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2015年6月13日 (土)

引用・拡張予定の奄美空港視察・IT事業者と意見交換も・鹿児島県議会企画建設委員・鹿児島県議会の軒建設委員会(藤崎剛委員長、委員10人)は16日、行政視察のため奄美大島入りをした。2,016年度から大幅な拡張工事を行う奄美空港のターミナルベルなどを視察。委員らは、格安航空会社(LCC、奄美大島全体を優勢な階級が統一支配する「自前の地方国家(政府)」を樹立したことも、歴史上まだ一度もありません。世界初の全線「架線レス」 台湾に次世代路面電車 建設ITジャーナリスト・生ごみ焼く・GHQの洗脳に、

引用


引用・

拡張予定の奄美空港視察・IT事業者と意見交換も・鹿児島県議会企画建設委員・

鹿児島県議会の軒建設委員会(藤崎剛委員長、委員10人)は16日、行政視察のため奄美大島入りをした。2,016年度から大幅な拡張工事を行う奄美空港のターミナルベルなどを視察。委員らは、格安航空会社(LCC)乗り入れに伴う利用者増などで手狭な施設の現状を認識し、混雑緩和に向けた工事の必要性について理解を深めた。

同空港ターミナルビルの拡張工事は18年度までの3年間。1階の到着ロビーと2階の出発ロビーを広げ、延べ床面積を現在の4,443㎡から約7,500㎡とする。

設備面では、1階の手荷物受取所にあるベルトコンベヤーと搭乗時に使用するボーディングブリッジを1基ずつ増設し、利用者の搭乗、到着時の混雑緩和を図る。

委員らは、拡張や設備の充実化が予定されている出発ロビーや手荷物受取所などを視察し、多客期の混雑の深刻さを理解。藤崎委員長は「厳しい財政状態の中だが、奄美の将来の発展に繋がる施設改修であり、重要」と述べた。

一行は、奄美市の情報通信技術(IT)関連事業者とも意見交換し、地域のIT産業の現状なども認識した。

視察は18日までの3日間。名瀬市区選出の永井章鹿児島県議会議員と向井俊夫鹿児島県議会議員も一部、同行する。17日は奄美市住用町の総合流域防災(河川)事業現場や、瀬戸内町の加計呂麻島物産館などの視察を予定している。

平成28年5月19日 木曜日


Img_2683 国民の税金で・民間のターミナル会社・鹿児島県知事・奄美市長他・がターミナル会社の取締役を務めている・国民の税金を使う場所が違う?!鹿児島県議会は無用の長物だ?!

IMG_2683.JPGをダウンロード


地元紙の

6・13・奄美空港ビル拡張を知事に要望・群島航路対策協など3団体・自然遺産登録後の観光客増も見越し・JAC4路線を補助・与論~奄美、新たに・県離島航空路線協・「鹿児島総局」奄美の12市町村長や国、県、航空会社の関係者らで構成する県奄美地域離島航空路線協議会(会長・古川県企画部長)

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2015/06/jac-ca04.html

2015.6.22.


2015年11月21日 (土)追加・奄美12市町村の首長や議会議長などで構成する各種協議会は1日、和朝山様・奄美群島のために、朝山様は奄美市長のみに専念すべきです・二つの会社の取締役を辞めて、他にたくさんの人に、仕事を譲るべきです、役得で・給与をもらい・奄美振興事業インチキを?!岡田 章宏 (編集), 自治体問題研究所 (編集) 現在、日本に浸透しつつある新たな行政管理手法、NPMの現状と特質を分析し、自治体に現れた問題点を横浜市と堺市を素材に紹介。イギリス、スウェーデン、ドイツといったヨーロッパの国々の動向と変化を検証する。

これが奄美群島の現実です。

私はゼロ歳から19歳までの人々が余りにも可愛そうでなりません・将来負担

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2015/11/post-3e84.html

8:56 2016/03/22 


2016年3月11日 (金)

奄美振興の悲劇・地元民の思考は入れられない・官僚の考えが決定?!田雲川・古代より橋はかからない・奄美市名瀬崎原田雲・奄美振興事業・鹿児島県離島振興課が戦後橋と道路のネットーワークを怠ってきた、日本国税を2兆円以上無駄に使われてきた、この地点は奄美大島の真ん中これが切れているために・奄美群島の経済効果は、計り知れない・民主主義国家では・国民主権者に決定権があります。

http://amamioosoma.synapse-blog.jp/yosiharu/2016/03/post-9f8f.html

 9:01 2016/03/22


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http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2015/06/top-134e.html


田中 克(京都大学名誉教授) ・「森里海(もりさとうみ)で自然再生を」

1943年滋賀県大津市生まれ 京都大学農学部水産学科に入学、大学院に進み、長崎県にある西海区水産研究所で、タイやヒラメなどの研究一筋の生活を過ごされました。

この研究で水際、海岸線がタイやヒラメの稚魚を育むゆりかごであることを突きとめると同時に、海岸線が埋め立てなどで消失している現実に直面しました。

 人と自然、自然と自然をのつながりを破壊したのは、半世紀余り続く高度経済成長ではなかったか、自然とのつながりを取り戻し、自然とともに歩む持続社会を築こうと田中さんは2003年京都大学に森里海連環学という学問を立ち上げました。

 現在は柳川市のNPOとともに有明海の再生を目指し、東北では森は海の恋人運動で、地域や住民と連携して森里海連環学の実践に取り組んでいます。

現場主義で現場からいろんなことを考えたり、と言う事で東北から柳川までを行ったり来たりしています。

 震災前から日本の海がドンドン環境が悪化して来て、生き物がいなくなる兆候が現れてきて、一番象徴的なのが有明海と言う事で、この海を何とかしないと日本の沿岸は良くならないという背景があり、調査をしようと、ボランティアチームを結成して、有明海にかかわっていた人達が気仙沼でも動き出しました。 昨年はシーカヤックで宮城県下を15日間海を回りました。

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2015/07/post-989e.html

2015,7,26、


引用


日曜・夜間議会開催へ・大和村議会・議会基本条例制定、4列目・大和村議会は、19日、「大和村議会基本条例」を制定した。議会報告会、日曜議会、夜間議会の開催や当局側と議員間の議論の質を高める目的で、行政側の反問権導入などを盛り込んだ。奄美群島内での議会基本条例制定は、奄美市、知名町、与論町に次いで4自治体目。条例は同日から施行した。

