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2014年12月 7日 (日)

ふきのとう・・・大きく世界の農業を見たときにおいて、 特に日本の耕地では、突出した施肥量と農薬使用量があることと、それに付随して起きている様々な環境汚染(有機栽培による環境汚染も深刻)や食する人々の人体の病の多さを、大変に危惧しています。

引用


幸せを引き寄せる食と農 単行本  – 2014/3/3 大下伸悦   (著) 内容紹介

"食べているだけで、健康になる米や野菜があります。知恵をまなび、大地に感謝して野菜を育ててみませんか。

~まえがきより~

食が病をつくり食が人生をつくる。健全な野菜やコメを栽培し続ける農業者と交わり、 相互にウィンウィンの関係を築いていこう。そう思って活動を始めてから、もう何年になるのだろう。

 一本のニンジンで人生が変わることがある。こんなことをいうと、「何を大げさな」と言われてしまうのかも 知れないが、私自身がその当事者である。 友人が「信じられないニンジンをもらった。ジュースにして飲んだら 家族みんなから歓声があがった」というので、 さっそく試飲させていただいた。

 本当に信じられない出あいであった。フルーティで、ともかく甘い。あのニンジン独特のクセが全くないのである。「これからは農業を極めてみよう」。生き方が劇的に変わった瞬間だった。

出版社からのコメント

 

発売以来ご注文が絶えることがありません。一度読んだ方が、次は身の周りの方に、プレゼントしています。「みんなで農業をやりたいから仲間に読んでほしい」。 「これは農業だけの本ではなく生き方の本だからみんなに知ってほしい。と、今日本中で沢山の方が、この本を広めています。

夢と希望のニンジンとの出会いの物語り、年齢制限も性別もなく、生涯現役で貢献できる農業という分野。あなたもどうぞ、ワクワクしながら、この本をお読み下さい。

 

単行本: 106ページ出版社: 新日本文芸協会オメガ; A5版 (2014/3/3)

言語: 日本語発売日: 2014/3/3

目次

"まえがき:一本のニンジンが人生を変える

1 摘みたてサラダくらぶ ベランダ(庭)からの贈りもの 12

 2 世界を救う神谷先生の農業技術 16

 3 本物野菜は会社を救う 18

 4 日干し野菜と、発酵野菜が毒(硝酸態窒素)を抜く 24

 5 死んだ野菜を生き還らせて食べるふたつの方法 25

 6 東南アジアに農場を確保する日本勢の動き 27

 7 森林面積の国土に占める割合、上位三カ国の一つが日本 29

 8 世界に残された三つの優良耕作地帯の一つが日本 30

 9 地温を上げれば、トマトもキュウリもナスも一年中、生り続ける 34

 10 ハウス栽培、冬季の暖房はほとんどいらない 35

 11 誰にでも同じようにできる 36

 12 楽にできる・たくさんできる 38

 13 農業のイロハは草取りと虫の害からの解放(もちろん薬剤なしで) 40

 14 地温二〇度の土づくり 44

 15 農は知的ゲームであり、スポーツであり娯楽であり、体理学の実践の場 45

 16 農業、新規参入者には大きなチャンス 47

 17 この国の真のオーナーは 49

 18 ジャガイモの六〇センチ四方の箱での栽培、収穫は最大四五キロ 52

 19 年中「新ジャガ」、皮ごと食べて 53

 20 これからは露地野菜の市場価値が高まる 55

 21 やり方を変えて裕福になる 55

 22 年齢制限も性別制限もない分野は他にあるのか 58

 23 生涯現役で貢献できる分野は他にあるのか 59

 24 インフルエンザやノロウイルスへの対処の一例 60

 25 消費税の増税前の買いだめ需要 63

 26 「農と食」の探究のきっかけ 63

 27 利他共生のひな型の国、日本 65

 28 運を引き寄せる 67

 29 日本の主食と副菜の自給率 69

 30 肉体を持っての最終到達域が「利他共生」 74

 31 食糧危機? 食糧は不足するのか 75

 32 放射能禍、智慧を絞って生き抜いてきた 78

 33 偽装表示騒動の裏側は? 80

 34 休耕地での野菜探しを楽しむ 81

 35 生活費を下げて豊かな生活を 85

 36 世界中に日本の食文化が広がる 87

 37 叡智の民の目が農に向かう 88

 38 土壌も死の湖も自然態の環境へと蘇生する 89

 39 人口大国にして高齢国家、かつ成熟経済国家の現実 93

 40 人々の住まいは大都市や田園都市に集約されていく 94

 41 愛しき日々に 96

 "

 

本物の野菜の作り方 日本の農が変わっていくかもしれないと感じ、ワクワクしながら読みました。

ポイントは、神谷成章先生考案のカーボン化資材と太陽光を利用した土壌作りです。肥料も農薬も除草剤も必要ない安全で楽な農法だと書かれています。既にカンボジアやベトナムその他の国々で取り入れられており、実績もあがっているとのことです。

 

日本でもこのやり方で野菜やお米を作っている農家さんが沢山いるようです。この本がさらに一人でも多くの農に携わる人、これから志す人の目に触れて、市場に生命力旺盛な美味しい野菜が出回ってほしいと思います。またプランターや買物袋でもできるということなので個人的にも挑戦してみたいです。...

レビューをすべて見る

3.0  正直なところ よくわからなかったです。

ただこの農業のやり方なら、自然が荒れるということはないだろうと思いつつ、

この提唱の仕方(運を引き寄せるとか、一日一食とか)

だと、怪しむひとも多いのでは?活動を広げることが目的ならもう少し万人にわかりやすくお願いしたいです。

5.0  本物の野菜の作り方, 2014/8/18 幸せを引き寄せる食と農 (単行本)

日本の農が変わっていくかもしれないと感じ、ワクワクしながら読みました。ポイントは、神谷成章先生考案のカーボン化資材と太陽光を利用した土壌作りです。肥料も農薬も除草剤も必要ない安全で楽な農法だと書かれています。既にカンボジアやベトナムその他の国々で取り入れられており、実績もあがっているとのことです。

日本でもこのやり方で野菜やお米を作っている農家さんが沢山いるようです。この本がさらに一人でも多くの農に携わる人、これから志す人の目に触れて、市場に生命力旺盛な美味しい野菜が出回ってほしいと思います。またプランターや買物袋でもできるということなので個人的にも挑戦してみたいです。

 

有機野菜、虫喰い野菜などについても正しい理解が合理的に解説されていて、オセロゲームの駒がパタパタと裏返るように腑に落ちました。

 

後半では食料自給率の話から始まって、著者の考える日本の農の未来の展望が示されていますが、視点の大転換が興味深かったです。

「新時代の食と農業へのいざない」とあわせて読むと、さらに具体的な理解が進むと思います。

3.0  正直なところ, 2014/8/22

: 幸せを引き寄せる食と農 (単行本)

 

よくわからなかったです。ただこの農業のやり方なら、自然が荒れるということはないだろうと思いつつ、この提唱の仕方(運を引き寄せるとか、一日一食とか)だと、怪しむひとも多いのでは?活動を広げることが目的ならもう少し万人にわかりやすくお願いしたいです。

6:10 2014/12/06

 

 

 

幸せを引き寄せる食と農・食べているだけで、健康になる米や野菜があります。

知恵をまなび、大地に感謝して野菜を育ててみませんか。

 ~まえがきより~

食が病をつくり食が人生をつくる。健全な野菜やコメを栽培し続ける農業者と交わり、 相互にウィンウィンの関係を築いていこう。そう思って活動を始めてから、もう何年になるのだろう。一本のニンジンで人生が変わることがある。

こんなことをいうと、「何を大げさな」と言われてしまうのかも 知れないが、私自身がその当事者である。

 

友人が「信じられないニンジンをもらった。ジュースにして飲んだら 家族みんなから歓声があがった」というので、 さっそく試飲させていただいた。本当に信じられない出あいであった。フルーティで、ともかく甘い。あのニンジン独特のクセが全くないのである。「これからは農業を極めてみよう」。生き方が劇的に変わった瞬間だった。

目次―――――――――――――――――――

まえがき:一本のニンジンが人生を変える

1 摘みたてサラダくらぶベランダ(庭)からの贈りもの   

 2 世界を救う神谷先生の農業技術              

 3 本物野菜は会社を救う

4 日干し野菜と、発酵野菜が毒(硝酸態窒素)を抜く     

 5 死んだ野菜を生き還らせて食べるふたつの方法

6 東南アジアに農場を確保する日本勢の動き

7 森林面積の国土に占める割合、上位三カ国の一つが日本   

 8 世界に残された三つの優良耕作地帯の一つが日本      

 9 地温を上げれば、トマトもキュウリもナスも一年中、なり続ける

10 ハウス栽培、冬季の暖房はほとんどいらない

11 誰にでも同じようにできる

12 楽にできる・たくさんできる

13 農業のイロハは草取りと虫の害からの解放(もちろん薬剤なしで)

14 地温二〇度の土づくり

15 農は知的ゲームであり、スポーツであり娯楽であり、体理学の実践の場

16 農業、新規参入者には大きなチャンス           

17 この国の真のオーナーは

18 ジャガイモの60センチ四方の箱での栽培、収穫は最大45キロ

19 年中「新ジャガ」、皮ごと食べて

20 これからは露地野菜の市場価値が高まる

 

21 やり方を変えて裕福になる

22 年齢制限も性別制限もない分野は他にあるのか

23 生涯現役で貢献できる分野は他にあるのか

24 インフルエンザやノロウイルスへの対処の一例

25 消費税の増税前の買いだめ需要

 

26 「農と食」の探究のきっかけ

27 利他共生のひな型の国、日本

28 運を引き寄せる

29 日本の主食と副菜の自給率

30 肉体を持っての最終到達域が「利他共生」

 

31 食糧危機? 食糧は不足するのか

32 放射能禍、智慧を絞って生き抜いてきた

33 偽装表示騒動の裏側は?

