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2014年5月12日 (月)

何だ自民党が統治ができていないことなんだ?!・・・・5/12/2014・社説・金子衆院議員に望む・・・人口減少、雇用確保対策を・・・

引用

5/12/2014・社説・金子衆院議員に望む・・・人口減少、雇用確保対策を・・・

 

昨年の参院選後初の国政選挙として注目された衆院鹿児島2区補欠選挙で初当選した自民新人の金子マスオ氏(67)が8日、国会に初登院した。補選は、公明党の推薦を受けた金子氏が6万6360票を(得票率52・6%)を獲得、野党4党推した打越アカシ氏に2万票以上の差をつけた。

金子氏の勝因の一つに奄美群島での「貯金」が挙げられる。奄美12市町村の有権者数は2区全体の33・9%に過ぎないが、投票者数が45・7%を占めており、地板となる奄美群島で3万票以上も引き離したからだ。強力な集票力を発揮してきた徳洲会票の取り込み、野党共闘の乱れといった敵失も見逃せない。

 

選挙戦で金子氏は、これからは奄美群島の将来像を描きながら奄振交付金の充実や高齢者福祉、医療、産業振興策、子育て、教育などの選挙公約を示したが、まずは二つの仕事に本腰を入れて取り組んで欲しい。

第一に働き盛りの人口が減る中、地域の活力を取り戻して欲しい。

県統計家によると、奄美12市町村の推計人口と世帯数(4月1日現在)11万1697人、5万142世帯。前回衆院選が行われた2012年12月より4044人、1143世帯も減少している。

同年の年齢別推計人口調査では、労働力の中心となる15~64歳の「生産年齢人口」が56%、0~14歳の「ネンショウ人口」は14・7%、65歳以上の人は29%を超えており、総人口の4人に1人が高齢者となっている。

少子高齢化が進んでいることが示されているが、人口は地域力の基盤だ。人口流失を減らすためには、保育サービスの充実や若年層の呼び戻し、学卒者の受け皿作りや移住促進、U・Iターン就職を支援するための企業情報の発信などといった対策を講じて欲しい。

次に若い人達が希望をモテる雇用環境を整備し欲しい。

奄美群島が日本復帰したのは61年前の1953年。翌年から始まった特別法に基づく奄振事業で、道路や学校、港湾、水道、公共施設など社会基盤が整備された。注ぎ込まれた補助金は2兆3千億円を超える。それでも1人あたり郡民所得(2011年度)は203万6千円で、国民所得の7割程度だ。

奄美群島は基幹産業の大島紬が衰退する中、依然として回復の見通しが立たない。

円高や景気低迷などから本土での雇用環境が悪化。非正規労働者も増加し、所得減少につながっているようだ。

庶民は節約しながら家計をやりくりし、高齢者は年金の減額などで厳しい生活を強いられている。

低所得書の増加は島内消費を冷え込ませ、景気の冷え込みという悪循環を生むだろう。仕事の創出と賃金の底上げを図るためには現実を直視し、将来を担う若者が安定的に働き続けることができる環境づくりを急いで欲しい。

島の人々の願いは、夢と希望に満ちた豊かな奄美群島だ。

 

14/5/12 9時1分29秒

何だ自民党が統治ができていないことなんだ?!




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