同日開かれた12月定例議会最終本会議で、議会基本条例制定案が議員提案された。提案理由で勝山議員は「独自の議会運営のルールを順守し、実践することにより、村民に信頼され、存在感のある豊かな議会を築きたい』などと述べた。議長を除く議員7人のうち5人が賛成、2人が辞退し、賛成多数で可決した。

同条例は「議会および議員の活動原則」「自由討議の拡大」「議員の身分及び待遇、政治論理」など全9章で構成する。条例制定をめぐっては、議員5人で構成する村議会基本条例特別委員会(池田幸一委員長)を今年6月の定例議会で設置。

開かれた議会の実現に向けて村民の意見を条例に反映し、議会改革を推進しようと、8月以降、全集落を対象に10ヵ所で「議会と語る会」を開いた。

同委員会では議員の論理に関する政治論理条例の制定も目指しており、19日の定例議会で村政治論理条例調査特別委員会が設置された。議会基本条例第8章の第20条に定めた「議員の政治論理」の項目をより具体化し、条例制定案として来年3月以降の定例議会で提案する方針。

2014年12月20日・

平成27年6月21日 日曜日



引用


家庭ゴミを発電燃料に 爆発事故12年目の再挑戦  (1/2ページ)2015/5/26 6:30

家庭のゴミがエネルギー資源になる――。かつて多くの自治体を振り向かせた夢の燃料プランがあった。ゴミ固形燃料(RDF)。家庭ゴミをペレット状にして、燃料として再利用しようとするものだ。しかし2003年、先頭を切って導入していた三重県で爆発死亡事故が発生すると、増設の機運は一気に萎んだ。そんな「かつての夢」の実現に、今春から動き出した北海道の自治体がある。人口減少が加速する地域で新たな選択肢として名前が挙がったRDF。再びブームは訪れるだろうか。

北海道倶知安町の工場で、ゴミ固形燃料(RDF)の製造は今年3月から始まった。1日17トンの一般ゴミを処理できる

北海道倶知安町の工場で、ゴミ固形燃料(RDF)の製造は今年3月から始まった。1日17トンの一般ゴミを処理できる 

■家庭ゴミの処理コスト、焼却に比べて6割に

屋外に積まれた直径5センチほどの円柱状のペレットの山。まだ作りたてなのか、湯気を立てている。外目にはふわふわとしているように見えるが、プラスチックのゴミを足し熱を加えており、触ってみると固い。

羊蹄山麓の町、北海道倶知安町で今年3月から稼働しているRDFの製造設備。地元の廃棄物処理会社、ニセコ運輸(倶知安町)が建設し、周辺の7町村と一般廃棄物の処理契約を結んでいる。1日17トンの家庭ゴミを処理する能力があり、RDFを同6~7トンほど製造している。

環境省が昨年度調査した資料によると、RDFの製造設備は全国に52カ所ある。しかし、その多くは03年までに竣工されたもの。05年以降に竣工した施設は倶知安を除けば、わずか3カ所にとどまっている。

再生可能エネルギーに焦点が当たる中で、すっかり忘れ去られていたRDF。なぜ、今、焦点を当てたのか。倶知安町の担当者はコスト面を最大のポイントにあげた。町の試算では15年間の維持管理費や補修費を加えても、焼却処理に比べて6割のコストで済むとはじいている。

人口減が加速する地方の中小の都市では、十分な処理ができる大型施設を新たに建設する資金的な余裕は乏しい。今回、ニセコ運輸の投資額は建物や付随施設を加えても3億円弱。自治体側は1キログラムあたり38円の処理費用を支払うものの、大型の焼却炉を自前で新設するよりも割安に済むという。

RDFが注目を集め始めたのは1990年代半ばのこと。当時はゴミ焼却場から発生する有害物質のダイオキシンが大きな問題になっていた。焼却炉内が低温になると発生するとされたダイオキシン対策として、多くの自治体が焼却炉の改修を迫られた。その過程で注目されたのがゴミをそのまま燃やすのではなく、エネルギー資源に加工、活用するRDFだった。政府の補助対象にもなり、90年代後半から全国で次々にRDFの製造プラントが立ち上がった。


■爆発事故、生ゴミ発酵の異常発熱が原因・ニセコ運輸の工場で製造が始まったゴミ固形燃料・ニセコ運輸の工場で製造が始まったゴミ固形燃料

ただ、導入当初から、不特定多数が排出するゴミの質が不安視されていた。03年の事故も多くの生ゴミが含まれていたことが原因だった。RDFをためておくサイロの中で、水分を含んだRDFの発酵が進み、異常発熱を起こし、爆発事故を起こすに至ってしまった。

ほかの導入地点でもRDF燃料の質は常に問題になった。生ゴミだけではない。スナック菓子やケチャップなど塩分を含むものが大量に含まれたゴミでRDFを作ると、塩素が発生し、燃やした炉を傷める要因になる。

99年に稼働した静岡県の「御殿場・小山RDFセンター」はこの塩素問題に苦しんだ。当初、RDFを引き取り、燃料として利用すると手を挙げていた地元企業が塩分の含有を嫌って次々と撤退。作ったRDFが大量に余る事態に陥った。買い手を探し、多額の輸送コストを支払って山口県や秋田県まで運んだほどだった。ゴミ処理を共同化している御殿場市と小山町は焼却処理に回帰。RDF施設は完成から16年となる今年3月、閉鎖に追い込まれた。

危険で燃料としての価値も低い――。そんな評価が定着しつつあったRDF。新たに導入する倶知安町では分別の徹底で乗り切れるとみている。ゴミ処理を共同で実施する7町村では05年から生ゴミの分別収集を開始している。燃えるゴミとの分別はすでに定着しており、安全性のリスクは少ないとみた。

それでも、不特定多数の人が排出する一般ゴミだ。不適物が入ってくるのは止められないだろう。施設側では万全を期すために人の手を使う。生ゴミや塩分が多く含まれているゴミをベルトコンベヤーで運ぶとき、7~8人が目視ではじくようにしているという。

 ■環境省、中小都市での利用価値を再評価

倶知安町がRDFを選択した背景には、焼却炉の新規立地が難しいことも影響している。この地域では、かつては7町村が別々に可燃ゴミを処理していたが、ダイオキシン対策を広域で進めるため、12年前から一括処理に移行した。ただ、処理施設の周辺住民は広域からのゴミの流入が恒常化することを危惧し、15年3月末をもって、炉の利用を終了するとの協定書を締結していた。新たな場所に炉を作ろうとしても、住民の反発は強く、適地はなかなか見つけられない。

