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2015年6月 4日 (木)

どいつえれるぎー

引用

 

メルケル首相への手紙 ~ドイツのエネルギー大転換を成功させよ! ~ 新書  – 2014/1/17

マティアス・ヴィレンバッハー (著),    滝川 薫 (翻訳),    村上 敦 (翻訳)   

5件のカスタマーレビュー

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

 

男二人の事務所から世界企業へ、南西ドイツ・プファルツ山地の農家の息子から一八〇〇人の社員を抱える企業の社長へ。しかし、マティアス・ヴィレンバッハーの本当の夢は違います。―それは、核の廃棄物と石炭の大気汚染がない世界。目指すは『一〇〇%再生可能エネルギーへの決断―しかも今すぐに』。そのためのレールを敷けるのはただ一人―アンゲラ・メルケル。ゆえにヴィレンバッハーは、首相に『不道徳な提案』を行います。首相が提案を飲むならば、巨額の売上を持つ自社を贈呈する、というディールです。ドイツが誇る再生可能エネルギー開発会社であるjuwi社。その設立者で所有者である著者を間近に知り、著者と共に大陸を超え、コスタリカの風車からエリトリアのソーラー設備まで、エネルギーヴェンデを巡る時の旅に出ましょう。著者ヴィレンバッハーが、政治家との多様な体験を語り、『マスタープラン』によって新しいエネルギーシステムの重要なポイントを分かり易く説明します。

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

 

ヴィレンバッハー,マティアス

南西ドイツの人口50人の農村に生まれ育ち、1996年に両親の農家にはじめての風車を建設。フレッド・ユングと共に地元でjuwi社を設立。1700人の従業員を抱え、世界中で再生可能エネルギー設備の開発に携わり、多大な売り上げを持つ同社を率いる。物理学位取得者。再生可能エネルギーによるエネルギー大転換の情熱的なパイオニアとしてドイツでは広く知られ、受賞多数

 

 滝川/薫

 環境ジャーナリスト、植栽設計士、スイス在住。1975年生まれ。東京外国語大学イタリア語学科・オーシュベルク造園学校修了。1999年よりスイスおよび欧州中部を拠点に環境・エネルギーをテーマとした執筆、視察案内、通訳・翻訳、講演活動を行う。MIT Energy Vision社共同代表。同社では、欧州中部から日本へ、エネルギーヴェンデのノウハウトランスファーを行う

 

村上/敦

ジャーナリスト、環境コンサルタント、ドイツ在住。1971年生まれ。執筆、講演などでドイツの環境政策、エネルギー政策、都市計画制度を日本に紹介する。「一般社団法人・クラブヴォーバン」代表、「日本エネルギーパス協会」アドヴァイザー、「日本エネルギー機関」顧問。MIT Energy Vision社共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 新書: 309ページ

出版社: いしずえ (2014/1/17)

言語: 日本語発売日: 2014/1/17

商品パッケージの寸法:  20.8 x 15 x 2.4 cm

目次

 

序言:私からの不道徳な提案

 第一章:エネルギーヴェンデが座礁する。どうする?

第二章:はじめての風車

 第三章:決断の瞬間

 第四章:エネルギーヴェンデの大黒柱は市民

 第五章:最良の発展国支援はソーラーパネル

第六章:これが100%ビジョン

第七章:自動車を発明し直す

第八章:システム間の戦い

第九章:未来への展望

 第十章:ザ・マスタープラン

後記:メルケル首相、世界中の社会に未来を与えてください!

エピローグ

献辞・謝意

エネルギーヴェンデへの意見

メルケル首相への手紙 ~ドイツのエネルギー大転換を成功させよ!, 2014/6/18 メルケル首相への手紙 ~ドイツのエネルギー大転換を成功させよ! ~ (新書)

 

本書では、ヴィレンバッハーがメルケル首相にアンモラル(?)な提案を行います。もし、これまでのように彼女が既存エネルギー大手の言いなりで既得権益確保のためにエネルギーシフトを阻害し続けるのではなく、適性な枠組みを政治として形作り、エネルギーシフトを推進するなら、彼の所有するJUWI社の全株式を提供するというディールです。

