家屋の全半壊・床上・床下浸水、そして農地への土砂の流入など甚大な被害を受けたことはご承知のとおりであります。


一方、被害に見舞われた集落では、消防団をはじめ町民の皆様一人一人がお互いを思いやり迅速に的確に行動したことが、人的被害の拡大を最小限に防げたものと思います。今回の豪雨災害におきましても地域の結びつきの強さを目の当たりにし、その思いに感動したところであります。


この災害に対しボランテイアの皆様による懸命な復旧作業をはじめ町内や全国各地から救援物資や義援金が寄せられ、被災された方々にとって物心両面の支えとなりました。改めて関係者の皆様にお礼を申し上げます。今回の災害でも、様々な災害を想定した防災対策の重要性を再認識したところであります。


国勢調査の確定結果では、他の自治体で軒並み人口が減少する中で龍郷町は県内43市町村で人口増加率が1位となり、町にとっては将来に希望を抱かせる大変すばらしいことであります。今後とも子育て支援や定住促進などの施策を積極的に進めて参りたいと思います。


観光振興や地域振興に期待されている世界自然遺産への登録を視野に入れ、国立公園指定に向けた取組みを関係機関と連携を図りながら推進致します。

地域間交流といたしまして、物産展などで交流の深い熊本県菊池市と友好都市の提携に努め、継続した物産展の交流や小中学生の交流・文化の交流などにより、地域の活性化に繋げていきたいと思います。


 本年2月7日に立地協定した、株式会社アーダンのシルク化粧品工場が手広地区へ進出することにより、雇用創出や養蚕業などの復活で、本町の活性化に大きく寄与するものと期待をしているところであります。

 このような中、24年度の主な事業として老朽化している嘉渡生活館の建設、消防自動車の購入、たい肥散布機の購入、イノシシ被害対策事業、新規就農者支援助成事業、新規雇用助成金事業、観光誘致助成金事業、手広集落での公営住宅の建設、戸口小教員住宅の建設、町中央公民館の建て替えに伴う基本設計の委託などを計画しています。


 特に昨年の豪雨で被災した道路・河川・農地などの災害復旧を最優先にして、早急に全力で取り組んで参りたいと思います。

 続きまして第4次龍郷町総合振興計画に掲げる六つのまちづくりの柱ごとに、主要施策についてご説明申し上げます。

 

 

 

「産業の振興」

 はじめに、地域資源・特性を生かし、地域の活性化となる産業づくりについて申し上げます。

 本町は、亜熱帯性の温暖な気候、広大な海域や森林資源に恵まれており、これらの自然環境・資源を活用した、農林水産業の振興を引続き展開して参ります。

 農業につきましては、農家の高齢化や担い手の確保、耕作放棄地の解消など生産基盤の整備が緊急の課題となっておりますが、地域の特徴を生かした安心・安全な農産物を安定的に生産できる農業を目指し、魅力を感じる産業にしなければなりません。

 そのために、地域営農支援事業として、嘉渡営農生産グループが目標としている「作業応援体制の確立」を定着させ、地域の活性化を図り、本町においての地域営農のモデル地区として位置付けて参りたいと思います。

また、農地の確保を図るため耕作放棄地を年次的に解消し、関係機関と連携して農地利用集積円滑化事業による利用権設定等を促進し、経営規模の拡大を図るとともに、新規就農者支援事業を実施し後継者の育成・確保を図って参ります。

 生産面では、まず、基幹作物である「サトウキビ」について申し上げますと、気象災害に加え特殊病害虫の発生、イノシシ被害等による生産意欲の低下が懸念されているところですが、諸事業を活用しての薬剤の助成・イノシシ防護柵の設置、更に、農業の基本である土づくりの助成を行い、優良種苗の導入、春植え・株出しを推進し、収穫面積の拡大を図るとともに、機械化による労働力の軽減を図り、農家の所得向上に繋げて参ります。

 次に、タンカン、パッション、マンゴーなどの果樹については、昨年から本島内の市町村により建設が進められております、奄美大島選果場が来期稼働する事から、有利販売によるタンカンのブランド化に向けての取り組みを推進し、農家の生産意欲・品質向上に繋げて参ります。

 次に、野菜について申し上げますと、近年、かぼちゃ、田芋、マコモ、ショウガなどの栽培への取組みがみられ、換金作物としの定着が図られてきているところです。また、営農部会等を充実し、組織的活動を展開するとともに関係機関と連携しながら、講習会や技術指導等を行い、本町の奨励作物としての普及と、さらなる栽培面積の拡大を図る取組みをして参ります。

 次に、畜産については、引き続き優良牛保留対策事業を推進し、優良系統牛の導入に努め、計画的な飼育頭数の増頭と経営規模の拡大を図って参ります。また、畜産部会を頻繁に開催して情報を共有し、経営技術の向上と粗飼料生産基盤の拡大を図り、粗飼料の自給率を高めるなど経営安定に向けた取組みを、関係機関と連携のうえ展開して参ります。