環境省もここに来て、中小都市でのRDFの利用の価値を見直している。ゴミ焼却発電の発電効率が平均12%なのに対して、RDFを発電燃料に使えば熱回収効率は28%、熱利用すれば80%にもなる。「RDFは中小規模の自治体ではゴミの処理を効率よくできる場合もある」(廃棄物対策課)

ダイオキシン対策として全国のゴミ焼却施設の見直しが進められてから10年以上が過ぎた。各地の自治体では次のゴミ処理のあり方について検討が進む。特に焼却施設の立地は多くの地方が頭を悩ませている。燃料の受け入れ先の選定や、質の維持などの課題をクリアできれば、家庭ゴミにエネルギー源として、もう一度、光が当たるかもしれない。

(札幌支社 宇野沢晋一郎)

11:08 2015/06/20


世界初の全線「架線レス」 台湾に次世代路面電車  建設ITジャーナリスト 家入龍太 (1/3ページ)2015/6/19 6:30

ケンプラッツ

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO87637550T00C15A6000000/?df=3

日本経済新聞社・

http://www.nikkei.com/

低床で乗り降りしやすいLRT(次世代路面電車)の導入を検討する自治体が日本でも増えているが、台湾・高雄市で建設中のLRTは、全線にわたって架線がないのが特徴だ。軌道敷の80%には緑化が施され、駅舎も緑に覆われたデザインを採用するなど、景観や環境に配慮した設計になっている。従来の路面電車とは異なるLRTについて合意形成を行うため、高雄市政府は3Dやバーチャルリアリティー(VR)を活用した動画を作り、ネット上で公開している。

 高雄で建設中のLRT路線図。緑色の区間が第1期工事(資料:高雄市政府)

高雄で建設中のLRT路線図。緑色の区間が第1期工事(資料:高雄市政府)

台湾第2の都市・高雄で市内をぐるりと囲むように走る、全長22.1kmのLRTの建設工事が行われている。そのうち、海側を走る8.7kmの第1期工事区間は現在、急ピッチで工事を行っており、2015年末に開業する予定だ。

■秘密は蓄電装置にあり

このLRTには大きな特徴がある。電力で走る電車にもかかわらず、全線にわたって駅間には架線がないことだ。

その秘密は、車両に搭載された「キャパシター」という蓄電装置にある。実は、各駅には車両の停車スペースの上にごく短い架線が取り付けてあり、停車するたびにパンタグラフを上げて架線に接触させる。

そして停車中の20~25秒という短時間でキャパシターに充電し、次の駅まで走行する電力を車両に蓄えるという仕組みだ。充電が終わったら、またパンタグラフを下げて走行を続ける。

 [左]完成した駅で試験中の車両。軌道上には架線が見当たらない [右]各駅にはごく短い架線が設置してあり、停車中にパンタグラフを上げて車両のキャパシターに充電する(写真:いずれも家入龍太)

[左]完成した駅で試験中の車両。軌道上には架線が見当たらない

[右]各駅にはごく短い架線が設置してあり、停車中にパンタグラフを上げて車両のキャパシターに充電する(写真:いずれも家入龍太)

また、走行中にブレーキをかけるとモーターが発電し、その電力(回生電力)をキャパシターに充電できるので省エネにも貢献する。

このLRTシステムは、スペインのCAF製のものだ。高雄市政府捷運工程局のチーフエンジニア、シ・メイメイ氏は、「一部区間で架線レスにしたLRTの例は他国でもあるが、全線にわたって架線をなくしたのは高雄市が世界で初めて」と胸を張る。

架線レスLRTの仕組み。1.キャパシターに満充電して駅を出発する、2.駅間を走行するときは、車両に搭載したキャパシターの電力を使う、3.ブレーキをかけるとモーターが発電し、その電力をキャパシターに回収して再利用できる、4.駅に到着するとパンタグラフを上げてキャパシターを再充電する(資料:高雄市政府捷運工程局)

架線レスLRTの仕組み。1.キャパシターに満充電して駅を出発する、2.駅間を走行するときは、車両に搭載したキャパシターの電力を使う、3.ブレーキをかけるとモーターが発電し、その電力をキャパシターに回収して再利用できる、4.駅に到着するとパンタグラフを上げてキャパシターを再充電する(資料:高雄市政府捷運工程局)

LRT、架線レス、キャパシター、路面電車、台湾、日本鋼管

次世代路面電車 全国走るか 自治体が構想 (2015/6/15 14:00) [有料会員限定]

地方交通会社へ財投出資 車両刷新しやすく (2015/2/3 0:17) [有料会員限定]

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鉄道に新風「蓄電池電車」 未来へ出発進行 (2014/4/18 7:00) [有料LRT、中国で拡大 40倍の4千キロ超計画 (2014/1/11 0:06) [有

完成した駅で試験中の車両。軌道上には架線が見当たらない

世界初の全線「架線レス」 台湾に次世代路面電車

低床で乗り降りしやすいLRT(次世代路面電車)の導入を検討する自治体が日本でも増えているが、台湾・高雄市で建設中のLRTは、全線にわたって架線がないのが特徴だ。軌道敷の80%には緑化が施され、駅舎も…続き (6/19)

視線で画面や機器を操れる「FOVE」

様々な企業から仮想現実(バーチャルリアリティー=VR)用のゴーグル(ヘッドマウントディスプレー=HMD)が登場しているが、日本発の有望な装置がお目見えした。秋葉原に開発拠点を置くベンチャー企業が開発…続き (6/19)

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO87637550T00C15A6000000/

高雄市が導入を進めるLRTの注目ポイントは、架線レスのほかにもう一つある。それは、信号制御に導入した「路面電車優先システム」だ。

高雄市政府捷運工程局の建物(左)とチーフエンジニアのシ・メイメイ氏(右)(写真:家入龍太)路面電車優先システムのイメージ図(資料:高雄市政府捷運工程局)

路面電車優先システムのイメージ図(資料:高雄市政府捷運工程局)

道路と平面交差することの多いLRTは、道路の信号によって停車を余儀なくされるため、定時運行が難しい面もある。そこで高雄市では、路面電車が近づくと、路面電車を優先的に走行させるように信号を制御し、定時運行と利便性の向上を図るシステムを導入したのだ。