34 休耕地での野菜探しを楽しむ

35 生活費を下げて豊かな生活を

 

36 世界中に日本の食文化が広がる

37 叡智の民の目が農に向かう

38 土壌も死の湖も自然態の環境へと蘇生する

39 人口大国にして高齢国家、かつ成熟経済国家の現実

40 人々の住まいは大都市や田園都市に集約されていく

41 愛しき日々に

 

 

【大下伸悦著作目録】

 

 幸せを引き寄せる食と農   新日本文芸協会Ωオメガ

新時代の食と農業へのいざない新日本文芸協会Ωオメガ

言霊百神          新日本文芸協会Ωオメガ

親子のかたち        新日本文芸協会

 母が遠くへ行かないうちに  新日本文芸協会

つきの玉手箱        新日本文芸協会

 風ぐるま 水子がかぜに   新日本文芸協会

 生活費を下げて健康になる  新日本文芸協会

 

★GОPグリーンオーナー倶楽部 http://www.gop55.com/

 ★二十一世紀幸塾 http://www.saiwaijyuku.gr.jp/

 ★新日本文芸協会 http://www.sn-bungei-kyoukai.com/

 ★伊勢神宮の神代文字奉納文保存会 http://hounoubun-hozonkai.com/

 

 

【略歴】

 大下伸悦(おおしたしんえつ)

 自由芸術農園運営・GОPグリーンオーナー倶楽部主宰。

 楽しく生きる会会長。二十一世紀幸塾専務理事。

 新日本文芸協会顧問。作家名:小滝流水。

 伊勢神宮の神代文字奉納文・保存会代表

 著書『新時代の食と農業へのいざいない』

 『言霊百神』(新日本文芸協会オメガ)他書籍多数。

 GOPでは、日本の農業を救う具体案を実践を通じて提示する。

 二十一世紀幸塾、GOPホームページコラムにて最新情報を発信。

 1949年、岩手県久慈市生まれ。

 

大下伸悦

※好評につき3刷となりました。

http://snb-omega.com/?pid=71473881

6:07 2014/12/06

 

 

 

新日本文芸協会 Ω(オメガ)出版 新時代の食と農業への いざない

4月17日発売驚きと称賛!! 世界中に広がりだしている日本の農業指導者神谷成章の農業技術

 一年中トマトキュウリが生り続けている

 キュウリ栽培10アールあたり1千万円の売上 27の国際特許を持つ微生物研究家・年商70億円  農業実践歴60年大下伸悦この本は、『幸せを引き寄せる食と農』の続編です。 『幸せを引き寄せる食と農』を、読んで、概要を学び、実際に農園やプランターで実践したくなった人のための、ノウハウがのっています。

神谷成章先生の理論を、大下さんがわかりやすく、丁寧に解説しています。この本を片手に、どうぞあなたの農園で野菜を作り健康と幸せを引き寄せてください。

 目次

まえがき

1 キュウリ栽培者、推定5千万円の売上、10アールあたり推定1千万円

 2 トマトもナスもキュウリも一年中栽培、年中出荷

 3 世界第二位の農産物輸出国、農業先進国のオランダが神谷成章氏の技術を導入

 4 「毎日軽トラックの新車が一台買えるぐらいの所得」という噂

 5 50アールで推定三万五千本のキュウリを栽培、世界一のキュウリ農家

 6 ハウス栽培、冬の暖房がほとんどいらないといえるぐらい減る

7 頭寒足熱は植物も同じ

8 ビックリ! 3万本のキュウリが一本も枯れない

9 水をイオン化してO1の酸素を植物に吸収させる

10 作物は「水による造形物」、農業とは植物に吸引させる水の質を売る職業

11 成功の秘訣は、素直に学び、素直に実践

12 世界を救う神谷成章先生の農業技術、知らぬは日本の農業現場ばかりなり

13 草が生えない畑にビックリ、これも自然素材による成果、苦労はだめ

14 前代未聞!わざわざ米の仕入れ値を上げてくれる病院

15 全く虫が寄ってこない、ベランダのトマトも、畑も

16 収量が増えて生命力の高い農産物が栽培できる

17 より楽によりたくさんの創意工夫を楽しむ

18 やるべき時にやる。タイミングを逸すると労力がズシリとくる

19 何のためにつくるのか?「儲ける」が動機ではなく、「愛」が動機

20 これからは裕福な農業者が増えてくる。神谷語録

21 100人の農業者がいて、ひとりが長者、残りは?

    やり方を変えれば100人全員が裕福に

22 除草剤散布がいらないわけ、草取りから解放される

23 農薬散布がいらないわけ、減らす、からスタート

24 消毒剤の土壌注入がいらないわけ、一反歩14万円が浮く

25 化成肥料が不要なわけ

26 土づくりこそが命綱、農薬ではなく免疫で栽培、有機ではなく無機化

27 地温を保ち、保湿に優れ、水はけがよい土壌にする資材

28 免疫力を高めて栽培する

29 満月の夜の露はO1(オーワン)の酸素の水、O2からO1へ

30 プラスの静電気を中和すればいくらでもいいものができる

31 草の種子は壊れるが、野菜の種子は無事…どうして?

32 根っこの張りが大事

33 食の行く末、農業の展望、逆境とみるかチャンスとみるか

34 立ち枯れを防ぐ。日照り対策は、種子を蒔く前に終える

35 連作障害の従来の認識をただす。何十年でも同じものを栽培できる

36 日光でや灼けないエンの開発と葉へのコーティング

37 良心が喜ぶ道を選ぶ。太根と毛管(毛根)のはなし

38 葉っぱに根を教育させる

39 葉っぱを小さくつくってやる

40 曇り空、植物は活動を鈍らせてしまうが、活発化させる方法は?

41 時代は変わった。見方を変えればこんな面白い時代はない。

    半世紀に一度のチャンス!

42 若者が喜んで参入する農業の仕組みの素案、神谷成章

43 新規参入者は始め結構な収穫をするが、やがて辞めていくわけ

44 方法を変えるだけでいいのだが、篤農家ですら苦労、苦労で儲からないと

45 農に転身、病が契機!大きな会社の経営者の転身のわけ、

    死と向きあったことが契機

46 30坪(約100㎡)あれば家族5~6人が生活できる

47 髪が黒々、農協のトップ層が自ら米や野菜を栽培

48 大きく育てていいものは大きく育てる

49 83歳の神谷先生が長年、自らを育んできた食べ物のこと

 

• 摘みたてサラダくらぶ、子どもを健康体に、ビタミン補給野菜のベランダ栽培

• ゴボウは「活性酸素をコントロール」する。

• 健康、まず体温をあげる、生姜(ショウガ)を日常食に

• 年中新ジャガ、ジャガイモは毎日必須の根菜

• サツマイモの白い汁が腸を洗ってくれる

• カボチャは血栓を溶かす。血液の流れを良くし、自閉症にもならない。

• スイカは腎臓の働きを助ける

• 滋養強壮、「トロロイモ」系のダイジョ(だいじょ大薯)というイモ

• レンコン、サトイモからカルシウムをいただく(カルシウムの取り込みは厄介)

• 発酵のちから

 

50 ジャガイモ、60センチ四方で最大45キロの収穫

51 日本の特性、世界中でこんな裕福な国はない

 あとがき

新時代の食と農業へのいざない:お客様の声

 

【大下伸悦著作目録】

 親子のかたち        新日本文芸協会

 母が遠くへ行かないうちに  新日本文芸協会

つきの玉手箱        新日本文芸協会

 風ぐるま 水子がかぜに   新日本文芸協会

 生活費を下げて健康になる  新日本文芸協会

 幸せを引き寄せる食と農   新日本文芸協会オメガΩ

 

★GОPグリーンオーナー倶楽部 http://www.gop55.com/

 ★二十一世紀幸塾 http://www.saiwaijyuku.gr.jp/

 ★新日本文芸協会 http://www.sn-bungei-kyoukai.com/

 ★伊勢神宮の神代文字奉納文保存会 http://hounoubun-hozonkai.com/

 

 

【略歴】

 大下伸悦(おおしたしんえつ)

 自由芸術農園運営・GОPグリーンオーナー倶楽部主宰。

 楽しく生きる会会長。二十一世紀幸塾専務理事。

 新日本文芸協会顧問。作家名:小滝流水。

 伊勢神宮の神代文字奉納文・保存会代表

 著書『時代は変わった。でも大丈夫!生活費を減らして健康になる』

 『親子のかたち』(新日本文芸協会)他書籍多数。

 GOPでは、日本の農業を救う具体案を実践を通じて提示する。

 二十一世紀幸塾、GOPホームページコラムにて最新情報を発信。

 1949年、岩手県久慈市生まれ。

 

大下伸悦

1,500円(税込1,620円)

新日本文芸協会 Ω出版. All Rights Reserved.

5:47 2014/12/06

 

新日本文芸協会 Ω(オメガ)出版

お客様の声

## 人生はこれだから楽しい ## 私のめざす農法はこれだと確信しました。

## 日本の農業に明るい未来を照らすすばらしい内容

Ω出版の刊行本

新時代の食と農業への いざない幸せを引き寄せる食と農

言霊百神 第一章

まさに多生の縁に感謝です。

 愛媛の愛南町の農家を継ぎながら、自衛官退職後も帰省できず、大下先生のGOP運動にお世話になっていました。大学2年生の三男・悠人が、「田舎で農業をやる」ということで、西尾市の神谷先生宅に、親子二人、大下先生に連れられて、研修に伺ったのがつい先日でした。

 

神谷農法・お試し資材セットプランター栽培など用のミニサイズのセットです。

 超好熱菌入りの堆肥・・・キラグリーンS 超好熱菌による炭化希釈液・・・若葉2号

●参考施用法

http://enngroup.shop-pro.jp/?pid=79367961

 

9:20 2014/12/06

 

EM農法は、父亡き後、母にやってもらっていましたが、「ボカシ」など、手間が大変とも伺っていました。神谷農法は、EM農法などをすべて包み込んで、統合した世界最先端の日本型自然農法と思います。

 舩井先生のご縁から、大下先生のお世話になり、そして実家ともども3男がお世話になる、まさに多生のご縁に深く感謝します。

 私達も、オーム事件以降、約20年住んだ鳩ケ谷のマンションを手放し、実家にいつでも帰れる態勢になります。一日も早くマンションが売れることを祈る日々です。

 「新時代の食と農業へのいざない」は、わが親子も直接神谷先生から伺い、また農園で体験したことが、そのまま映像でみているような、DVDのようなすばらしい文体・文章・構成です。

 間違いなく、農業が日本を再生します。しかも神谷先生の自然農が社会を変え、日本を進化させます。その実践がわが実家で、著者であり人生の師が三男と共に実行する。ありがたく、また人生はこれだから楽しい。

 愚息3男・悠人にとっても人生の師を得て、これ以上の人生の宝はないと思う。

まずは是非、この本を読んで下さい。機会があれば、わが実家、愛南町の農園で会いましょう!

|新時代の食と農業へのいざない新時代の食と農業へのいざない

私のめざす農法はこれだと確信しました。

浪岡修一さま  秋田県 大館市

月刊誌「ザ・フナイ」の広告を拝見し、さっそく本を取り寄せて読んでみました。

日頃より今までの農薬・化学肥料付のやり方では、もう限界でどうにもならないと、思っていたところでした。

ここに炭化資材・カーボンエキス、微生物資材のみで、極めて優良な農作物を生産している方がいる現実に、まさに私のめざす農法はこれだと確信しました。

早速、資材販売会社と連絡を取り合って、ハウス(55坪)による試作を始めたいと思っています。

結果が良ければ大規模に取り入れて、本格生産をやろうと期待を膨らませているところです。

|新時代の食と農業へのいざない新時代の食と農業へのいざない

日本の農業に明るい未来を照らすすばらしい内容

 

深山数朗(和男)さま 千葉県 千葉市

「新時代の食と農業へのいざない」の書籍を読ませていただいて、私なりの感じたことを記させていただきます。

まずは、何といっても、この本に書かれている内容には驚きとしか、言いようがなく、感銘させられました。

それは私自身が兼業農家の長男として生まれ、小さい時から親が耕作している田や畑仕事を手伝い、その際には自然的な農業を経験してきました。

現在は農薬や化学肥料の使用が当たり前の時代になってしまい、米や野菜、果実類の栄養(ビタミン・ミネラル等)が大幅に減り、それらを食すことにより、病気や薬害がどんどん増えているのが、現状ではないでしょうか。

そんな中で医療は向上し、医師の人数も増えているにもかかわらず、病人が増え、新たな病気も発生し、医療費が増え続けているのは、なぜでしょうか。

それは生活習慣、心の問題もあるでしょうが、食の乱れが非常に大きいと思います。

それらを正すには大自然の動植物に目を向け、自然界にそった食生活を取り戻すべきではないでしょうか。四季に合った(身土不二、地産池消)農薬や化学肥料を使わないものを自身で作り、それを食べて自分の健康は自身でまもることが大切ですね。

「新時代の食と農業へのいざない」の本は、これからの日本の農業に明るい未来を照らすすばらしい内容です。ありがとうございました。ぜひ実行していきたいと思いますので、今後ともご指導をお願いしたいです。