 次に林業については、森林のもつ経済的機能や公益的機能の維持・増進を図るため、今後も継続して育成複層林事業等を進めるとともに奄美大島北部にも被害が拡大しつつある松くい虫の駆除や防除事業を進めて参ります。

 水産業については、漁獲量の減少や魚価の低迷等漁業者を取巻く環境は極めて厳しい状況にありますが、引き続き離島漁業再生支援事業により漁業者の主体的・自発的な活動を促進し、離島漁業の振興に努めます。又、サンゴ礁保全対策事業を実施しオニヒトデの駆除に努めるとともに、漁協と連携しながらサンゴの養殖試験をすすめ将来にわたり良好な漁場環境の保全・保護や観光と連動した水産業の振興に取り組んで参ります。

 次に活力ある商工業の振興につきましては、地域の総合経済団体として商工会の育成・強化を図り、経営支援や創業人材の育成等を促進します。又、大島紬の振興につきましては、引き続き関係機関と協力しながら、販路の拡大や西陣など他産地とのコラボレーションの展開、消費者ニーズにマッチした新たな商品の調査研究をすすめるとともに、「龍郷柄」・「秋名バラ」を積極的に宣伝するなど大島紬の薫りを感じられるまちとして伝統産業の再生に努めて参ります。

 また、特産品の振興につきましては、各種物産展への参加や菊池市との物産交流など販路の拡大に努めるとともに、引き続き島育ち産業館において直販所の設置や日曜朝市を開催し、ものづくりによる地域おこしに努めます。

 次に魅力ある観光の振興につきましては、奄美群島は豊かな自然や伝統文化など多くの優れた観光資源に恵まれており、これらの地域特性を活用した「あまみシマ博覧会」を開催するとともに、奄美群島観光物産協会などと広域的な連携を図りながら観光の推進に取り組んで参ります。又、手広海岸で行われる国際プロサーフィン大会を継続的に支援するとともに、本町の観光アピールと宿泊客の増加を図るための助成事業を実施します。

 

 

「福祉の充実」

 次に、健やかで、安心して生活できるくらしづくりについて申し上げます。

 本年度も、子育て支援の一環として、昨年に引き続き放課後児童健全育成事業を実施し、子どもたちの健全育成を図り、保護者の皆さんが安心して子育てが出来る環境づくりを目指します。乳幼児医療につきましては、医療費助成の対象年齢を就学前まで行い、自己負担分を助成し医療費を無料とすることで、乳幼児の健康増進と若者の定住促進の充実を図り、本町で住んでよかったと思える町づくりに努めて参ります。

町民の健康づくりにつきましては、生きがいを持って豊かな人生を過ごすために生涯にわたって健康を維持すること、すなわち、健康寿命を伸ばすことが重要だと考えております。生活習慣の改善によって健康を増進し、疾病を予防する「一次予防」に重点を置いた保健指導を積極的に進め、特定健診やがん検診など受診率の向上や健康づくりに対する町民意識の啓発に努め、青壮年期からの健康保持、増進を図ります。又、健診率向上のために地域におけるサポーターとして健診声掛け隊の育成に努めます。

 新たに策定される高齢者福祉、介護保険事業計画に基づき、施策が予防活動へとシフトしていく中、地域包括支援センターを中心に介護予防として「元気はつらつ教室」更に、閉じこもり予防、生きがいづくり、健康づくりを兼ねた地域サロンとして「どうくさや会」を町内の各集落で開催するなど地域支援事業の推進を積極的に行い、介護予防と自立支援を図り介護保険事業の適正な運営に努めます。

高齢者福祉につきましては、町内間の高齢者バス無料化、75歳以上の高齢者の福祉センター入浴無料化、肺炎球菌予防接種助成、在宅介護人手当支給、配食サービスなど引き続き実施し、住み慣れた地域で元気で生きがいをもって暮らせるまちづくりに努めて参ります。

 また、高齢者の自主的な活動を促進し、地域づくりの大切な担い手として活動して頂けるように老人クラブへの助成を行います。又、高齢者など要援護者を地域で支え、安心して暮らすことができるよう地域見守り隊の組織づくりを各集落で行い、安心安全な町づくりを進めていきます。

 障がい者福祉につきましては、障がい者自立支援法に基づく各種施策を着実に実施し、自立した日常生活や社会生活ができるように支援して参ります。

 子育て支援の観点から、唯一がんをワクチンで予防できる子宮けいがん予防ワクチンの接種助成を、中学生を中心とした年齢に対し実施します。又、乳幼児を対象とした髄膜炎等を予防するヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの接種助成も行います。