■軌道敷の80%を緑化

高雄のLRTは、架線がないことですっきりしたデザインとなるのに加えて、80%の軌道敷を緑化して、さらに景観面や環境面を引き立てる。レールには安全性の高い溝付きレールを採用している。

最新技術を取り入れたLRTだけに、駅舎などのデザインも洗練されている。台湾の先住民族であるアミ族の民族衣装に使われる色彩も取り入れた。

[左]工事中の軌道。80%は緑化される [右]安全性の高い溝付きレールを採用(写真:いずれも家入龍太)

[左]工事中の軌道。80%は緑化される[右]安全性の高い溝付きレールを採用(写真:いずれも家入龍太)

例えば、高雄国際空港につながる地下鉄との乗換駅「前鎮之星(C3)」は、アミ族の民族衣装に使われる赤、黒、オレンジのカラーでデザインされている。

[左]高雄国際空港につながる地下鉄との乗換駅「前鎮之星(C3)」。アミ族の民族衣装に使われる赤、黒、オレンジのカラーでデザインされている [右]前鎮之星駅をまたぐ歩道橋とエレベーター。スタイリッシュなデザインだ(写真:いずれも家入龍太)

[左]高雄国際空港につながる地下鉄との乗換駅「前鎮之星(C3)」。アミ族の

高雄市政府によると、LRTの設計や施工には特に、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)は使っていないと言う。

ただし、市政府はCGアニメーションを活用した動画を作成し、YouTubeに公開している。台湾では、一部の建設会社や大学がBIMやCIMの活用に力を入れていることもあり、こうしたCGアニメーションはごく当たり前のものになっている感があった。架線のないLRTや緑化した軌道敷など、これまでの路面電車とは違った乗り物に対する市民の理解や合意形成の促進に、IT(情報技術)が一役買っている形だ。

[左]緑化された軌道敷や屋根上緑化された駅舎のイメージ(資料:高雄市政府捷運工程局) [右]旧市街地にある愛河橋の完成イメージ(資料:高雄市政府捷運工程局)

[左]緑化された軌道敷や屋根上緑化された駅舎のイメージ(資料:高雄市政府捷運工程局)

[右]旧市街地にある愛河橋の完成イメージ(資料:高雄市政府捷運工程局)

家入龍太(いえいり・りょうた)

1985年、京都大学大学院を修了し日本鋼管(現・JFE)入社。1989年、日経BP社に入社。日経コンストラクション副編集長やケンプラッツ初代編集長などを務め、2006年、ケンプラッツ上にブログサイト「イエイリ建設ITラボ」を開設。2010年、フリーランスの建設ITジャーナリストに。IT活用による建設産業の成長戦略を追求している。家入龍太の公式ブログ「建設ITワールド」は、http://www.ieiri-lab.jp/

11:17 2015/06/20


まだGHQの洗脳に縛られている日本人 単行本(ソフトカバー)  – 2015/5/26

ケント・ギルバート (著) 内容紹介

 「WGIPをご存知ですか? あなたの歴史観は根本から間違っているかもしれません」と本書の帯で謳うのは、40年近く日本に住む米国人弁護士のケント・ギルバート氏だ。

戦後占領期にGHQ(連合国軍総司令部)は、日本に施した「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(WGIP)」というマインド・コントロールによって日本人を徹底的に洗脳し、「愛国心」と「誇り」を奪った。それから約70年、日本人はその洗脳にいまだ縛られており、それに乗じて近年では中韓の反日工作が凄まじいが、それらがとんでもない捏造であり、悪質なプロパガンダにすぎないことを確信した著者は読者に、こう強く訴える。〈一方的な「嘘」や「プロパガンダ」に負けないでください。そして、今こそ日本人としての「愛国心」と「誇り」を取り戻してください。そのために必要な「知識」を学び、それを堂々と主張できる「勇気」を持ってください。〉

全日本人、必読!   内容(「BOOK」データベースより)

 WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)をご存知ですか?あなたの歴史観は根本から間違っているかもしれません。 単行本(ソフトカバー): 220ページ

出版社: PHP研究所 (2015/5/26)発売日: 2015/5/26

目次

第1章 WGIPで失われた日本人の愛国心(強すぎた日本軍を心の底から恐れた連合軍軍事力の重要性を語らない日本の政治家と教師とマスコミ ほか)

第2章 韓国よ、あなた方こそ歴史に学んで恥を知れ(安倍首相による憲法成立過程の歴史的事実の指摘GHQが定めた三〇項目の報道規制 ほか)

第3章 中国よ、「アジア諸国にとっての脅威」はあなた方だ(アメリカ国内にはびこる中国ロビー中華人民共和国(PRC)は日本と戦争をしていない ほか)

第4章 わが祖国アメリカよ、いつまで「反日プロパガンダ」を続けるのか(ルーズベルトとスターリンが夢見た「世界二分割統治計画」戦前から日本本土爆撃と占領計画を立案 ほか)

第5章 わが愛する日本よ、そろそろ「洗脳」から解放されよう(「宮刑」に処せられた日本GHQの政策が効きすぎた日本 ほか)

日本への愛と日本人へのメッセージ, 2015/5/26

: まだGHQの洗脳に縛られている日本人 (単行本(ソフトカバー))

「とにかく日本人の皆さんには、自分と自らの国に誇りをもって生活して欲しい。気づいていないかもしれませんが、日本人に生まれた皆さんは、間違いなく幸せです。私の祖国、アメリカが行わせた戦後教育と偏向報道などによって、長いあいだ自信を喪失していたかもしれませんが、自虐的な発想はそろそろやめにして、堂々と胸を張っていただきたい。健全な愛国心と高い道徳心とを両立させた、誰からも尊敬される日本人を目指してください」。

米カリフォルニア州弁護士でありタレントとしても有名なケント・ギルバート氏が、歴史問題に揺れる日本と日本人に対してのメッセージを綴った本。全編にわたって、日本への愛と日本人への敬意及び激励で貫かれていることが特徴である。