新時代の食と農業へのいざない農業の力がとても大きいことを感じました。

井上武さま  岐阜県岐阜市 ラブリークィーン株式会社 会長

前回東京で、伊勢神宮に関しての大下さんの講演会[古事記1300年祭]を聞いて感動し、以来昨年は伊勢神宮に5回参拝し感動しています。

 

「新時代の食と農業へのいざない」の本を拝見し、21世紀に日本が世界の国々を引っ張るリーダーとして、農業の力がとても大きいことを感じました。私は作り手にはなれませんが、消費する側の立場として、神谷先生はじめ、皆様のお力を借りて、流通する側の担い手としてお役に立ちたいと思います。

 

5月10日の岡崎での、「食と農の祭典」で、神谷さまと大下先生の講演を聞き、自分にできることはないか、考えてみたいと思います。当日お目にかかるのを楽しみにしています。

5:48 2014/12/06

http://snb-omega.com/

自然が教える農業のお手本 単行本:46版上製本

 目次

はじめに

 ・自然とは何か

 ・不自然とは

 ・エネルギーとは

 ・吸引と放出とは

 ・微生物

・肥料とは

 ・堆肥と化学肥料

・植物は肥料成分を吸って成長しているのか、エネルギーを吸って成長しているのか

 ・ケミカルとナチュラル

 ・ケミカルと副作用

・土と微生物

・醗酵とは

 ・土の仕組みと人体の仕組みは同じ

 ・現代農業

おわりに

【著者について】 飯島秀行(いいじま・ひでゆき)一般財団法人テネモス国際環境研究会理事長 大学(経済学部)卒業後、1年間、園芸の研修を受け、実家の家業(園芸農業)を継ぐ。

1993年に、 真理伝達者に出会ったことがきっかけとなり、ボリビアでの 農業プロジェクトに参加。実践体験により自然法則を体得。 フリーエネルギー研究家。

5:49 2014/12/06


(2014/12/06 5:26), 滝田さまお世話になります、店主の佐藤です。

 

無肥料とは字のごとく、堆肥や有機肥料も一切使わまいで、土の力と太陽さん、雨量だけで自然の力に任せて100%作るやり方で、収量も半分ほどですが、ピュア味のものができて、アレルギーや化学物質過敏症の方も食べられる貴重な栽培です。

青大豆は緑色の大豆で・食味がが良く、製菓原料及び煮豆、豆腐、納豆などの差別化商品としての需要が高いです。栄養成分も高いですが、色が青いので豆腐などに使われないのです。

河東郡音更町中音更の農家で「大袖振」大豆から選抜されたと言われ、昭和25年頃から栽培されていた在来種です。昭和31年の冷害年に早熟安定性が注目され、さらに昭和41年の冷害年以降は急速に普及しました。店主 佐藤

 (2014/12/06 9:00), 滝田さま煮豆は以下を参考にして下さい。

いろんなレシピを検索できます。

http://cookpad.com/search/%E7%85%AE%E8%B1%86

   店主総合自然食品店ふきのとう

無肥料とは字のごとく、堆肥や有機肥料も一切使わまいで、土の力と太陽さん、雨量だけで自然の力に任せて100%作るやり方で、収量も半分ほどですが、ピュア味のものができて、アレルギーや化学物質過敏症の方も食べられる貴重な栽培です。

青大豆は緑色の大豆で・食味がが良く、製菓原料及び煮豆、豆腐、納豆などの差別化商品としての需要が高いです。栄養成分も高いですが、色が青いので豆腐などに使われないのです。

 

河東郡音更町中音更の農家で「大袖振」大豆から選抜されたと言われ、昭和25年頃から栽培されていた在来種です。昭和31年の冷害年に早熟安定性が注目され、さらに昭和41年の冷害年以降は急速に普及しました。 店主 佐藤

9:42 2014/12/06

 

 

自然農法の基礎知識 自然農法センターが推進する自然農法は、岡田茂吉(1882~1955)が1935年(昭和10年)に提唱した「大自然を尊重し、その摂理を規範に順応する」という理念と「生きている土の偉大な能力を発揮させる」という原理に基づき、「より多くの生命が、より豊かに調和する」自然の方向性とそれを支える生物による機能などの仕組みに人間が正しく関わり、その働きを引きだすことで、自然に息づく人間をはじめ多様な生物が、より豊かになることを目的としています。

自然農法栽培とは、こうした考え方に基づき、生態系を乱す化学肥料・農薬(合成・天然を問わず)の使用を控え、「耕地生態系を充実させて物質循環機能を高め、全ての生き物の役割を認め、より自然の機能を発揮させる」事を原則とした、永続的な栽培をいいます。そのために適切な有機物の利用、品種や栽培時期を含めた耕種管理の適性化などを技術の基本としています。

はじめに

1935年(昭和10年)に岡田茂吉が自然農法を提唱した当時、日本の農村はその日に食べる米にさえ事欠くほど貧困にあえいでいました。岡田は農民が豊かになる根本は「大自然を尊重し、その摂理を規範に順応する事」であると考えました。

岡田は「生きている土の偉大な能力を発揮させれば、自然は豊かな恵みを与えてくれる」、こうした考えのもとに実験を繰り返し、今日の自然農法の基本的な理論を構築しました。

地球の歴史は46億年と言われています。その悠久の歴史の中で、自然は多くの生き物を産み、育てて、豊かな海と大地を築き上げてきました。そうした自然の営みを尊重し、その営みに学び、その営みを支えている働きを農業に活用することが、人間の生命の源として好ましい食糧を安定生産するには欠かせません。

当時から70年、戦後復興、高度経済成長の時代を経て、私たちは豊かな生活を手に入れることができました。その一方で、私たちの生活は自然と大きな隔たりを持つようになりました。

今日、私たちは多くの環境問題を抱えており、食に対する不安も高まる一方です。社会全般にわたって原因不明の奇病が発生し、アレルギー性の疾患をもつ人は日本人の約30%、アトピー性皮膚炎の子供は全国で220万人に上ると推定されています。

私たちは今一度「自然とは何か」「食糧とは何か」を問いなおす時期に来ているのではないでしょうか。

 

21世紀どんな環境もんだいがあるの?

自然をどうとらえるか

一般に「自然」とは、人間の手が加わらない状態を指すと考えられています。ですから「自然農法」は人間が何も関わらない、放任的な農法と思われるかも知れません。しかし、我々が普及している「自然農法」は人が自然に対して適切かつ積極的に働きかける農法です。それは「自然」という言葉の捉え方が異なっているからです。

自然には「より多くの生命が、より豊かに調和する」方向性と、それを支える複雑で巧妙な仕組みがあります。一つの生物個体である私たちの体の中でさえ、自らを守るための巧妙な仕組みがあるのですから。自然農法で呼ぶ「自然」とは、単に目で見て解る自然だけでなく、むしろその背景にある様々な仕組み、働きの事までも含んでいるのです。

自然農法の基本的な考え方

 

自然農法に取り組む私たちにはいくつかの基本的な考え方があります。

第1は「自然を尊重して自然に教わる」ことです。自然界の巧妙な仕組みは、ただ眺めていても解るものではありません。そのためにも自然を観察することです。なぜ、あんな小さなタネから根や茎や葉ができ花が咲くのでしょう? 山の木々は誰が育てたのでしょう?自然の大きさ、仕組みの複雑さは私たち人類の経験の中では、その一部しか理解できていません。

それにもかかわらず私たちは人間の都合に合わせて草や微生物、昆虫の善し悪しを考えてしまいます。雑草や害虫、病原菌と呼んで排除しようとしています。自然の大きな仕組みの中では、みんな役割を持っているのですから、謙虚な姿勢で、その役割を考えることも重要なことなのです。 

 自然観察のポイントは次の3点です。

①愛情を持って土や作物の声なき声を聞くこと

②積極的に自然に働きかけてみて、謙虚な気持ちでその結果に学ぶ

③全てのものに存在する意義があると思って観察すること

第2は、「自然とどのように関わっていくか」です。人間は他の動物と同じレベルで生を営むわけではありません。人間には自分を向上させる能力、知識や経験を伝える言葉があります。それを記録することも、田畑を耕して他の生物を育て、自ら食糧を生産することもできます。反対に化学物質を撒き散らして他の生物を殺すことも、自然を壊すことも可能です。

私たちは「より多くの生命が、より豊かに調和する自然の仕組み」を理解することで、自然に生かされているということを認識することができます。従って、人間には自然に矛盾することなく、環境に負担をかけない関わり方が求められていると思えるのです。

 人間が自然に正しく関わることで、自然から豊かな恵みを享受することができます。例えば、水田を放置しておけば、やがて落ちた種籾(たねもみ)と稔(みの)る籾の数が同じになると言われています。そうならずに毎年、播いた籾の400倍の籾を収穫できるのは、人間が苗を育て、水田を作って育てているからです。また、赤トンボは人間が人工的に作った水田のなかで生息域が拡がり、その種類や数が増えると言われています。人間が植物や動物をじょうずに管理することで、自然は一層豊かな恵みをもたらしてくれます。

第3は、「自然の仕組みをどう理解するか」です。自然の仕組みを理解し、その働きを引き出すことが自然農法の原理である「土の力を発揮すること」にもつながっています。自然の仕組みの最たるものが「生物を介した循環」です。

この地球に生物が誕生してから35億年、この間に幾度となく急激な気候変化や多くの地殻変動があり、その度に生物は大きく減少したことでしょう。しかしその都度、自然はより豊かな大地を育んできました。

その中心になったのは植物と小動物、微生物です。植物やごく一部の微生物は太陽のエネルギーを固定して、糖やタンパク質、脂質などを合成します。この糖やタンパク質をエサにして、動物や昆虫などが生育します。植物や動物の遺体は小動物や微生物によって分解されて土に還り、植物に必要な栄養になり、より多くの、より多様な生命が生まれ、豊かな大地が形成されてきたのです。私たち人間もこの生物を介した循環の中で生まれ、生かされています。

今、この循環があちこちで切れてしまっています。都会では土そのものが見られなくなってきていますし、自然が豊かなはずの農村でも様々な農薬や汚染物質で、循環の要である小動物や微生物が激減しています。

私たちの生活の中でも、石油製品に囲まれ、遠く離れた国の農産物を食べ、循環させることなく多くのゴミを排出しているのではないでしょうか。私たちは生命による循環と連鎖の中で生かされてきたことを再認識しなくてはなりません。

生物を介した物質・エネルギー・生命の循環自然農法の生産方針

生物を介した物質循環は、また生命の連鎖でもあります。私たちの生命は他の植物や動物の生命によって支えられているのです。私たちが健康で豊かな生活を送るためには、私たちの生命の糧となる植物や動物もまた、健康で、生命力に溢れていなくてはなりません。自然農法生産の大きな目標は、この生命力に溢れた、健康な作物を栽培・生産し、消費者に提供することです。

生命の糧ですから、安全であることはもちろん、安定した生産ができなくてはなりません。生産性が高い土壌は、構造が発達して膨軟で適度な透排水性と保水性があり、肥沃で肥持ちがよく、土壌生物が多様で多く存在しています。そういう土は雑木林や湖沼で見受けることができます。これを手本に、優良な土壌腐植の増加と豊かな土壌生物群を育てる育土(いくど)※が最も重要であると考えています。育土のためにも地域内にある未利用資源の有効活用や休閑期等を利用した有機物生産は欠かせません。

その上に立って、厳しい環境の中でも自立して子孫を残す事ができる力の強いタネの利用、植物の生理に合うような適期の栽培を心がけるなど、生産資材や石油資材に依存しないような工夫が必要です。