私はとくにドイツ・バンザイ主義ではありませんし、ドイツでもエネルギーシフトに対しては、当然、推進派と懐疑派がいることは承知しています。またエネルギーシフトに対する抵抗勢力も大きなものがあります。しかし、手工業組合、農業関係者、さらに市民の大多数は、エネルギーシフト推進側であることも現実として知っています。

現在未だに、秋の総選挙後の新政権の連立協議が終わっていませんが、秋までの第二次メルケル政権(CDU/CSU+FDP)のエネルギー政策では、明らかに大企業へ利益を還元し、市民により大きな負担を強い、同時にエネルギーシフトをなんとか押しとどめようとしていました。このへんのドイツの事情が、そのままに描かれている本書は、日本での議論に有益だと思い、本書の和訳・出版をしようと決断しました。

 

本書の内容はおおまかに分けて以下の3つになります。

 

1.ヴィレンバッハーは大学生のころ100万マルクをなんとか仲間と工面して最初の風車を建設します。そしてJUWI社の設立、その後の波瀾万丈の人生が続きます。彼の人生を通じて、再生可能エネルギーのパイオニアがどのように最先端で考え、動き、対応しているのか、そしてその先に何が見えるのか、それをヴィレンバッハーが語ります。

 

2.ドイツのエネルギーシフトを取り巻く過去の経緯と現在の状況の分析について。

 

3.ドイツがエネルギーシフトできたとしたら、どのような形となっているのか、そのビジョンの提示とマスタープランの提案。

 

上記のどの部分についても、経営者で現実主義者である彼の論調は、学者やジャーナリストの視点とは異なり、なかなかこれまでにない、再生可能エネルギー関連の著書だと思います。また、最先端の実践主義者の彼だからこそ提案する「洋上風力とスーパーグリッド、蓄電不要論」、同時に、既存の太陽光、陸上風力での設備稼働率を倍増させる計画などについては、日本のこれまでの議論にはない新鮮なものです。

 

訳書『メルケル首相への手紙~ドイツのエネルギー大転換を成功させよ!(マティアス・ヴィレンバッハー)』の本書から抜粋です

 

エネルギーヴェンデか、あるいはチコリーか。

私は昨年、私がすでに一五年も前に経験したことと、根本的にはあまり違いがないと感じた経験をしました。――特定の政治家とは、エネルギー事情の大きな変化について議論することは非常に困難だ、という経験です。

 

 二〇一三年の初頭、私は再生可能エネルギー分野の代表として、アンゲラ・メルケル首相のチリ訪問に同行しました。チリからドイツへの帰りのフライトの中で、メルケル首相は私たち経済界の代表六名にワインを一杯飲もうと誘いました。彼女はその会話の中で、アルゼンチンのキルチネル大統領について、キューバのラウル・カストロについて、あるいはボリビアのエボ・モラレス大統領について語りました。私たちはそのとき離陸してから二時間ほど経過したところで、あと一三時間ぐらいのフライト時間が残っていました。

時間は十分にあることから、私は首相とエネルギーヴェンデについて議論するために、このチャンスを利用することを思い立ちました。彼女はチリ訪問の前に、北ドイツでの風力発電推進に賛同する演説をしており、それについて私は彼女と議論したかったのです。

 私はメルケル首相に次のように話しはじめました。――「数分で構いませんから、エネルギーヴェンデについてお話する時間をくださいませんか? 私はいくつかの質問と、それからいくつかのアイデアも持っているものですから」。

 彼女は私を見て、単に次のように言い会話が終わりました。「それなら私に手紙を書いて下さい」。

私たちが自身の座席に戻った時に、私は少し混乱して、少なからず失望したと言わなかったら嘘になります。私の隣には『ズートツッカー社(南ドイツ製糖社)』の代表が座っていました。他の代表に対してと同じように、メルケル首相は彼にもチリで何をしているのか訪ねました。彼は、自社がチリでチコリーの栽培をしていて、そこから果糖を生産していると答えていました。