韓国と中華人民共和国(本書では中国ではなくPRCと呼ばれている)の歴史認識のおかしさについての指摘や反論は近年いろいろな本に書かれていることと共通しているところが多いが、GHQの占領政策として実在が確認されたWGIPとその影響や安倍首相のアメリカ連邦議会での演説の成功といった比較的最近の情報も加えられている。フランクリン・ルーズベルトとトルーマンの違いをスターリンとの関係の違いで際立たせているところは、賛否はともかくわかりやすい。また、多くの日本人が気づいていない点として、日本の大手新聞社だけでなく”The Japan Times”をはじめとする日本で売られている英字新聞の歴史認識にも問題があり、これら日本国内で英語で書かれた記事が世界に拡散する情報源のひとつとなっている可能性を指摘している点は考えさせられた。

 祖国アメリカでの話や、日本に来てからのことも時々振り返っている。19歳のときに宣教師として初めて日本に派遣されるときには「とにかく、何から何までアメリカと反対と思え」と言われて、実際その通りだったようだが、かえって「祖国アメリカをより深く理解するきっかけにもなった」という。そして、「日本の何が好きかというと、まずはその秩序と曖昧さのまじりあった感じです」と、ユーモアを交えながら例を挙げたりしている。

 時々ニュースになる日本の戦後70年の談話についても、「改めての謝罪など、まったく不要です」とし、世界平和を推進して人類全体の発展に寄与する未来志向のものにすべきだと持論を述べている。憲法改正についても、アメリカは20回以上も憲法を変えている、としている。

読みながら、この人は日本が本当に好きなんだな、と思った。同時に、こんなに礼儀正しくまじめな日本に対して、事実とはいえないことを大きく騒いで世界的にプロパガンダを仕掛ける近隣諸国やそれにネタを提供する国内の一部の人々に対しての憤り及びそれらに対して論理的な反撃やそのための勉強が十分ではないことにいささか歯がゆさを覚えていることも伝わってきた。

  知日派, 2015/5/27: まだGHQの洗脳に縛られている日本人 (単行本(ソフトカバー))

ケント・ギルバート氏の単独著作を初めて読んでみた。2章の韓国について論じた項は所謂嫌韓本を何冊か読んでいると内容の重複が見られるので正直なところ余り目新しさは無い。3章の中国ー本書では英語名であるPRC(People's Republic of China)と呼んでいるーについては余り関連書籍を読んだことが無かったので中々興味深かった。分量的には2,3章と余り違いないが4章のアメリカではGHQ占領下におけるWGIPの影響などについて論じておりここは流石多くの視座が含まれていると感じられ、寧ろ日本とアメリカの関係についてのみ論じたものを一冊の書として読んでみたいと思った。終章では日本に向けたエールを送ってくれているが非常に理性的な筆致も相まって清涼感のある読書体験を味わえる。日本人として学ぶべき部分も多いだろう。

  いい意味で期待外れ, 2015/6/2: まだGHQの洗脳に縛られている日本人 (単行本(ソフトカバー))

しょせんアメリカ人の日本人観や歴史観などオリバーストーンの「なぜ私の出会った日本人は善良な人たちなのに日本軍は中国で残虐行為をおこなったのだろう?」というような浅はかなものと思っていたが、いい意味で期待はずれでした。新しい知見を得ることができました。英語で出版してください。

  日本をよく知るアメリカ人が明かす「偽りの通説」と「歪められた精神」。, 2015/6/4

: まだGHQの洗脳に縛られている日本人 (単行本(ソフトカバー))

GHQによる洗脳から今なお解けずにいる日本人に向けて、マス・メディアの報道からは決して知り得ない、終戦までの日朝・日支関係や日米開戦に至るまでの経緯などを説く好著。日本人に迎合したりアメリカを擁護したりすることなく、公正な立場でありのままの事実を述べる著者の態度には好感が持てるし、弁護士活動やタレント活動の合間を縫ってこれだけの知識と考えを身に付けた著者の努力と思考力には敬意を表する。太平洋戦争を「大東亜戦争」と呼び、中国を「PRC」と呼び、満州を「満洲」と表記するなど、言葉へのこだわりも相当強く、俄仕立ての似非評論家とは明らかな一線を画している。

 本書を読み、慰安婦強制連行を今なお世界各地で主張する韓国人の狂態の原動力は、日本人への強烈な劣等感に他ならず、彼らは、自分たちに劣等感を懐かせる日本という存在を貶めることで何とか精神の均衡を手に入れようと努めなければならないまでに深く心を病んでいるのだ、ということが今さらながらに痛感された。嘘を叫べば叫ぶほど、自らが精神病者であることを世間に晒すことになる、ということに彼らが気が付くことは、永遠にないのであろう。

支那事変における日本軍と共産党軍の関係の喩えは面白いと思ったし、戦後、共産党軍が国民党軍に勝てた経緯もよく理解できた。毛沢東の大躍進政策は、殆どお笑いの世界である。これほど間抜けな指導者への批判を片言隻句も口に出来ないとは、何という憐れな国であろうか。

わたくしは、空襲と原爆投下という反則技のホロコーストで日本との戦争に勝ったに過ぎない上に(わたくしに言わせれば、反則で勝ったことは勝ったことにならない)、戦後、土足で日本に上がり込み、言論を弾圧し、社会制度を破壊し、東京裁判という茶番劇を恥ずかしげもなく敢行し、占領憲法を押し付けたアメリカという国は、日本人にはおよそ想像も付かないまでに野蛮かつ傲慢かつ狡猾な国である、と思っている。「アメリカは正義の国で、アメリカは日本に民主主義をもたらしてくれた。」と信じ込んでいる日本人は今なお大勢いるのであるから、黒いものを白と思い込ませる彼らの情報操作能力には恐れ入る。ただ、「もし日本の降伏があと半年早いか、ルーズヴェルトがあと半年長く生きていたら、日本の戦後がもっと悲惨なことになったのは確実です。」という本書の言葉を読み、やはり日本という国は、どんなことがあっても亡びないようになっているのだ、ということを思ったし、本書の読後感とは別に、最近は、『アメリカが占領期間中にやろうとしていたのは日本という国を地上から抹殺することに他ならず、もしこれが他の国であったら、彼らの思惑通りになっていたであろうが、そうならずに済んだのは、日本人の際立った精神性の高さ故なのだ。』ということを考えるようになっている。

心優しきディープ・スロートの紛れも無き正統続編、「不死鳥の国・ニッポン second(もしくはnext)」! ('▽`)アリガト!, 2015/5/30 : まだGHQの洗脳に縛られている日本人 (単行本(ソフトカバー))