 また、本町は、乳幼児の虫歯病率が高いことから、保育士、保護者への歯科教育を行い、虫歯予防を図ります。

 

 

「生活環境の整備」

 快適でゆとりある生活環境の整備を進めるため、町民生活に欠かすことの出来ない、衛生的で安定した水の供給は必要不可欠であります。

そのため現在進めています、荒波地区簡易水道統合事業を継続して行い、又「加世間又・浦地区」間の水道未普及地域の解消を図るため排水管の敷設(ふせつ)整備を進めて参ります。

 大量消費型社会の中で、ゴミ種類の多様化と排出量も年々増加傾向にあり、資源の「循環型社会」構造へ転換していくため、町民の協力をお願いし、徹底したゴミの分別と資源ごみの有効活用を図ると共にゴミの減量化に努めて参ります。

また、合併処理浄化槽による生活排水処理事業を継続し進め、生活環境・公共用水域の水質保全を図って参ります。

更に、地球温暖化に対する二酸化炭素の排出規制が叫ばれている中、温室効果ガスの排出量の消費節減に努め、地球温暖化対策実行計画に基づき公共施設における温室効果ガスの排出量の削減に力を入れます。

本町は、近年国道58号線沿いにおいて事業所の進出をはじめ個人並びに民間活力による住宅の建設が進められています。この現象は、これからも続くものと考えられる事から、自然環境と調和の取れた生活環境基盤のインフラ整備をより充実し、住みたくなるような町づくりを推進致します。

道路の整備につきましては、幹線道路である国道58号線の整備により、奄美市名瀬や笠利方面からの渋滞解消を図ることができました。町道については、地方道路交付金事業により、広域道路として浦~赤尾木線、観光地へのアクセス道路として本茶~安木屋場線を継続して整備を行います。特に昨年の豪雨災害で被害を受けた県管理の道路・河川等について大島支庁など関係機関と連携を図りながら早期復旧に向けて取組んで参ります。

円林道についても、今年度、路線の測量設計を委託し、平成25年度一部着工いたします。

また、町総合振興計画に基づいて、その他の道路も随時改良舗装整備を行い、安心・安全な道路や生活環境を図ることにしております。

 河川の整備については、幾里地区の山田川河川改修を本年度も引き続き実施して参ります。

公営住宅の整備については、手広地区に低所得者向けの6世帯の集合住宅を建設致します。

次に、地籍調査事業については、町土の有効利用を図るためには、どうしても地籍調査は欠かすことのできない事業でありますので、関係機関に対し引き続き事業費拡大の要請活動を行い、早期完了に向け努力して参ります。

 消防、防災対策については、風水害等の気象災害や地震、津波及び火災の災害から地域住民の安全を確保するため、「ハザードマップ」を策定し、「自助・互助・協助」の考えのもと、地域住民が主体となり関係機関と一体となって災害に強いまちづくりに向け取り組んで参ります。又、年々増加する救急出動や高度化する救急業務に対応するため、これまでに5名の救急救命士を養成して参りました。救命士と救急隊との訓練を重ね、本町の救命率の向上に努めて参ります。

 地域住民の安心・安全を確保するため、防災教育や防災訓練の実施、自主防災組織の育成・充実に努め、龍郷消防分署並びに消防団と連携した出動体制の強化を図り、今後とも町民の生命、財産の保護に全力をあげて取り組んで参ります。

 交通安全対策については、交通事故のない住みよい町をめざし、交通ルールとマナーの実践を習慣づけるため、警察など関係機関と連携し、交通安全教室等の啓発活動に努めて参ります。

 防犯対策については、地域安全週間等における啓発活動を推進すると共に、関係団体と連携し防犯意識の高揚を図り犯罪のない安心・安全なまちづくりを推進します。

 

 

「教育・文化の振興」

 次に、歴史と文化が薫り、豊かな心で創造性を育む教育・文化づくりについて申し上げます。

教育においても、平成24年度から、新学習指導要領が全面実施されることになり、新しい時代に対応した教育の内容やシステムを求める改革が進められております。

そのような中、本町と致しましては平成24年度町教育行政重点施策に基づき、町民の皆様の御理解と御協力を頂きながら次の時代を担う子どもたちの育成をはじめ、教育、文化、スポーツ活動等を積極的に進めて参ります。

その推進にあたっては学校・家庭・地域社会がそれぞれの役割を十分果たしながら一層の協力と連携のもと、体験活動を通じて幼児期からの「心の教育」の充実に努めるとともに基礎、基本の確かな定着や個性の伸張を図り、自ら学び自ら考える力や豊かな人間性、健康な体力気力などの「生きる力」を備えた児童生徒の育成が必要であります。また、環境教育については博物学士講座などを継続し、実施して参ります。