※自然農法では一般で言う「土づくり」を「生きている土を育てる」という意味で「育土」と呼びます。

 

安定生産に向けた栽培のポイント

22:07 2014/12/05

 

無肥料栽培  私はいま無肥料栽培につき解説するに当たってまず根本理論から説いてみるが、そもそも土とは何ぞやということである。いうまでもなく人間生命を保持すべき最重要なる五穀野菜を生育すべく、造物主が造られたものに違いない。したがって土そのものの本質は神秘幽玄なるものであって、現在までの唯物科学によるもとうてい窺知(きち)し得ないことは論をまたないところである。しかるに今日までの農業は不知不識邪道に堕ちたる結果土の力を蔑視し、一切の作物をより良く生育するには糞尿または化学肥料等の人為的肥料によらねばならぬと思い、今日に至ったのである。

しかるに以上のごとき結果は、土壌の本質は漸次退化変質し、土壌本来の生育力は衰耗(すいこう)するにかかわらず、それに気がつかないため、農作不良の原因は肥料不足によると錯覚し、ますます肥料を施すから土壌の力はいよいよ退化し、今日のごとく日本の国土は痩地化し、農耕者の口を揃えて嘆ずるところである。私は人為的肥料がいかに恐るべきかを列記してみよう。

 (一)現在最も悩んでいることは害虫の発生であろう。しかるに害虫発生の原因を究めずして、害虫駆除のみに専念している。というのはその原因を発見し得ないがため、止むを得ず次善の方法としてそうするのであろうが、実は害虫なるものは肥料から発生するのであって、近来害虫の種類が殖(ふ)えたというのもまったく肥料の種類が殖えたからである。また殺虫剤を使用して害虫を駆除し得ても、薬剤が土に滲透して土壌を悪質化し、それが害虫発生の原因になることは未だ知らないのである。

 (二)肥料を吸収すると作物は非常に弱るのである。それは風水害に遭えば折れやすくなり、また花落ちがするから結実が少なく、背が伸びすぎ葉が大きくなるため、実が葉蔭になって米麦豆類は皮が厚く、実が痩せるのである。

 (三)硫安や糞尿中のアンモニヤ、その他の化学肥料のそのほとんどが毒劇薬であるからそれを作物が吸収する以上、たとえ微少であっても常住胃を通じて人体内に入る以上、健康に害なしとは言われない。とくに日本人の八十パーセント以上は寄生虫特に蛔虫を保有している事実であるが、原因は勿論糞尿中の蛔虫卵が人体内に入り成長するのであるが、糞尿肥料を二、三年中止すれば蛔虫病は全滅するということを、最近の医学は報告している。この点においても無肥料栽培は偉大なる成果がある。

 (四)近来、肥料の価格はますます騰貴し、肥料代を払えば供出米の売上高といっぱいいっぱいということは農家の詐らざる計算で、それがため止むを得ず闇売りをしないわけにはゆかないということである。

 (五)肥料購入、肥料施行、消毒薬の撒布等に要する手数と労力は非常なものである。

 (六)無肥料栽培の作物はすこぶる美味なること、発育がよく有肥料のものより巨大で、数量も多いのである。

以上によってみても肥毒の恐るべきかを知るとともに、無肥料栽培のいかに有利であるかは充分認識し得たであろう。これを総計算するとすれば、農業経済はこれまでの二倍の利益を挙げ得ることは難事ではないのである。実に日本における農耕の一大革命であるといっても過言ではあるまい。以下私の経験によって得たる成果や方法および幾多実際家の報告を発表してみよう。

私はこう思うのである。それは日本人中真の野菜の味を知っている者は幾人あるであろうか。恐らく滅多にないといっても差し支えあるまい。勿論農作物は化学肥料と糞尿肥料を施さぬものはあるまいからである。これらの肥料を吸収する野菜は、天与の味わいは逃げてしまうのである。それに引き換え土自体の栄養を吸収させるようにすれば、野菜それ自体の自然の味わいを発揮するから実に美味である。私は無肥料野菜の味わいを知ってから、人生の幸福感をいかに増したことであろう。しかも無肥料栽培においては肥料費と施肥の節約悪臭の不快からも免れ、あらゆる寄生虫伝播の危険も除かれ、害虫の発生は極めて少なく、味もよく量も殖えるのであるから一石七鳥の効果があるわけである。私はかような大問題を一刻も黙視してはおられない。速やかに天下に発表してこの福音を頒(あか)ち与えんと思うものである。

  

まず、実際論から述べてみるが、そもそも土の性能はいかなるものであるかというに、土壌は土素、水素、火素の三大元素の密合体による三位一体の力の構成である。勿論植物育成の基本的力は土素であって、水素、火素は客動的力である。故に主動力である土壌そのものの素質いかによって植物に良、不良の結果を来すのであるから、栽培の場合その根本である土の素質をより良質にすることが主要条件でなければならない。良質の土素ほど好結果を得らるるからである。

  

しからば良土たらしむる方法はいかんというに、それは土質の精力を強化することである。そうするにはまず土質を清浄、純粋化しなければならない。それは清浄なる土質ほど植物に対する生育力は旺盛だからである。しかるに今日までの農業のいかに誤っていたかは右と反対に土質を極力汚穢に満たすのを可としていた。このことの説明に当たってはまず反対理論から説く方が判りやすいと思う。

  

反対理論とはいかなる訳かというに、昔から農作に肥料は切っても切れない重要事としているが、実は施肥すればするほど土を殺してしまうのである。肥料を施せば一時は良成績を挙げ得ても漸次土は肥料中毒に罹り、肥料を施さなければ良結果を得られないことになる。したがって肥料を施せば施すほど逆効果を招来するわけである。なにより農民諸君が水田の稲作収穫が不良になると客土をする。客土をすれば一時的収穫が増すからである。この場合彼らは誤って判断を下す。それは年々栽培することによって土の養分を吸収してしまうから、土の栄養が貧困になったからだと解釈する。実は年々肥料のため土質が弱ったことに気がつかないのである。ところが肥料分のない新しい土は土の生活力が旺盛であるから、良成績を挙げ得るというわけである。理論はこのくらいにしてともかく実際上いかに無肥料が有利であるかを順次説明してみよう。

  

まず第一に挙ぐべきは無肥料栽培の特徴として作物の背丈の低いことである。有肥料においては丈が高くなること、葉伸びが旺盛で葉が大きく繁るからさきに述べたごとく豆類等の実は葉陰になって成育悪く、また花落ちが多いので結実も非常に少なく、特に枝豆等は無肥料においては二倍の収穫を挙げ得られ、一粒といえども虫食いなく、その美味たるや何人も讃嘆するのである。勿論、豌豆、空豆等のごときも皮の軟らかきこと無類である。

  

そうして無肥料栽培においては決して失敗のないことである。よく素人が馬鈴薯などを作る場合、芋が小さくかつ少ないとか、全然無収穫などの嘆声を聞くが、それは肥料の多過ぎるためであることに気づかない結果、反対に成績不良なのは肥料の少なきためと誤解し、ますます肥料を用いるからますます成績が悪くなる。しかもこの際指導者または経験者に質ねる場合「その原因は種子の不良や不適期に播くから」とか「土壌の酸性によるため」などと言い、まったく的外れで真の原因に気づく由もないのである。ところが無肥料による馬鈴薯は極めて白色で、香気が高く、ネットリと舌触りよく、品種が違うかと思うほどの美味である。勿論八ツ頭、里芋等もそうであるが、特に薩摩芋は高畝にし、畝の間隔を広くし、日当たりを充分よくすればその容積の巨大なると美味なることとは驚くのほかないのである。最も農家においても薩摩芋はあまり施肥をしないようである。

  

次に私は玉蜀黍(とうもろこし)について述べてみるが、無肥料における玉蜀黍の良成績は特筆する要がある。ただし玉蜀黍はもとよりすべての種子も最初は肥毒を含んでいるから、一、二年は成績が思うようでないが、三年目くらいから目立って良くなるのである。土に肥毒なく種子にも肥毒のない玉蜀黍は茎は非常に太く、水の垂ような葉の青さで、日当たり良く水切れのない土地であれば結実はよく、実の棒は長く、粒は隙間のないほど密集し、列が正確で口に入れるや柔らかく甘く、一度口に入れるや忘れ得なくなるのである。大根なども純白色で肌理細かく、ねっとりして甘味があり実は美味で太いのである。よく大根にスがあり、またはガリガリするのは肥毒のためである。また無肥料の菜類は香気馥郁(ふくいく)として食欲を唆り、色よく軟らかく虫食いなどは絶対にない。勿論糞尿を用いないから衛生的である。

無肥料栽培において特に推奨したきは茄子である。それは皮の柔らかい事、色の好い事、香気満点で食欲をそそる事夥しく、私の家の家族などは有肥の茄子は食わないくらいである。また稲作の場合、藁(わら)を細かく刻み、水田の土によく混ぜるので藁は熱を吸収するから土が温まるわけである。そうしてこれはよく知られていることであるが、冷たい山水は非常に悪いからできるだけ溝を浅く長く作り、流水を温めることである。その場合中間に池を作ることは不可で、池は底が深いため水の温まりが悪いからである。

瓜類や西瓜、南瓜等々何人も経験のないほどの優良なるものができるのである。

米麦であるが、麦も米も背丈短く量も質も優良なることは勿論で、特に米においては光沢があり、コクのあること糯米のごとくで、重量あり美味満点で品質はいつも特等米と言われるのである。

以上のごとく、私は簡単ながら無肥料栽培の有利なる点を述べたつもりである。とくに今日到る所に見る家庭菜園に対し、かくのごとき福音はないであろう。ともかく素人が糞尿を扱うことは堪えられないほど苦痛であるばかりか、それがかえって不良の原因となったり蛔虫の虫という有り難くもないお客様を腹の中へ招来するというにおいてをやである。知らぬこととは言いながら今日までは骨折って不成績を続けて来たわけである。私など大抵の野菜は種子の播き放しで、ただときどき除草するくらいの手数で上等の野菜ができるのであるから、何と有り難いではないかと言いたいのである。

そうして前述のごとく金肥おび人肥は必要としないが、天然堆肥は大いに利用する必要がある。それについて述べてみよう。あらゆる植物を成育さす場合最も肝腎なことは、根の末端である。毛細根の伸びを良くすることであって、それには土を固めないようにすることである。堆肥はあまり腐らせすぎると固まりやすくなるから半腐れくらいがいい。草葉の堆肥は早く腐触するからよいが、木の葉は繊維や筋が硬いから長期に渉って充分腐触させるべきである。その訳は前述のごとく根の尖端が堆肥の葉筋に当たり妨害されるからである。

 近来根に空気を与えるのを良いとしているが、これはちょっと的外れである。何となれば空気が流通するくらいの土であれば根伸びが良いからで、実は空気は関係ないのである。

いま一つ注意すべきは土壌を温めることで、普通の野菜においては堆肥は地下の一尺くらい深さに一尺くらいの積層すなわち床を作るとよい。ただ大根、人参、牛蒡のごとき、根が目的のものは、堆肥の深さもそれに準ずべきで、その場合草葉の堆肥を土とよく混ぜ合わす事、木の葉の堆肥は右のごとく地上の床作りにする事、これが理想的である。

近来、土壌の酸性を不可とするが酸性の原因は肥料のためであるから、無肥料なればその憂いはないのである。

いま一つ世人の意外とすることがある。それは農業においては連作を不可としているが、私は連作主義で好成績を挙げている。しかも年を経るに従い成績は漸次良くなることである。これは奇蹟のようであるが、実は立派な理由がある。それは私の曰う土を生かし、土の力を強盛にするためには連作するほどその野菜に対し土はその野菜を育むべき適応性が自然に醸成さるるからである。