本書のタイトルと帯の謳い文句を見て、「これって知ってる話ばかりじゃ・・・」と思った

人は多分、自分だけでは無いハズ。その予感は半分当たりで半分外れでした。まずは本書の魅力を、☆の数の内訳とともに大別すると以下のようになります。☆☆  たしかに半分ほどは知っている話。ですが、生粋の米国人であるギルバートさんが語るだけに、得られる知見は非常に大きかったです。加えて、一般的な米国人の考えとギルバートさん自身の考えを分けて紹介しています。

☆☆☆  一つ一つの事例がムチャクチャ面白い。この人にしか経験できない事例もあって、爆笑必至。 (*≧∀≦*)以下に各章の中から、爆笑事例に限って感想を少しづつ。購入の参考になれば(各章タイトルの☆の数は爆笑度。多ければ楽しく、少なければマジメな章)。 まえがき  ☆1

我が国を褒める外国人は数あれど、地方をここまで激賞する人が、ステファン・シャウエッカーさん以外にいるとは思いませんでした。さすが「アメリカ合衆国の建国以来、最も多くの日本人と接した経験のある米国人」と自負するだけあります。そうそう、第二章で彼の国と引き較べて我が富山県を褒めて下さり、ありがとうございます。 ('▽`)アリガト!

  第一章  WGIPで失われた失われた日本人の愛国心  ☆2

第一章は短い章で、第二章以降にぶった斬っていくことになるモノたちを紹介しています。多分、最初は顔見せ程度で終わらせようとしていたんでしょうが、始まって4ページの途中で、既に筆はトップギアに。 (゚∀゚ ) ぶった斬りだした瞬間に「Оops!」と慌てて気付いて、怒涛の終了です。

  第二章  韓国よ、あなた方こそ歴史に学んで恥を知れ  ☆5

ギルバートさんは別に面白いことを言っているわけではないのですが、一つ一つの事例がブッ飛び過ぎて爆笑必至の章です。内容が、大概の人が知っていることなど20ページも読めば忘れてしまうほど。

「米国テキサス州と当時の朝鮮半島を比較して考察した人」というのはリトル巨人くんのことでしょうか?

NТТ労働組合大阪支部の悪行は初耳で、もっと深くぶった斬って欲しかったですね。個人的に本書で最も面白かったのは、日本共産党の女性議員のちょっとイイ話。彼女の人権・平等意識が嘘八百だということがよくわかります。それにしても、駐韓米国大使を襲ったヒゲもじゃテロリストを紹介するあたりに、本書の新しさがわかります。

  第三章  中国よ、「アジア諸国にとっての脅威」はあなた方だ  ☆4

そもそも本書では、序盤から「PRC」なる謎の単語が出てきますが、その意味が本章で明らかになります。因みに「PRC」を初めて見たときに、自分は「P&G」と勘違いしてしまいました。許せ、「P&G」。 (^O^)本章は、前章と同じく知っている話題がしばらく続きますが、一つ一つの事例がブッ飛び過ぎて(以下略)。

ギルバートさんが蛇蝎のように嫌っている職業があることは、テキサス親父との対談本でも紹介されていますが、本章では、それをより詳しく解説。「福建省名誉市民」なる称号とともに、どれもダンジョン最深部で手に入るレア・アイテムのSPを開放しなければ就けないモノばかりです。灰になってもお断りですが。 ( ^∀^)

 第四章  わが祖国アメリカよ、いつまで「反日プロパガンダ」を続けるのか  ☆4

本章は母国の話ということもあって、ギルバートさんの筆の冴えにも磨きがかかります。話題の中心は、ルーズベルトとスターリン。二人が狂人であることに論は俟ちませんが、テヘラン会談での「ねェ~ヨシフぅ、何人殺すぅ~?」発言には、同席したチャーチルに本気で同情してしまったほどです。こいつら二人ともウッドロー・ウィルソンと並んで、ニャルラトホテプの化身か、ヨグ=ソトース(by夢幻の軍艦大和)に違いありません。後半のプロパガンダの話は、話題の新しさもあって大変面白かったです。とくにマイケル・ムーアをはじめとする米国の映画人の胡散臭さは必見。 ヽ〔゚Д゚〕丿スゴイ

 第五章  わが愛する日本よ、そろそろ「洗脳」から解放されよう  ☆5本章はもう一つの母国の話とあって、ギルバートさんの筆の冴えにも(以下略)。そして、斬って斬って

斬りまくっての「千手波動斬舞」状態。ほとんどゴッドサイダー・阿太羅です。 (・∀・)イイネ!!まずはJR北海道の労働組合に、「ちゃんと線路を敷け」と挨拶がわりの撫で斬り。我らが北岡伸一「the☆侵略」教授がイラク戦争時におっしゃった「大量破壊兵器はある」発言は必見。

教授の人となりが実によくわかるステキなエピソードでした。 (//∇//)

さらにギルバートさんが不倶戴天の怨敵と認める組織の話は、先述の対談本でも紹介されていますが、斬れ味はこちらの方が上。最後には、返す刀で元祖リアル・ショッカー日教組に、必殺の稲妻重力落としを振り下ろします。どれも必見ですが、本筋とは関係ない部分に最も興味を引く文言があったので紹介。

1  道路料金の変動制導入の発案者がギルバートさんだったこと (゚∀゚ )

2  日の丸の旗が世界で最も売れているのは韓国 ('▽`)アリガト!

 

   おわりに  日本は世界の大国だ  ☆1

「あとがき」に来て、ようやくギルバートさんもスピードを緩めてくれまして、多くの日本人が持つ「国連信仰」の危うさと間違いを強く指摘して本書を静かに締めようとしていたようですが、「ノルウェーあたりから『かんしゃく持ちで手に負えない』と指摘され」たバカをやっぱりぶった斬り。 (^▽^)最後の最期まで怒りは収まらなかったようです♪

・・・以上です。読後の感想としては、「あぁ、これは『不死鳥の国・ニッポン』の続編なんだなぁ」でした。「不死鳥の~」の時より1年半を経て、ギルバートさんの進化した部分、深くなった部分が実によくわかりました。表向き参戦して間もないように見えるギルバートさんが、実は昔から人知れずバチバチと戦っていたことが本書を読むだけでも本当に楽しくわかってしまいます。

さらに一連の著作を読めば、心優しきディープ・スロートの言葉の一つ一つが、昨日今日のものでないことに気付くでしょう。併せて読むと、尚良し!全てが絶対オススメ!