突然、メルケル首相は立ち上がって私のほうにやってきました。私の目の前で彼女は立ち止まったのです。私は、彼女はやはり思い直しをしてくれて、私とエネルギーヴェンデについて話したくなったのだ、素晴らしいなあと思いました。しかし彼女は私に覆いかぶさるようにしてズートツッカー社の彼に、チコリーを近々料理したいと思っているんだけど、それについて何か良いレシピはないかと尋ねました。

私はそのとき、「オッケー、彼女には別の優先順位があるんだ」と思いました。首相は私に覆いかぶさるようにしてチコリーのレシピについて議論を続けていましたが、――私の頭の中では、彼女の私に言った一言、『それなら私に手紙を書いてください』が回り続けていました。

そして、その瞬間、私は決心をしました。「うん、それなら手紙を書こうと」。しかし、私はそれを本にして書いています。

私は、首相専用機の中でのこのエピソードを公に書くことが、良いことなのか、それとも悪いことなのか、よく分かりません。もしかしたら、二度と私は彼女の招待を受けることはないのかもしれません。もしかしたら、私の企業に何か悪い影響が与えられるのかもしれません。しかし私にとっては、(注:この本を書きはじめた)きっかけとなった、私の経験を伝えることが重要なのです。

 なぜなら、エネルギーヴェンデは絶対に失敗させてはならないから。

それも政治家によって、とりわけいくつかの巨大企業の石油に関連した利益への関心によって、失敗させられることは許されません。私たちは本当の岐路に立たされています。私たちは、環境を危機にさらし、価格高騰という道を歩むこともできます。あるいは私たちは、安全で、他者に依存しない、持続可能で、支払い可能な道を歩むこともできるのです。

エネルギーの生産は、公に開かれた事柄になるべきですし、それは数少ない私企業によって独占されるべきではありません。緑の党の政治家の中でさえ、私たちはその両方を必要としているのだ、と述べる人もいます。――大企業と市民の両方を。もちろん調和を考えてのことでしょうが、現実的ではありません。将来的には、石炭・褐炭の大企業による古いシステムと新しい市民によるシステムが共存することはありえないのです。そのどちらかを選ぶしか、将来はありません。

 私たちは市民参画と民主主義による新しい時代を必要としています。

 私たちは市民によるエネルギーヴェンデを必要としています。

 それも今すぐに。

 

注:エネルギーヴェンデとは、技術的には化石・原子力燃料への依存を廃止し、再生可能エネルギーによる社会に転換することだが(≒エネ ルギーシフト)、経済的にも分散型の投資によって、また社会的にも市民参加型で、といった広義の意味合いがある。まさに社会のヴェンデ(Wende:革命 的大転換、維新)であり、単なる電源がシフトするだけの脱原発とは異なる。

 

風力とソーラーによる国民経済的にベストなエネルギー供給の本質

私たちはジレンマを抱え(化石エネルギーは有限で、様々な袋小路に繋がっている)、一つの解決策を持っています(風力とソーラー)。

さて、そこで重要になるのが、この解決策を最良かつ国民経済的にもっとも有意義に具体化する方法です。私たちの経済の首を絞めるのではなく活性化して、その際に国家や人びとの負担も減らすには、どのように風力とソーラーを上手く組み合わせるのが一番良いのでしょうか?

魔法の方程式は次の通りです。――蓄電と送配電の必要性やバイオマスエネルギー利用を回避するために、私たちは可能な限り風力とソーラーにより、消費地においてエネルギーを生産し、それをダイレクトに消費する供給構造を築かなければなりません。

 

 モットーは次の通り。――電力消費者にできるだけ近い場所へ生産設備を。それは、風力と太陽光発電設備を、ドイツ全土にできる限り均一に分散させることにより達成できます。――厳密には、自然保護法などが許す限り、地域的に風が最も強く、最良の立地に配置します。

このマスタープランを正しく実施するならば、私たちは現在ドイツに存在する二万五千基以上の風車は必要としません。これに加えて、私たちに必要なのは、できる限り恒常的に、つまり均一に電力を供給するような風力や太陽光発電設備です。

恒常性のためには、最大負荷時間数を高めることが必要です。風力設備の最大負荷時間数は、現在は平均二〇〇〇時間程度です。それを将来的には、最低でも四〇〇〇時間に、風の強い立地や海岸ではそれ以上に高めることが必要です。太陽光発電設備については最大負荷時間数を、今日の一〇〇〇時間から、将来的には一五〇〇~二〇〇〇時間に高めることが必要となります。

 これを達成することは可能です。

※注:最大負荷時間数とは、ある発電設備の一年の発電量(キロワット時)を、その最大出力(キロワット)で割った時間数。

この最大負荷時間数、つまり設備稼働率を高めることについては、本書の中で詳しく、わかりやすく解説しています。お楽しみに!