 本年度は、戸口小学校教員宿舎、龍郷・龍瀬小学校体育館大規模改造、中央公民館基本設計、教育面においては、小学校新学習指導要領により、これまでの先行実践をベースにした、英語教育の一層の充実を図って参ります。

 また、障がいのある児童生徒等の教育指導の充実を図るため、特別支援学級の設置や「特別支援教育支援員」や、「スクールソーシャルワーカー」を配置し、障がいに応じた教育の充実に取り組んで参ります。

 学校給食の実施については、安全性の高い調和の取れた食材の選択に配慮し、地場産品を生かした献立の工夫や地産地消の推進のため各関係機関の協力を頂き、地産地消体制を整備し安全で高品質の学校給食づくりと食育の推進に努めて参ります。

 また、小・中学生のスポーツ及び文化、学習面を支援し、「知・徳・体」の調和に富んだ、感性豊かで気力に充ちた子どもを育成するために本年度も「輝く龍郷っ子」事業を継続して参ります。

 生涯学習については、中央公民館を中心とした各種講座等の尚一層の充実を図り、幼児から高齢者まで広く町民が学習参加できる場を提供し、町民のニーズに対応した生涯学習の更なる充実に努めて参ります。

 文化の振興につきましては、町民が芸術文化に触れる機会を拡充し、これまで培われてきた伝統文化の若い世代への継承、普及に努めて参ります。

 スポーツ活動の振興は、町民が今日の長寿社会を心身共に健康で、幸せに生きる上で極めて重要な役割を果たすものであります。第52回大島地区体育大会では、それぞれの競技において前回大会以上の成績をおさめ5種目の競技で団体優勝を果たし、町民に勇気と感動を与えたことは記憶に新しいところであります。今後とも関係団体と競技力の向上を図ると共にスポーツを通して町民の親睦と健康増進に努めて参ります。

 

 

「地域社会の構築」

 集落によっては過疎、高齢化していく中で、集落住民が暮らしやすい集落環境づくりと町民本位の行政執行を目的に、ほとんどの集落で活性化委員会を組織して頂きました。その中で集落の課題や展望などを話し合うことで町民が町政への関心を高め、気軽に町づくりへ参加できやすい体制づくりに努めています。町と致しましては集落の活性化委員会で話しあわれた貴重な要望や提言等を受け、その実現に向けて努力しているところであります。

 また、集落活性化委員会や各種団体の要請に応じて各地域に出向いて町民の皆様の生の声をお聞きする機会もつくっていきたいと思います。

地域情報通信基盤整備推進交付金事業により町内全域で光ファイバーケーブルを接続し、住民がインターネット等、各種サービスを受けられるよう情報通信網の整備を図ったところであります。今後は多様な情報通信システムを、年次的に整備をして、町の活性化に繋げていきたいと思います。

 人権教育については教育委員会などと連携を図りながら人権教育の啓発促進に努めて参ります。

 男女共同参画社会については男女共同参画基本計画の策定へ向け協議を重ねて参ります。

(健全で効率的な行財政の運営)

 健全で効率的な行財政の運営につきましては、龍郷町行政改革実施計画に基づき、町民の目線に立った事務事業のあり方や業務の進め方を工夫し、より効率的・効果的なサービスを実現するために、組織ぐるみで取り組んで参ります。

 町税については、「公平負担の原則」に基づいた税収の確保が重要となっているところでありますが、長期にわたる景気低迷もあり、税の滞納額は依然として減らない状況にあります。このような状況の中で、住民サービスの基幹的な財源である地方税を着実に確保し、税の公平性を図るうえからも引き続き県と町が連携した徴収体制の強化に取り組んで参ります。

「むすび」 以上、平成24年度の町政運営に対する所信と施策の概要について申し述べました。国は深刻な財政状況の中で平成24年度予算編成においては、「東日本大震災からの復興」、「経済分野のフロンティアの開拓」、「分厚い中間層の復活」、「農林漁業の再生」、「エネルギー環境政策の再設計」の五つの重点分野を中心に、日本再生に全力で取り組んでいくとしています。

 本町としても、今日の厳しい難局を乗り越えていくためには、議会をはじめ町民の皆様とともにお互いに知恵を出し合いながら行政運営を進めていかなければなりません。

町民の皆様が「龍郷町に住んでよかった、龍郷町がふるさとでよかった」と実感できるような町づくりに向け、住民生活に密着した事業や施策に重点的、計画的に予算編成をいたしました。

その結果、一般会計の当初予算は47億2,438万7千円となり前年度比4.8パーセントの減額予算となっております。

特別会計の当初予算額が6特別会計で21億7,568万円となり、前年度比0.02パーセントの増額予算となっています。

具体的な内容につきましては、予算審議を通してご説明申し上げることとしておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

以上で議会の皆様並びに町民の皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げ、平成24年度の施政方針といたします。

12:14 2012/04/25





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