このレビューが参考になれば幸いです。 (^ω^)

日本推し, 2015/5/28: まだGHQの洗脳に縛られている日本人 (単行本(ソフトカバー))

他の著書と重複箇所も多少はあるが、見事な論理展開だと驚かされた。単独著書だが、密度は対談と同じくらいある。頭もいいし胆力の有る知日家。読んでて励みにもなった。良著。

  ケント・ギルバートさんに感謝します: まだGHQの洗脳に縛られている日本人 (単行本(ソフトカバー))

 

WGIPの真相をアメリカ人が精査し事実を分かりやすく書いている本。第三者が発信する情報は信憑性、信頼性もより強化します。日本人は戦後失われてきた大和魂を今一度取り戻さなければなりません。日いずる国日本、日本人よもっと自信を持ち誇り高く生きよ!

 おすすめですよ。正しい歴史観, 2015/6/5 : まだGHQの洗脳に縛られている日本人 (単行本(ソフトカバー))

大変読みやすく、私が今まで信用筋から見聞きした情報と合致しており膝を叩くような思いがしました。また著者の純粋な日本愛を感じられました。

9:06 2015/06/20

 


奄美大島は・長期衰滅の危機に立ち向かう・

・・大河のように止めなく・・

1・大司誠・たいし・まこと1950年、龍郷町瀬留生まれ。横浜市立大学文学部卒業後、南海日日の記者として入社・記者として本場奄美大島紬の流通問題、「南部大島開発問題」などに取り組む。練馬区役所を定年退職後、ビデオジャーナリストとして長期衰滅の危機に瀕する全国、奄美大島の地域経済の「新世紀版」づくりについての検証、考察を進めている。

奄美でも、復帰後、国の特別措置法に基づいく復興・・振興・・振興開発事業が、間断なく60年の長きにわたって行われてきているにもかかわらず、人口減少など地域経済の長期衰退の傾向が続いており、かって名瀬市が人口を吸い寄せて人口を増やし成長を続けていた頃の「南部大島問題」が、今では、奄美大島全体の問題になってしまっています。

それを深刻な形で象徴しているのが、農家の高齢化、一次産業離れなどによる耕作放棄地の増大と農地の原野化です。奄美大島全体の休耕地率は27・0%と、全体の3分の1に迫る高い水準に達しています。特に大和村(67・7%)。龍郷町(47・5%)、瀬戸内町(34・2%)の耕作放棄地の高さが際立つっています(2011年7月現在)。

生活保護率も県や全国平均に比べると非常に高い水準で推移しています。12年度の千人当たりの生活保護者の割合を示す生活保護率(千分比、パーミル)は、瀬戸内町が最も高く(75・3%、奄美市75・5%、大和村65・1%、龍郷町39・3%、宇検村27・1%となっています。同年度の鹿児島県や国の保護率は、それぞれ19・3%、16・9%となっており奄美群島の保護率の高さが際立っています。

人口の減少も、特に島嶼地域である沖縄と比較すると、その深刻さが浮き彫りになります。1950年の奄美群島の総人口は22万2779人。沖縄県が69万8827人で、奄美のおよそ3倍でした。ところが2013年現在では、奄美の総人口116,908人(同年3月)に対して、沖縄県は1,417,771人(同11月)で、奄美のおよそ12倍に増大しています。

このように、長年の国の特別措置事業にもかかわらず、まるで大河の流れのようにとめどもなく続いている奄美大島の地域経済の長期衰退傾向を生み出している内在的な原因事情は、いったいどこにあるのでしょうか。

「地方創生」が国家レベルの本格的な共同課題となり、政府主催の全国的コンペが行われ、その真価が問われている奄美大島の5町村は、「創生」に向けた「総合戦略」の策定作業に入っていますが、右の原因事情や旧来の取り組み・アプローチの限界性についての分析と総括を既にしっかりと終えているのでしょうか。主催者・公共の形成者としての市民の側はどうなのでしょう。

平成27年6月13日 土曜日

 

・・分業論の視点・総合戦略不在・・

2・60年にも及ぶ国の特別措置事業にもかかわらず、まるで大河の流れのように止めどもなく続いている奄美大島の地域経済の長期衰退傾向を生み出している原因事情は、いったいどこにあるのでしょうか。

そこでは中央政府の政策による日本経済の不均衡発展や猫の目のような貿易政策の変転、経済のグローバル化などマクロレベルの原因事情が大きく影響していることは明らかです。

しかし、創生への総合的戦略を構想し構築していくうえで重視すべきは、そうした外在的な原因事情以上に、奄美大島の地域経済社会の歴史や政治行政や民間経済主体側に存する問題性や限界性など内在的な原因事情であろうと思われます。こうした原因事情をどれだけ克服することができるかによって、外圧的な原因事情に対する抵抗力や対応能力に違いが出てくるからです。

筆者は、奄美大島に内在する最も重大な原因事情は、民間の経済主体のレベルにおいても、その活動を政策的・財政的に補完する5市町村の政治行政のレベルにおいても、「地方地場資本の蓄積体制(態勢)」を自覚的の総合的戦略的に追及する体制(態勢)がいまだに採られていないところにあると考えます。

地方創生のためには、地方地域経済の「新生基盤」づくりを果たさなければなりません。「新生基盤」づくりとは、「地方地場資本の蓄積体制(態勢)」づくりのことです。

自明のことですが、「地方地場資本」が蓄積されるためには、地域経済内部で生産された経済価値が、地域内に適正に留保され分配されて、組織的・社会的分業を形成し維持・拡大していく方向で再投資されなければなりません。

そのためには、1・まず、農林水産業など「第一次産業」が食糧などの自給機能をまず十分に果たした上で、地元市場を対象とする「地域産業」や全国市場を対象とする「地場産業に可能な限りの地場産原料を供給し、2・「地域産業」自身も外部からの財貨の移入によって地域の消費生活を高めるだけではなく、その内部構成で製造関連業種の比重を高めて、地元一次産業との相互依存関係を深める。

3・そして「第一次産業」と「地場産業」の振興によって域外からの「外貨」流入を増やし地域内部の資金循環を増大させる・・・このような結びつき(「組織的・社会的地域分業態」の形成)を通休止実現していくことが必要となります。4・そのためには、それを担う民間レベルの経済的な共同主体と、その取り組みをしっかり政策的、財政的に補完する政治的行政的な共同主体が存在しなければなりません。