次に害虫も無肥料であればほとんど皆無でないまでも、現在よりも何分の一に減るであろう。農民諸君も肥料が多すぎると害虫が湧くということをよくいわれている。かの葉巻煙草には最優秀なる原料としてマニラ、ハバナ産を用いるが、その葉は虫食い葉がなく、すこぶる香気が高いが、まったく無肥料のためであることを以前専門家から聞いたことがある。またなによりも雑草に虫食いがないことで、春の野の摘み草の中にある嫁菜、芹等が特に香気の高いのは無肥料のためであろう。

ここに注意すべきことがある。いままで有肥料の田畑に対し無肥料栽培を行う場合、最初の一、二年は成績が悪いが、それはそこの土が肥料中毒に罹っているためで、ちょうど人間の場合酒飲みが禁酒をすれば一時はボンヤリしたり、煙草飲みが禁煙をすると活気がなくなり、モヒやコカイン中毒者がやめれば我慢ができないと同様の理である。まず二、三年は辛抱してその後を待つべきであって土および種子の肥毒が消滅するに従って土は偉力を発揮するのである。

以上は、無肥料栽培の理論を説いたものであるが、これによっていかに従来の農耕法が誤っていたかが判るはずである。勿論、信仰との関連はなく、全然やめ堆肥だけによって画期的成果を挙げ得るのである。しかるにそれに加えて神霊による土の浄化を行うことによって、一層の効果を挙げ得るのであることを充分承知すべきである。

 以上幾多の実験報告が証明するであろう。

「自観叢書」二篇 昭和二十四年七月一日

http://www.infrc.or.jp/nf/nf_messay_05.html

22:00 2014/12/05

 

 

ふきのとう・無肥料栽培とは?

 

「無農薬栽培」や「有機栽培」という言葉はよく聞きますが、「無肥料栽培」はあまり聞かないと思います。その理由は、無肥料での栽培は難しく、とても手間がかかるため、生産農家が少なく農産物自体もあまり流通していないからです。

 

無肥料栽培とは、名前のとおり化学肥料や有機肥料などの肥料類は一切使わず、畑の力「地力」のみで作物を育てる農法です。もちろん農薬や除草剤も一切使用しません。植物に不必要なものは一切与えず、畑の力と植物自身の生命力だけで農産物を育てるもっとも自然な栽培方法、つまり”完全自然農法”なのです。

 

無肥料栽培の仕事の殆どは”除草”です。とにかく雑草の生命力には凄いものがあります。除草剤を使わず機械と人力だけで除草するため、手間や人件費などの経費が膨大になります。

しかも労力の割に収量はかなり減ってしまうため、「安全より効率、質より量」が先行する現在の農業の世界では、実際に無肥料栽培を行っている農家はとても少ないのです。

■ふきのとう自然農園の様子はこちら。店主のブログ→自然食品店店主の無肥料栽培日記 手作業による除草の様子

20年以上農薬も化学も使っていない北海道の大地で無肥料栽培で育てています

ふきのとう自然農園

当店店主は、北海道・訓子府町穂波にある同級生の「哲人秀さん」こと、伊藤秀幸君の畑を借りて「ふきのとう自然農園」を開き、伊藤君と共にすべての農産物を無肥料栽培で育てています。

無肥料栽培で作物を育てるために重要なのは、作物が育つ土台である畑、すなわち、土をいかに自然な状態にし、”土自身”力のあるものにするかです。「ふきのとう自然農園」で美味しい農作物が獲れるのは、20年以上化学肥料や農薬を使わず、長年に渡って土造りを行ってきた伊藤君の”先見の明”と”努力”の賜物です。

 

伊藤君は、栽培している玉ねぎが「どっちの料理ショー」の特選素材として放映されるなど、「完全有機栽培15年」「完全無肥料栽培6年」の農業の大先輩です。

■ふきのとう自然農園の様子はこちら。店主のブログ→自然食品店店主の無肥料栽培日記

■ふきのとう自然農園のテキストはこちら→ふきのとう自然農園-開園2年目の体験記-

ふきのとう自然農園の様子

無肥料栽培・天日自然乾燥の豆は安全なだけなの?美味しくないの?

安全?美味しい?

ふきのとう自然農園で獲れた豆は、無農薬・無肥料で栽培されています。農薬や除草剤、化学肥料を一切使用していないため、安全なだけでなく豆にとってもっとも自然な環境で育っているので豆本来の風味や香りが豊かで、甘味が強いのが特徴です。

 

伊藤君の栽培している玉ねぎが「どっちの料理ショー」の特選素材として選ばれるなど、安全性だけではなく無肥料栽培農産物の美味しさが評価されてきています。

 

さらに、ふきのとう自然農園では収穫後の豆は”天日自然乾燥”しています。

一般的には”機械乾燥”で強制的に乾燥して数時間で出荷できますが、熱によって細胞や栄養素が破壊され、風味や香りが落ちてしまいます。天日自然乾燥は、収穫後約1ケ月間畑に置き、寒風の中乾燥させてから脱穀します。時間をかけて天日で自然に乾燥するため、風味や香りを損なわずに甘味や旨味が増していきます。

多くの方から「豆本来の甘味がある」「クセがない」「エグミがない」など好評の声を頂いています。

豆を卸している東京の高級和菓子屋さんからも「一般の豆とは茹でている時から違う」「食味テストで断トツ一位」と嬉しいご報告がありました。

左から大豆、黒豆、小豆、銀手亡豆

当店のオリジナル豆製品は無肥料栽培・天日自然乾燥の豆のみを使用しています。ふきのとうオリジナル商品とは?

陽光を浴びてぐんぐん伸びる大豆 「ふきのとう自然農園で無肥料栽培で育てた農産物を多くの人に食べてもらいたい」その一心でオリジナル商品の販売を始めました。原料は、もちろんふきのとう自然農園で無肥料栽培・天日自然乾燥されたもののみを使用しています。

 

また、原料だけではなくそれぞれ製造過程にもこだわっています。

 各商品の製造元の社長さんには、「最高の原料で最高の物を作りたい」という信念に賛同いただき、採算度外視で機械を止めラインを掃除してもらってから少量ロットでの製造をお願いしています。

ぜひ、店主と社長さんたちが、子供を育てるように愛情を込めて造り上げたこだわりの品々をお試し下さい。

http://fukinoto.com/muhiryou.html

 

21:54 2014/12/05


 

 

 

有機農法の、その先の世界へ・・・無肥料栽培・・

無肥料栽培とは、化学肥料・農薬はもちろんのこと、有機肥料(堆肥、米ぬか、油粕、魚粕、腐葉土等を含む)を一切使用せず、土壌と作物そのものがもつ本来の偉力を発揮させることで作物を栽培する農法のことです。これからの農業がゆく、道しるべがあります。

Sustainable agriculture and safety agricultural products

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【ご注意】 この栽培方法は、もちろん無農薬です。放任農法ではありません。

※除草も、管理も十分に行います。 不耕起ではありません。耕します。簡単に紹介|モット詳しく|研究機関による報告|生産者紹介 ・・・誤解のないように・・・ ~ よくある質問 ~ 

 

下記の内容では不十分なとき、お問い合わせ欄よりご質問くださいお問い合わせ(注意)はじめて実施しようとする方へ・・・

はじめからすぐにできると思わないで下さい。

ここで紹介する内容は事実ですが、それに至るまでには、農家としての沢山の経験と実践の積み重ねがあります。良いことだからといって、すぐに誰でも成果があがるというわけではありませんので・・・

できないときは、その意味をじっくり理解し、感じてみることがはじまりです。

そのはじまりが何よりも大切です。

●誰にでもできる方法ですか?・・・・何よりも経験の積み重ねが必要。

 

始めはだれでも多くの失敗があります。実施農家の方は、長年の試行錯誤の上に実施されております。すぐに期待どおりの良い結果がでるとは思えません。

多くの先人たち農家が築いてきた栽培の背景にはそのような多くの困難、失敗から得られる深く熟練した技と、作物に寄せる心の豊かさがあります。その心は大自然と調和します。土作り、土壌改良の方法を知ることよりも大切なのは、その心、それは農家がより深く自然と密接に関わることで得られる自然恵(自然から得られる智恵)。

大自然を愛し、農産物を食する人たちの心身の健康を願う心・・・その心の応用こそが本当の環境改良、土壌改良につながります。よって、この栽培では、方法を示すことは困難です。この栽培は、自然に任せた農法ではなく、大切にすべきは、自然の力を引き出した栽培です。

●どこでもできる方法ですか?・・・どこでもできません。

土壌に適性があるので、できない作物も、作物によっては、できにくい土地もあります。しかし、基本的には土壌が良くなれば、どんな作物でも素晴らしいものが収穫されます。

④ほとんど手入れを必要としませんか?・・手入れは一般栽培以上に必要です。

放任ではなかなかできません。作物にもよりますが、十分なお世話が必要です。不耕起でも、草生栽培でもありません。

●資材や機械を必要としませんか?・・・機械、資材が必要不可欠です。

無肥料栽培 自然農法には大型機械も必要

家庭菜園、小規模ならいいのですが、ある程度、農家として経営レベルで行う場合、効率化のために機械や資材は一般栽培並に必要になる場合もあります。

●農業は初心者ですが、まずはじめに何をしますか?

どのような農法でも栽培の基本は同じ どのように種をまきをし、管理お世話し、収穫していくか、その基本を正しく学んでください。その基本ができなければ、どのような農法であっても失敗します。

特に、種まきの時期などは、地域によって適したときがあります。近くの長年野菜作りをしている方から学ぶことが何よりも大切です。

●耕し方、雑草(除草)について、

一般的な農業と同じです。種まきの前には、耕し、作物にあった畝をつくります。

除草剤は使いませんから、当然のこととして雑草が生えてきます。無肥料栽培をつづけていくうちに、次第に雑草の数は激減し、抜きやすく、作物に害を及ぼさないようになってきますが、特に作物の生育初期のうちは、丁寧な除草が必要になってきます。

作物残渣や雑草等は、土中にすきこむことなく、表層にマルチするか、除去(畑の片隅に積んでおく)してください。

方法としては、手取り、中耕などですが、くわしくは、農業技術の分野で、内容が長文になるため、一般的な書籍や農家さんの技術を参考になさってください。

●土づくり、土を良くする方法は?

1.まずは、残留肥料を抜いてゆくこと・・・作物の吸収力、自然流亡による

2.土壌中の極端な未分解有機物を早く分解してゆくこと・・・・耕すことが土中深くへの酸素供給になることから、分解が促進されることがあります。

3.その土地・土壌にあった作物を作付けすること

基本的に植物(作物)の根が土壌を良くしてゆくと考えてください。

4.技術・方法論よりも大切なこと・・・・それは?