ドイツ・フライブルク市から地球環境を考える 村上 敦

ドイツは2050年までに「エネルギーシフト」、正確にはエネルギーヴェンデ(=エネルギー大転換、維新)を実施することを2010年秋に決議した。

ドイツというエネルギー消費量が大きい工業先進国において、電力にウェイトを置いた再生可能エネルギーでほとんどすべてのエネルギーを供給することになる。

ただし、このエネルギーヴェンデは、大々的な省エネが推進され、エネルギー消費量が2050年までに半減されることを前提としている。

省エネ政策の柱である建物の省エネについて考察する(その3)。

 

2010年に決議されたドイツの「エネルギーシフト構想」では、

毎年2%程度の一次エネルギー供給量を削減してゆき、2050年までにエネルギー需要を半減させることが工程表として掲げられています。

したがって、「クールビズ」のような市民の行動の変化による省エネでは、この目標に到達することはまったく叶いません。

 

ドイツの省エネ政策(その3、省エネ改修の威力)5つ星のうち 5.0  具体的で良かった, 2014/3/6

レビュー対象商品: メルケル首相への手紙 ~ドイツのエネルギー大転換を成功させよ! ~ (新書)ドイツにおけるエネルギー・ヴェンデの戦いがリアルに伝わってきます。オススメです。

18年前のドイツでの出来事が今の日本と同じ!, 2014/2/19

メルケル首相への手紙 ~ドイツのエネルギー大転換を成功させよ! ~ (新書)

ドイツでは再生可能エネルギー普及率が高まっているが、それまでにはヴィレンバッハー氏などの活動家の苦労が有ったのだなぁ。18年前のドイツでの出来事が今まさに日本国内で起きていますね。この本は議員の方、行政、地方自治体に読ませたいです。参考になりました。

  積極的、具体的提案, 2014/3/28 レビュー対象商品: メルケル首相への手紙 ~ドイツのエネルギー大転換を成功させよ! ~ (新書)

今後の地球規模でのエネルギーのあり方に対し、とても参考になる提案だと思います。

5つ星のうち 5.0  これは良書。, 2014/5/1

レビュー対象商品: メルケル首相への手紙 ~ドイツのエネルギー大転換を成功させよ! ~ (新書)

震災以降、ドイツの脱原発に関しては様々なデマが流されている。例えばドイツの脱原発はフランスの原発に依存してるというデマ、再生可能エネルギーはコストが高過ぎて使えないというデマなど。そんな程度の低いデマなど軽く飛び越え、ドイツの再生エネが殆ど普及していなかった時代から、風力発電に取り組んだ開拓者の1人がこの著者のヴィレンバッハー。

再生エネ50%どころか、100%ヘ向けての具体的な道筋を、メルケル首相への手紙、という形で提示する内容には、彼自身の再生エネ企業juwi社の躍進の体験談を踏まえているだけに、充分な説得力がある。

5:33 2015/06/04

 

100%再生可能へ! ドイツの市民エネルギー企業 単行本  – 2014/6/10

 

村上 敦 (著),    池田 憲昭 (著),    滝川 薫 (著)     1 件のカスタマーレビュー 商品の説明

ドイツの再生可能エネルギー増産を牽引するのは、地域に密着した企業活動。 市民が起こしたエネルギー株式会社、エネルギー組合、自治体のエネルギー公社等、代表的なビジネスモデルを現地のジャーナリストが紹介。エネルギーのしくみを変える社会とは? その実現に必要なことは?