ところが、地域経済の立場からすればきわめて当然と思われる、このような「自律的主体的な経済的分業論の視点」に基づく総合的で戦略的な政策施策は行われてきませんでした。地域経済至上さまざまな原因事情によって右のようなパッケージの形成は厳しく禁止され阻害され、実質的に放置されてきました。

15/6/13 10時32分41秒・・

・・阻害、放置された地域分業態・・

・3・奄美大島をはじめ奄美群島は鉄を産出しませんし、外海離島という知事的条件もあって鉄文化の移入も遅れたため、これが奄美農業の生産力の発展を著しく遅らせる要因になったと言われています。

むろん、群島全体はおろか、奄美大島全体を優勢な階級が統一支配する「自前の地方国家(政府)」を樹立したことも、歴史上まだ一度もありません。

遠い昔、北部以外はほとんど山地ばかりの奄美大島では、シマ(自然集落)は多数の入り江の奥に、それぞれ分散する形で存在していました。そうした地理的条件・物理的な交通環境が影響して、島内のシマ相互間の交易は未発達で、それぞれのシマの経済活動は長い間、人々が生活していくための共通の目的の下で相互に依存し合う自給的で自己完結性の強い組織的分業(=地域社会による「組織的分業」の原型に近いレベル)にとどまっていたと考えられます。

対外的な社会的分業も十分な発達は見られませんでした。ただ、奄美のサンゴ礁が夜光貝の方向であったためにその頃の重要な螺鈿(ラデン)などの工芸品の材料として、イグサによる琉球むしろなどとともに移出され、見返りに本土や大陸から鉄を移入して島の生産力を前進させていたとされています。

ところが、薩摩藩による封建的・早熟的な植民地主義的支配がはじまると、奄美の各シマの自然的経済は、藩が取り仕切る広域的な社会的分業の中に取り込まれていきました。薩摩藩は、鹿児島内陸部ではハゼ、屋久島は屋久杉、大島が黒糖、沖永良部島や与論島は米、琉球はウコンというように島ごとに分業制を敷きました。

奄美大島は「島全体としての組織的社会的地域分業態」を内発的に形成しきれない分散状態のまま、封建権力の主導する植民地主義的な広域的社会的分業体制に組み込まれ、私的売買も金銭の流通そのものも厳しく禁圧されていったのです。

このように、奄美大島では、地方地場資本の蓄積と域内再投資を可能にする「経済循環の場」と「自律的な政治的・経済的共同主体」のパッケージの形成が、18世紀以降、歴史的に徹底して禁圧され(1713~1872年)明治前半期の薩摩藩庁(鹿児島県庁)と鹿児島豪商による「植民地的経済支配(惣買入れ制)ソウカイイレセイ」の継続と「近代改革潰し」によって阻害され(1873~1891年)、そして、明治の半ば以降は、鹿児島県制による53年間にわたる「大島郡分離独立予算制度」の施行(1,888~1,940年)により完全に放置されて、古い仕組みが存続。

経済・政治面での近代化の恩恵から疎外されました。敗戦後の日本国から行政分離・米国軍政施行が、さらに追い打ちをかけました。

まさに連綿と続くこのような地域経済史上の原因事業と負の遺産としての植民地的な分散状況こそが、奄美大島の地方地場資本蓄積の著しい乏しさをもたらしている淵源です。

大司誠さん・平成27年6月13日 土曜日・ 


・5・動かざること山のごとし・「紬業界」・・

「南部大島振興問題」と「大島紬の産地体制(態勢)確立問題」を「自律的・主体的な経済的分業論の視点」から課題モデルとして捉えると、両社には大きな質的・段階的な違いが認められます。

南部大島問題は「組織的社会的な地域分業態」そのものがいまだに十分に形成されていない分散的な状態から、農林業や水産業など既存の第1次産業を基盤にしてどのようにしてそれを形成し成長させていくかという問題です。

これに対して大島紬の産地体制(態勢)確率の問題は、明治半ば以来、島の声明産業と呼ばれるまでに成長発展してきた地場産業としての「組織的社会的な地域分業態」のハイスペック(仕様)化を、いかにして実現するか。

世代交代が進む低成長時代の新しい和装市場と韓国紬問題が象徴する地球社会時代の大競争をたくましく生き抜いていくような「自己革新性を備えた問題解決型の組織的社会的地位気分業態」へと、いかにして進化させていくかという問題であったと言えます。

例えば、1972年以降、協同組合運動の思想に基づいて、分散状態にあった小規模生産者たちの支援・組織化を進め、全農などの協力を得て不況時の買い支え(男物紬)事業まで実現した「笠利町農協』。同時期に、集散地問屋との共存を図りつつも、独自の図案・意匠の開発など、問屋への全面的依存状態からの脱却を追求した「奄美産元(株)」。

そして77年以降、名瀬をはじめ奄美群島内の小規模市場品生産者たちの販売活動(価格実現)を担う仲買人たちの組織化を進めていった「大島紬販売協組」。これらの動きを全体として捉えるならば、奄美産地が新しい経済状況に対応して「産地問屋」の創出など自らの存続と発展のために総合的な体制(態勢)を確立していこうとしていたことは明らかです。

残念ながら、これらの取り組みは挫折し、その後、この問題での抜本的な効果的な取り組みが実現しないまま、状況は深刻化していきました。なぜ、伝統の地場産業は、ハイスペック化を果たせないまま、わずかこの30年余りの間に産地消滅の瀬戸際にまで衰退してきたのでしょうか。

そこには、不況時の産地の共同利益(男物紬の買い支え事業)に反するような個々の業者抜け駆けや足引っ張り、「利益は自社に、損害・責任は共同組織へ」、経営と資本の未分離といった同業組合的「株式会社」の限界性(奄美産元)など、個々の業者や団体など経済主体レベルの原因事情がありました。

しかし、最大の原因・事情は、まるで山のごとく動かなかった本場奄美大島紬協組にありました。不況の度に公的支援に頼り続け、「適正価格の実現」や「不況対策」などスローガンは見事に掲げ続けるもののそれに実効性を持たせる制度的基盤づくりには動かず、政争に追われ、そして、ハイスペック化を担う全産地的な協調協働の態勢(広域的な経済的協働主体)づくりには最後まで動かなかったからです。

平成27年6月14日

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