・・・・それが、最も大切で、最大なる土作りになります。・・・サイト内を通覧すると、そのヒントは見つかると思いますので、ここでは省略します。

5.腐葉土について・・・・使用しません

自然栽培、無肥料栽培、自然農法によるニンジン腐葉土については、積極的には使用しません。この栽培を実施するにあたっての状況というのは、経営規模の農家規模であるため、その実施面積は日本でいえば3ヘクタール以上、諸外国で言えば数百ヘクタールレベルでの実施といえます。

 

そういった中で実際に腐葉土を使用しようと思えば、かなり膨大な量が必要となります。当然としてある程度熟成した腐葉土ですから、もとの落ち葉(有機物)の量は膨大です。その必要量の有機物を収集するのには現在の自然環境では限界があります。

環境規模での限界は、実施者数の限界でもあります。有機栽培でいえば、もしこの地球上の農業が全て有機農業になったとしたら、有機物資源が枯渇してしまうため、農家レベルでの普及には限界があります。そういったことから、これからの農業が無農薬かつ大地を傷めないような方法を模索したときにでてくるのが無肥料栽培です。

もし腐葉土ということで使用するならば、自家農園内での作物残渣による腐葉土になると思います。実際にその量はかなり少なくなることが分かると思います。限られた量であるため、圃場への使用は量が足りませんので、例えば大地とは離れた状態の時期の育苗土への混合などになります。

●種について・・・一般購入種子・固定種・自家採種 ??? 基本は、土壌と栽培者に大きく依存されていますので、あくまでも種子の質はその次の課題としましょう。「固定種でないといけない」「自家採種でなければならない」ということはありません。それぞれのメリット、デメリットを正しく把握した上で種子選びをしましょう。

 

種子の種類による利点と欠点 1.一般購入種子

利点・・・形質・味ともに安定(メーカーの品質の高さ)しており、入手も容易。ある程度の耐病性を持ち合わせているので、栽培しやすいものが多い。F1種子によって、雑種強勢がはたらき、旺盛に生育しやすい。

欠点・・・肥料に過剰依存しているものが多い傾向にあるため、無施肥条件では生育が劣ることがみられる(言い換えれば、無理な生育を施肥や農薬で補わなければならない傾向がある)。F1種子がほとんどであるため、自家採種による育種は困難。

2.固定種・伝統品種

利点・・・地域の伝統や気候風土に根付いたものが多い。自家採種が容易。

昔ながらの味がする ◦欠点・・・形質が近年の市場嗜好にあわないものが多い。形質が不均一。生育が不均一。栽培が難しいことがある。味がわるい品種もある。

3.自家採種について・・・

本来、育種は正しい知識と技術がなくてはなりません。誤った技術によれば、種子の品質は極端に不安定で劣ったものになる可能性が高いのが実情です。育種技術方法については、省略します。古典的かつ基本的な育種方法によれば、新たな品種の育成までには8年ほどの年月がかかるというのが常識です。

無農薬栽培を経営農家として実施する場合、どのような販売方法で行うか、お客さんはどのような目的で購入されるのかということが第一の前提になると思います。

固定種や在来種はとても変わった形や色、そして調理の仕方が分かりにくいなどといった難点があります。もし販売において一般のお店などへの流通を考えているのであれば、そのような野菜は一般の消費者になじみがないため、お店としては取り扱いがかなり難しいことになると思います。

また、消費者直売においても、みたこともないような野菜よりも一般的な野菜のほうがお客さんが好まれることが多く、購入もしやすいことがあります。一般購入種子が最初のうちは適切だと思います。

栽培においては、ある意味、一般種子で実施できないようなことでは、固定種でも実施できません。固定種のほうが栽培は難しいものです。

●無肥料栽培にも、いろいろな名称がありますが・・・

このサイトでいう 無肥料栽培とは・・・

原則として、無肥料・無農薬・無堆肥栽培・・・

下記の農法・栽培を統括して総称しています。下記の農法はそれぞれ独立した機関をもっています。それぞれの農法によって多少、方法や考え方が異なっている場合(似て非なることが多い)があります。 •無施肥無農薬栽培 ・ 無肥料無農薬栽培

•自然栽培・・・「自然農法」ともいわれますが、近年の自然農法は、有機肥料や堆肥を多く使うようです。そのような方法とは異なります。         また、無除草・不耕起の「自然農」とも異なります。

•スリーエフ農法・・・藤野順弘氏が提唱する栽培法。

Q 連作と自家採種をして、肥毒を抜けば無肥栽培はできるようになるのですか?

誤解が多くあるようですが、基本的には連作をすれば連作障害が多発します。よほど良い状態の土にならなければ連作でよい作物はできてきません。また、肥毒については、自然の状態で露地畑で4年から6年ほどで肥毒は自然に抜けていく(降雨や地下水などで)ので、極端に抜く方法に難儀する必要はないと思います。

 

ましてや家庭菜園の場合では、色々な野菜を栽培して、楽しむことが第一ですから、あまり難しいことは考えず、色々な野菜の栽培にチャレンジしていくうちに、次第に土がよくなっていくことを見たほうがよいように思います。

 

土は、連作のように特定の野菜を作るよりも、ある程度多種多様な作物があったほうが、作物どおしがお互いのバランスを取り合う作用があるので、そのほうが総合的に良い作物と土壌になるようです。年々、土壌も変化成長していますので、単純に連作を繰り返しては土壌の成長の意志に反するように思います(例えば小学生の学習内容を中学や高校になっても繰り返して続けているようなもの・・・成長に見合った学習内容が必要←土壌の状態にあわせた作物を臨機応変に取り入れることが必要)。

 

「固定種で自家採種さえすれば良いのでは」、というのも誤解です。固定種は品種改良の歴史のなかで優良なものもあるのですが、そうでないものも当然多くあります。近年の市販の改良種は耐病性や増収性を十分に考えられた種子であるため、とても栽培しやすいのが特徴です。逆に数十年前以前からの固定種は良くも悪くも品種特性として病気にも弱く、形質が劣っていることが多く、野菜栽培に相当熟練していないと失敗しやすいことをあらかじめ知っておいたほうがよいと思います。

Q 雑草対策、虫対策について、

無農薬無肥料で、虫知らずの葉物野菜

お返事・・・田畑において、雑草はそこの土壌の状態をよく表しています。肥沃度に応じて雑草の種類が違うのも確かです。また、雑草は土壌中の過剰成分を調整する役割があるようです。残留肥料が多いほど雑草も旺盛になります。また、緑肥や有機物の過剰施用も土壌成分のアンバランスを引き起こしやすくなるため、雑草の繁茂を促進します。

  無肥料栽培を継続していくと、厄介になるような雑草が少なくなってきます。作物は育ち、雑草は作物を害さなくなります(無除草を進めているのではありません)。最も良い雑草対策は、無肥料栽培を続ける事で分かってくるのではないでしょうか。継続して約3年以上ではっきり違いが出てきます。

虫対策・・・虫は主に作物に吸収された窒素成分の過剰による場合が多いようです(それが虫のエサになるため)。無肥料栽培を継続することで虫害は激減することがはっきりしてきます。また、農家によっては害虫が作物を害せず、作物の周りの雑草を食べてくれるから、益虫だといって歓迎される場合もあるようです。

また、虫の発生の状況によっては特別な意味をもつことがあり、農家に色々な形でメッセージを伝えてくれる場合があるようです。そのとき大切なのは、その虫が発生した意味を正しく受けとめ判断できるかどうかによります。

発生した虫に対して対策を講じるよりも、発生しないような土づくりと、発生しても害にならないような(逆に益虫になるような)ことが必要なのではないでしょうか。虫や雑草は、害だとみれば敵になり、その存在を認めて尊重すれば味方(有益)となります。

Q きれいな小松菜ですが、生育不良や虫に遣られ易いです。

どんな作物でも、自然本来の季節にかなった栽培時期があります。その自然のリズムに外れると、どうしても虫や病気が多発します。虫たちがそのことを教えてくれているのではないでしょうか。虫を敵とみるのではなく、自然の声とみることで、ものごとの見え方がかわってくることでしょう。

土の許容度の限界ではなく、正直な土の反応です。どんなに土がよくなっても、自然のリズムに反した栽培は無理を生じます。

どうしても近年の農業や種の説明では、営利目的を主体として、農薬を使用することを前提としているため、その作物にとっての季節感や作物の本来の性質を軽視しがちなのが現状でしょう。その土地、土壌、候風土にあった本来の作付け体系を、自らの観察と経験によって、培っていただくことがとても大切になってくると思います。

そのことを前提として、農業資材としては、この栽培では肥料農薬堆肥等は一切使用しませんので、基本的にハウスか、トンネルか、露地か、そのような、環境を少し調整できるような方法が栽培の工夫になります。

写真のこまつなについて、まず、私の地域の栽培環境は高冷地で、標高650mの雪国です。3月下旬に播種しますが、3月にも残雪が残るため、どうしてもハウス栽培になります。また、強い霜もあるため、4月初旬はトンネルも用います。

その後、5月下旬から6月中旬の収穫ですが、とてもよいものが収穫できます。

それ以降の時期は、葉物野菜にとっては暑過ぎるので原則として栽培せずに、ほかの夏野菜の植え付けを行います。そのあと、秋の8月下旬には一斉にいろいろな葉物野菜をまきますが、このときには、どれをとっても質のよいものが収穫できます。(本来、春はトウ立ちする季節なので不適です)露地でもよいでしょうが、私の場合販売品のため、雨で葉に泥がついてしまうのを防ぐために、なるべく雨よけ栽培を心掛けていますが、家庭用であれば、露地でも十分によいものができるのではないでしょうか。

Q PH調整はどのようにしますか?

もちろん、無肥料栽培では石灰などの資材は使用しませんし、PH調整のための対策などは行いません

科学的に言えば、PHが酸性になる理由のひとつに施肥による場合があります。したがって無肥料栽培を継続していくうちに次第に中性に近くなる傾向がをみることができます。また、日本の土壌はもともと弱酸性の土壌なので、極端なアルカリに傾くということは自然本来の姿として起こりにくいことですが、一般的に言われているようなアルカリ性を好む野菜であるほうれん草などでも酸性の強い無肥料栽培の土壌で旺盛に育っているということを確認することが出来ています。

この点では今の土壌学では説明がつかないかもしれませんが・・・。例えば酸性土壌には雑草のなかでもスギナが旺盛に繁茂します。スギナは成分的にカルシウムを沢山含有しているそうです。そしてスギナがその場所で枯れて土にもどることで、土壌は酸性からどんどん中和されていきます。スギナのもつカルシウムは自然の石灰のようなものです。

人が施用する肥料や土壌改良剤等は過不足がおこり、その結果、アンバランスが生じて結果的に病虫害に悩まされますが、スギナのように自然界の働きによって得られた中和作用であれば過不足はおきず、土壌にとってとても好都合といえるでしょう。

短期的に収穫量を得たいのであれば施肥栽培が良いのですが、長期的に土壌のことを考えて栽培を望むのであれば、より自然の土壌調整能力や回復力にゆだねることのほうが賢明ではないでしょうか。無肥料栽培というのはその流れにあります。植物は芽吹いたその場所から離れられないから、自らが育つ環境や土壌を最適に整えようとします。

Q マルチについて

必要に応じて使用するのはいいのではないでしょうか。

残渣について、できるだけ生の有機物は土に入れないほうがいいです。(土壌中で極端な腐敗などでガスが発生し、次作で根傷みをおこす)ただし、作業上の都合ですきこむ場合はやむをえないですが、その残渣が十分に分解されるまで期間を十分にあけてから次作にそなえる

有機マルチについて

植物質(草や落ち葉)などでのマルチは良いと思います。ただし、厚過ぎると地温の低下がおこります。自然の森をみても、予想とは反してマルチのようになった有機物層はとてもすくないのが分かります。

生物分解性マルチということで、自然に分解されるものが市販でありますが、これには化学性繊維が使用されていることや、製造上有害な物質が多く含有されていますので土壌へ入る事になるのでやめたほうがいいと思います。