エネルギーヴェンデ/大転換の最前線に探る。

 

|目次|

第1章 エネルギーヴェンデを地域と市民の手で

第2章 まちの未来を決める未来会議

 第3章 市民エネルギー会社ソーラーコンプレックス

第4章 市民エネルギー組合

 第5章 都市エネルギー公社

 第6章 エネルギー自立地域ライン・フンスリュック郡

 第7章 市民によるエネルギーヴェンデの行方

 

|著者|

村上敦:1971年生まれ。ドイツ在住ジャーナリスト、環境コンサルタント。著書「100%再生可能へ! 欧州のエネルギー自立地域」「フライブルクのまちづくり」(学芸出版社)など。

 

 池田憲昭:1972年生まれ。ドイツ在住ジャーナリスト、日独森林環境コーディネーター。著書「100%再生可能へ! 欧州のエネルギー自立地域」など。

 

 滝川薫:1975年生まれ。スイス在住ジャーナリスト、植栽設計士。著書「100%再生可能へ! 欧州のエネルギー自立地域」「サステイナブル・スイス」(学芸出版社)など。

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

 

エネルギーのしくみを変えるビジネスの最前線。ドイツで活発化する、市民が立ち上げたエネルギー株式会社、エネルギー組合、都市エネルギー公社といったビジネスモデル。エネルギーのしくみを変える社会とは?実現に必要なことは?現地ジャーナリストが迫る、エネルギーヴェンデ/大転換の原動力。

単行本: 204ページ出版社: 学芸出版社 (2014/6/10)

言語: 日本語発売日: 2014/6/10

目次

はじめに

 

第1章 エネルギーヴェンデを地域と市民の手で

 

1 エネルギーヴェンデの経済的な果実

2 エネルギー・イズ・マネー(1)~八戸市の場合

3 ドイツの再生可能エネルギーは、地域と市民の手中にある

4 エネルギー・イズ・マネー(2)~地域や市民の出資が鍵

5 エネルギー・イズ・マネー(3)~省エネでも市民出資を!

6 省エネリフォーム政策の成功

7 「100%再生可能エネルギー地域」プログラムの新展開~deENet代表ペーター・モーザー博士に聞く

 コラム01 ドイツのエネルギーヴェンデとは

 コラム02 ドイツの再生可能エネルギーの現状と促進制度、法律

 

 第2章 まちの未来を決める未来会議

 

1 社会の変革に必要な演繹的思考と行動

2 盛んな市民出資の背景にある民主主義の成熟プロセス

3 未来会議とは

4 未来会議の現場~ドナウ川上流域未来会議

5 エネルギーヴェンデは「新しい社会」をつくること

 コラム03 ドイツの手工業と中小企業

 

 第3章 市民エネルギー会社ソーラーコンプレックス

 

1 ディスカッションから芽生えた市民エネルギー企業

2 130億円分の設備を市民出資で実現するまで

3 民主性と公共性の強い株式会社へ

4 時代とともに移るビジネスの重点

5 地域のエネルギーヴェンデのリーダーとして

 コラム04 シェーナウ電力会社~市民エネルギー会社のパイオニア

 

第4章 市民エネルギー組合

 

1 ドイツにおける組合の歴史

2 ドイツの組合の現状

3 ビーダーバッハ・エルツタール市民エネルギー組合

4 地域の市民エネルギー組合をサポートする組織

コラム05 ドイツの組合の生みの親

 

 第5章 都市エネルギー公社

 

1 ドイツの都市エネルギー公社の歴史

2 電力市場自由化以降の転機

3 ヴォルフハーゲン都市公社

4 ヴァルトキルヒ都市公社

5 都市エネルギー公社のルネッサンス

 コラム06 スイス・バーゼルの都市公社IWB

 

第6章 エネルギー自立地域ライン・フンスリュック郡

 

1 100%+の再生可能エネルギー地域は省エネから

2 住民参加のエネルギーコンセプトづくり

3 地域の手で進める再生可能エネルギー利用

4 住民、自治体、地域企業をサポートする

 コラム07 ドイツの職人と教育制度

 

 第7章 市民によるエネルギーヴェンデの行方

1 市民はエネルギーヴェンデを望んでいる

2 電力系統は共有地

3 利益分散で、地域が豊かになる

4 エネルギーヴェンデは「転換」ではなく「進化」

 

おわりに

 

 

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5:36 2015/06/04


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