Q 深耕して畑の耕盤層を砕き、根張りをよくしなければ無肥料栽培はできないのですか?もともと水田のところを畑にした場合、土も浅く、難しいのですが・・・

水田の田畑転換は日本の農業の基本で、とても優れた栽培体系です。多くの方にとって誤解が多いのは、無肥料栽培のなかで、耕盤をこわすことが第一だということで取り組むことで、失敗があります。

 

水田のメリットは、土壌の肥毒が比較的早く抜けやすい事と、土壌が力をつけやすくなることです。また、極端な病害に汚染された土壌においても田畑転換することによって劇的に土壌が良く改善されます。

 

ひとつ肥毒という観点からいえば自然放置の場合でも露地で5年、ハウスで7年、水田で3年程度で土壌は変わってきます。土壌に対して深耕のような無理な荒療治はさけるべきだというのは私の意見です。人間でも大手術をすればかなりのダメージがあります(たとえば癌細胞を切開して除去したとしても本来の治癒にはなっていません。身体へのダメージのほうが大きくなります。それよりも本来の自然治癒力をたかめて癌細胞が広がらないような総合医療的な療法に注目することのほうが大切だと思います)。

 

 日本各地の農耕地は様々な条件があります。表土が極端に少ないところ、水はけが悪いところ、砂地、粘土、赤土、などなど、そのような条件のなかで野菜が育つようにいかに良いお手伝いができるかが農業の醍醐味です。表土がすくなく、根張りがすくないところでは高畝にするのが手早い対策でしょうし、水はけが悪いところでは、高畝もしくは水を好む作物を選んで栽培することも良い方法でしょう。無肥料栽培が不耕起栽培や無除草ではないのはそのためです。劣った条件のなかで人が田畑に対してできることを色々工夫するなかで、作物がよりよく活きるようにする工夫が技術です。

・・・内容を総括した、すぐに読める参考文・・

 

1.今、話題の無肥料栽培とは? 「現代農業」(農文協)2005年9月発行・土壌肥料特集より

 

2.肥料の貢献と、その未来 「化学と工業」誌、日本化学会 発行、Vol.58-6 june 2005 CHEMISTRY & CHEMICAL INDUSTRY 「特集・・・食糧と化学を考える」掲載記事・666-667

3.「これからの農業は」 人の心と身体をつくる。

  平成15年からの園芸新聞掲載記事より 

http://www.h3.dion.ne.jp/~muhi/kuwasiku-2-kyuba.htm

5:30 2014/12/06

 

 

有機農法の、その先の世界へ・・・無肥料栽培・・無肥料栽培とは、化学肥料・農薬はもちろんのこと、有機肥料(堆肥、米ぬか、油粕、魚粕、腐葉土等を含む)を一切使用せず、土壌と作物そのものがもつ本来の偉力を発揮させることで作物を栽培する農法のことです。これからの農業がゆく、道しるべがあります。

サイトポリシー・免責事項   お問い合わせ 【ご注意】 この栽培方法は、もちろん無農薬です。放任農法ではありません。

※除草も、管理も十分に行います。 不耕起ではありません。耕します。

簡単に紹介|モット詳しく|研究機関による報告|生産者紹介

農家  伊藤 秀幸さん      (北海道、通称:哲人ヒデさん)   

(以下、写真や文は『総合自然食品店ふきのとう』店主の佐藤健一さんのHP

から許可を得て引用させていただきました。)

http://www.h3.dion.ne.jp/~muhi/nouka-1itou.htm

22:12 2014/12/05

 

有機農法の、その先の世界へ・・・無肥料栽培

無肥料栽培とは、化学肥料・農薬はもちろんのこと、有機肥料(堆肥、米ぬか、油粕、魚粕、腐葉土等を含む)を一切使用せず、土壌と作物そのものがもつ本来の偉力を発揮させることで作物を栽培する農法のことです。これからの農業がゆく、道しるべがあります。

Sustainable agriculture and safety agricultural products

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【ご注意】この栽培方法は、もちろん無農薬です。放任農法ではありません。

※除草も、管理も十分に行います。 不耕起ではありません。耕します。

簡単に紹介|モット詳しく|研究機関による報告|生産者紹介 | よくある質問

これからの農業は・・・儲ける農業から、喜ばれる農業へ

まず農家に自覚していただきたいことは、「今の世の中を変えるのは農業である」ということです。

本来の農業は、それだけの力を持っています。まずは「嬉しい、楽しい、有難い」という生き方になっていただきたい。これは全然難しいことではありません。あることに気づくだけでよいのです。

農業の生産物のほとんどが水でできていることを思い出してください。例えば、きゅうりでは98%、トマトは95%、葉菜類に至っては99%ば水分といわれています。ですから、ある先生は「農業は水商売である」と表現されたくらいです。

ここで大事なのは、「水は記憶する」ということです(テレビ等で紹介されたことを覚えている方も多いと思います)。

ですから、この生き方をしている農家さんの生産物を食すると、人の体も60~70%が水分で構成されているので、口に入れた瞬間に同調し、食べた人も「嬉しい、楽しい、有難い」生き方になっていくのです。まさに人の心にまで働きかけてくるということです。

そして、身体によい作り方でできた作物は、人の身体を健康にして、上薬たる食べ物を証明します。これからは人によいもの、地球によいもの、どうしても必要なもの以外は淘汰されていく時代です。食べ物は人の心に働くものですから、生産者の方たちの心のレベルの高さも要求されます。

農業は最高の職業となります。(平成15年9月  藤野順弘)

(追記)消費者からいただいた言葉を紹介します。 「少し食べたら心に効いて、続けて食べたら身体に効きました。

(本サイト内の文を無断で引用、転用することを禁じます)

URL  http://www.h3.dion.ne.jp/~muhi/

 

はじまりは・・・~病虫害に悩んだ有機農法~自然の姿に学び、人として、いかに自然と調和をもちながら農業ができるのか・・・・人と自然(地球)との関わりのなかで、 人の 心 と 行動が、 今、問われているのではないでしょうか。

・・・このサイトは何を願い、何を目指しているのか・・・・

それは、自然のなりゆきのままに・・・(サイト管理人 与嶋靖智)このサイトでは、無肥料栽培は十分に生産可能で、より安全で、美味しく、そして収穫量もあり、安定した農業ができるということを示しています。私は百姓です。私なりに自然の姿を感じ、自然の声に耳を傾けながら、日々畑に立ち、気づいたことをまとめてみました。

今の農業に危惧すること

大きく世界の農業を見たときにおいて、 特に日本の耕地では、突出した施肥量と農薬使用量があることと、それに付随して起きている様々な環境汚染(有機栽培による環境汚染も深刻)や食する人々の人体の病の多さを、大変に危惧しています。

人の心の荒廃も、食物が原因になっているのは否めないでしょう。

有機農業は自然界において、完全ではない

施肥を完全に否定するものではありません。

そして有機農業をすべて否定するものでもありません。ただし、注意しなければならないのは、有機肥料には化学成分とは違う特徴があり、有機物は、その扱い方、土と調和をさせる方法が非常に複雑で、それをしっかり把握していかないと、逆の害も多くなることを認識することが大切だと思います。多くの有機農業が陥っている障害は、施肥成分の過剰蓄積によることが多いようです。いわゆる本来の自然界がもつバランスからみれば超過している状況だといえるでしょう。

有機農業を脱し、無肥料栽培へ

私自身が、かつて有機農法を実施し、野菜たちの病虫害などで悩む中、分かったことは、ただ単に有機栽培にすれば全て良いという答えはないということでした。そしてまた、ただ単純に無肥料にすれば全てよくなるというものではなく、施肥を必要としなくなるような土壌の状態を目指すことは必要でしょう。

また、肥料・農薬・堆肥などを一切施用しない栽培を実施するにつれ、

今まで施肥という人為的な力によってみえなくなっていた、自然本来の力(地球と土そのものがもつ内なる力=エネルギー)の必要性と存在の価値に気づくことことになります。

自然界と通じる農業者の「心」があれば・・・今、大切なことは、農業者の「心の改革」なのではないでしょうか。心は、行動をのかたちとなり、物事の流れに変化をもたらします。崩壊されゆく自然界のなかで生きてゆく私たちは、その「心」のあり方が問われています。

そして、段階的に これからの課題は、日本の圧倒的多数の汚染された土壌や、世界各国にある極端に痩せた荒野において、いかに迅速に農業生産を永続的に行えるように、その土地が復帰するか、そのシナリオの確立が図られなくてはなりませんが、自然界が本来の力をもち、再生されゆくうえにおいて必要不可欠なのは、私たち自身が、自然界の摂理に叶った精神性を持ち合わせなくてはならないことを知るでしょう。それに伴い、自然界(地球)と、人の心の共鳴共振するところに生れる力があるとすれば、それがこれからの世界にどれほどのはたらきをもって響きわたるか、楽しみなことでもあります。

 

ここにはじめて、人が この自然界のなかで生きてゆくうえでの、人としての価値を感じられるのかもしれません。それは農業からはじまるでしょう。

今、地球規模での環境汚染、異常気象などが深刻な問題となるなか、今後、これら一切の問題が解決されゆく未来があると確信するならば、その解決への原動力を担っているのもまた、農業であり、そこに携わる人の精神性にゆだねられていくことを知るでしょう。

 ~ 農業は・・・その土地を活かすのも、殺すのも、人にゆだねられている ~

 

 

「論より証拠」にみる、実証がある肥料なくとも、しっかり成長するトウモロコシしかしながら、現実のところ無肥料栽培を過大評価できるものではないことも多々あります。

この農法の実施においては様々な困難や栽培上のトラブルがつきものです。それは、今までに私たち人間が農業のなかであまりにも膨大に及ぶ施肥、過剰な有機物、そして農薬などを多投入してきたことによる土壌の劣化が深刻なことによる自然回帰への時間が長いということも、すべての農地で良成績がすぐに上がらない原因でもありましょう。

 

そのようななかでも先人の実施年数も長い農家さんたちの農場においては相当の成果をあげている事実を見ることが出来ます。常識的に考えれば無肥料で3年も栽培すれば残留肥料も底をつき、その後は何も出来なくなるのではないかと心配されますが、不思議なことに、その後の減収は見られないばかりか10年、20年以上と、極めて長期において安定的に収量を得られているという事実があります。私たちは、その事実を否定することはできず、直視して探求することに十分価値があることは確かです。

 

あまりにも多様性に富む土壌の世界を科学的に追求するということでは、ここで紹介するあらゆる事柄があまりにも簡略化しすぎて不十分に感じられるかもしれません。

その点については、今後私自身がもっと自然科学の世界を熟知していかなければならないという課題は大きく残ります。

 

しかしながら、 このサイトを通じて、より多くの方が無肥料栽培を知り、実際に取り組み始めることや、学術的な探求がはじまるようなことがあれば、私としてはこの上ない喜びでしょう。

これからの指針となればこそ・・・私にとって無肥料栽培は、今まで農業で抱いてきた疑問や悩みを超えられる大きなヒントを与えているように思えました。そしてきっと、これは全ての農業者、家庭菜園をされている方、消費者へ提言できるこれからの食と農の指針です。

 

それ以上に隔たりない立場で、私たち人間が共通に気付いていかなければならない自然本来の姿がそこにあるのではないでしょうか。それは、私たち人間皆が共通してもつ生活スタイルや思想性、そして新しい医療・医学の体系などを革新し、それに伴って社会システムやあらゆる産業技術や構造までもを新しくつちかうことができるような、大切な新しい世界づくりへの入り口にしか過ぎないことに気付いていただければ幸いです。

 

 

このサイトは、特定の主義や主張をするものではありません。「自然界は何を望んでいるのか」「そして、これから自然界と私たちは、何に向かおうとしているのか」ということについて、あくまでも自然界を通じて気づいてきたことを実行する一過程から生まれてきたことであり、ひとことで言えば、それは「自然のなりゆき」ということなのかもしれません。

【注】このサイトは、管理人・個人(与嶋靖智)が作成管理するもので、特定の会社や団体、組織などの所属や管轄のもとにおいて作成されているものでは一切ありません。

このサイトの作成管理において、様々な個人・団体様から協力を得ていることはありますが、サイト管理に当たっては、全くの独立体制であり、非営利で運営されております。

また、特定商品・農産物の販売、販売仲介、紹介等は一切行いません。

従いまして、当サイトがもとになって、特定のグループ・組織・団体・会社等を形成していることも一切ありません。

サイトポリシー・免責事項   お問い合わせ   よくある質問

・・・内容を総括した、すぐに読める参考文・・

1.今、話題の無肥料栽培とは? 「現代農業」(農文協)2005年9月発行・

土壌肥料特集より

2.肥料の貢献と、その未来   「化学と工業」誌、日本化学会 発行、Vol.58-6 june 2005 CHEMISTRY & CHEMICAL INDUSTRY 

 「特集・・・食糧と化学を考える」掲載記事・666-667

3.「これからの農業は・・・・」 人の心と身体をつくる農業へ平成15年からの園芸新聞掲載記事より

(本サイト内の文を無断で引用、転用することを禁じます)

URL  http://www.h3.dion.ne.jp/~muhi/

22:12 2014/12/05


 


第935号(2014年10月6日号)増田俊男

時代の終わりに

 

日本は2006年を経済成長のピークに、以後下降線をたどりながら、2008年アメリカのサブプライム・ローン焦げ付きを発端とした世界的Credit Crunch(信用喪失)による不況を経験し、デフレが深刻化していった。日本が先進国の中でデフレ突入一番乗りになったのは2007年から「よく働きよく使う団塊の世代」(ベビーブーマー)が引退し始めたからである。デフレの長期化は商品・サービスの需給が均衡又は供給過剰の状態が続くためであり、金融緩和や低金利政策等の金融政策で対応出来る問題ではない。デフレの根源は経済低成長が慢性化する経済構造にあり金融政策の仮需要(バブル)創造では解決できず、バブルは必ず崩壊する。アメリカではマネタリーベースが約$850 billionだった市場へ5年間で約$4 trillionの緩和資金を投入した結果、企業はこぞって低金利資金を借りて社債と自社株を買い戻し、さら同業他社を買収して時価総額を増やし続けた。企業は会計操作でバランス・シートを改善し続けた。CEOや役員たちは低金利資金を即効性のない研究開発や生産性向上のために使うことなく、自社の株価上昇に専念し、株価に応じて何億、何十億ドルのボーナスを懐にした。FRBは2013年5月に金融緩和の出口を模索しながら緩和縮小の方針を決めていた。緩和縮小、緩和終了、そして利上げの流れが決まれば、それまで新興国に流れていた資金がアメリカに一気に集中還流し、日本やアジア諸国に大きなインパクトを与えるので事前(4月)に日本に大型(GDP比でFRBの3倍)の緩和を要請していた。日本は政治・経済でアメリカの属国だから安倍首相は、マネタリーベース以上に緩和をする必要はないと主張し「日銀券ルール」を守っていた白川日銀総裁を世界銀行総裁でFRBの代理人のような黒田東彦氏に切り替えた。黒田日銀総裁は4月4日に「異次元金融緩」などと派手な名前の超大金融緩和(マネタリーベースの2倍)を発表、5月から日本とアジアからアメリカに流れる資金の穴埋めをしたのである。

 

 

 欧州は2010年の財政、信用危機以来デフレが続き回復の見通しはない。

ECB(欧州中央銀行)は6月から政策金利を下げ続け9月にはついに0.05%に下げ、ECBの預金にマイナス金利と言う罰金を課すまでして銀行に企業融資を強制している。10月3日ドラギ欧州中央銀行総裁はユーロ加盟国の国債とABS(資産担保証券)を買い上げる時期を明示することが出来ず、欧州経済のデフレ払拭の可能性は無くなった。英国、ドイツ、フランス、イタリアや南欧諸国はそれぞれ経済成長も財務状態も全く異なるのでECBのリスク債権買入額や時期について一致しない。EU(欧州連合)は加盟国の財政は統括していないのでECBの金融政策が今日のように行き詰まると不況対策は出来なくなる。欧州経済は絶望と見るべきだろう。

 

中国政府は外需依存から内需依存に経済構造を切り替える基本政策を遂行しているが、「笛吹けど踊らず」である。50%を占める国営企業はもちろんのこと、民間企業も技術開発、イノベーション、需要創造(マーケッティング)等構造改革より安易な輸出への依存を続ける。年平均15%の賃金上昇で中国の競争力は下がり続け、外資の脱中国が加速しているので総輸出額は下がり続けている。

 中国の鉄鋼の生産量は半期で40%も落ちているし、住宅価格も軒並みに低下、地方によっては30%も下落している。人民銀行は再び不動産投資資金の緩和策を採り始めたが即効性はなく、中国経済の成長の鈍化は今後も続くことになる。

 

 

こうして見るとアメリカ経済だけが金融緩和なしで自律成長しているように見えるから緩和続行の日本と欧州からアメリカに資金が流れ、ドル高が続く。

しかしQE3の終了と共にバランス・シート上の企業利益と株高の好循環に終止符が打たれる。既にNY市場では高利回りのジャンク・ボンドが売られ金利上昇と株価下落の兆しが見えてきた。世界が頼るアメリカの落日で5年間の浮かれた時代が終わろうとしている。

 17:20 2014/10/07

 

第934号(2014年10月2日号)

 

 

 

増田俊男

FRBのNYダウ暴落戦略

 

現在発売中の「小冊子」(Vol.60)で、「何故FRBはNYダウ暴落を仕掛けるのか」について二つの理由を述べている。

 私は、NYダウ暴落は10月末あたりと述べてきたが、今米中間選挙(11月4日)の前にするか後にするかについて10月15日(NY時間)に「ある会合」で検討することになった。

 

今回の中間選挙で米下院全議席435改選、上院改選議席36(定数100)が争われるが、下院は現在共和党が過半数を制しているが改選でさらに議席を増やし、上院は改選後現在の議席48を最低でも52に伸ばすことが確実になっている。

共和党はオバマ大統領の財政、金融政策にことごとく反対してきた。無法図な金融緩和と福祉、国民皆保険(ObamaCare)優先、軍事予算削減の財政支出政策に猛反対であった。

 中間選挙の結果共和党が両院で過半数を獲得すると当然のことながらアメリカの財政、金融政策の方向が大きく変わる。私は共和党支援のシンクタンクと軍産複合体のロビイストに籍を置いているのでこれからワシントンD.C.とNYでさらに忙しくなる。

何時、どのような形でNY市場を暴落に導くかは今やアメリカの国益にとって最重要であると同時に(小冊子Vol.60で述べているように)アメリカ最大の「相手国」である中国の政治・経済に対する先制攻撃でもある。

本日の「ここ一番!」で読者にお約束した通り、NY暴落情報は現地から市場に先駆けて読者の皆様に発信することになっている。

 17:20 2014/10/07

 

 

 

差出人: 鎌倉市長 松尾崇 mag2 0000080327

<mailmag@mag2.com>

送信日時:       2014年8月23日土曜日 12:07

宛先:   takita@po.synapse.ne.jp

件名:   松尾たかしの『温故知新』第1493号

 

松尾たかしの『温故知新』No.1493■■■ごみ問題■■■

ごみ問題について。多くの方から『ごみ問題、どうなっているの?』と聞かれ、その都度、説明しておりますが、改めてこの3か月間のことを説明いたします。6月4日 6月議会にて、ごみ有料化に関する議案送付(地方自治法222条に基づき、条例案と補正予算案を同時提出)

6月23日 総務常任委員会にて、条例が可決されていないため審議できないと、補正予算案は審議されない。

6月27日 6月市議会定例会閉会。条例は可決され、補正予算案は閉会中継続審査となる。

7月10日 中村議長も同席する中、中沢総務常任委員長から補正予算議案の分離についての要請を受けるが、理由がないため、私がその場で断る。7月17日 地方自治法16条に基づき条例公布。合わせて私から中村議長に、補正予算の審議促進を要請

7月25日 中村議長から議案の分離について再度要請。議案を審議いただけるのなら協力しますということで了承した。

7月31日 臨時議会開会。ごみ以外の補正予算は可決。しかしごみ関連予算については審議されずに閉会。

8月8日 私から『来年1月15日有料化実施のためには、補正予算議決の期限は8月28日まで』と中村議長に通知。中沢総務常任委員長にもその旨を伝えて欲しいと要請。8月20日 総務常任委員会にて、中沢委員長から『地方自治法222条等について、国・県は個別具体的な事例の判断はできないとの見解なので、議案を取り扱うことは困難。議案について、議長に戻し議会としての判断を求めたい』

 

8月21日 中村議長から、総務常任委員会の状況報告を受ける。私からは、28日までの審議を再度要請。現在に至る。このような状況です。

8月20日の、「国・県は個別具体的な事例の判断はできないとの見解」ですが、決してそれだけが回答されているのではなく、

(1)

(確認内容)地方自治法第222条に規定する条例の交付日前に補正予算が可決されていない中で、地方自治法第16条に規定する条例の公布は、見送るべきだったのか否か。

(回答)地方自治法第16条のとおり。ただし、個別具体的な事例の判断はできない。(総務省及び県とも同じ)

(2)

(確認内容)地方自治法第222条に関して今の状態は条例が公布されており、補正予算が継続審査となっているが、これは適法な状態なのか否か。

(回答)地方自治法第222条に規定されているとおりであり、同条の規定は議案提出時までの規定である。昭和31年9月28日付通知(「予算上の措置が的確に講じられる見込み」とは、関係予算が議会に提出されたときをいう。)による。個別具体的な事例の判断はできない。(総務省及び県とも同じ)

(3)

(確認内容)手続きとして本来、条例と予算が一緒に提案され、予算が継続となった場合は、条例の委員長報告を一時保留し予算の目途が立った時点で採決すべきであり、今回は補正予算の目途がついてから条例を再度採決すべきなのか否か。また、総務常任委員会として地方自治法第222条の疑義がある中、予算審査を行うことはいいのか。

(回答)地方自治法第222条のとおり。個別具体的な事例の判断はできない。(総務省及び県とも同じ)

神奈川県:補正予算議案と条例の議案はあくまでも別の議案であり、採決も別に行われることから、賛否が分かれることもあり得る。補正予算の中には様々な条例以外の要素も含まれており、補正予算全体として判断がなされるので、条例議案と補正予算議案とで、議決が分かれることも想定され

る。(地方財務提要第1巻103-2ページ参照)という回答です。

何ら、『審査をしない理由』にはならないと、私は考えております。

(神奈川新聞)

鎌倉ごみ有料化問題 補正予算案は議長に判断委任

http://www.kanaloco.jp/article/76463/cms_id/97355

■■■第123回 大船駅クリーン大作戦■■■

日時 : 9月6日(土)朝7時集合(雨天中止)

場所 : 大船駅東口階段下へ集合

軍手・トング・ゴミ袋を持ってきてください。

(ない方はお貸ししますので、手ぶらでもOKです)

 

■■■それでは、また明日■■■

 

編集・発行・文責: 松尾 崇 http://www.matsuonet.com/

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著者への質問、疑問、応援、苦情などは matsuo@myad.jp まで

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平成26年8月24日


コメント

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