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2014年8月 9日 (土)

自主防衛を急げ! [単行本(ソフトカバー)] 日下公人 (著), 伊藤貫(著) 5つ星のうち 4.8 レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)


引用


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いま日本人に読ませたい「戦前の教科書」 [単行本]日下公人 (著)   5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー) 価格:  1,728

大正から昭和初期にかけて、日本の義務教育は世界最高水準だった。当時の教科書をいま見直してみると、その中には現在でも学ぶべき点が数多くある。

そうした戦前の教科書を見直し、現在にも通じる日本の教育精神を今の読者に伝えるのが、本書の主旨である。

一部に戦前の教育イコール軍国主義、とする見方があるが、これは正しくない。太平洋戦争以前の教育は、非常にバランスのとれた、質の良い教育だった。その教えの元となる教科書には、情操教育を養ったり、道徳心を身につけさせたり、国際的視野を広げるような、現在にも通じるような内容が記されている。

本書は、国語の教科書(尋常小学国語読本・国民学校国語読本)を中心に戦前の教科書に学ぶ。「ハナ ハト」「水師營」「鉢の木」「中村君」「稲むらの火」「小さなねぢ」「青の洞門」「曽我兄弟」など、実際に掲載されていた数多くの教材も当時の挿絵とともに紹介する。

大正から昭和へ―そこには世界最高水準の義務教育があった。先人の「学び」を知れば、日本の未来が見えてくる。

単行本: 224ページ出版社: 祥伝社 (2013/6/10)

言語: 日本語発売日: 2013/6/10

目次

第1章 国語がすべての基本である(西洋的進歩礼賛思想の愚「アメリカ人になればうまくいく」のか ほか)

第2章 世界最高水準だった日本の小学校教育(江戸時代、庶民の文化レベルはきわめて高かった地方の文化も豊かだった ほか)

第3章 周りのものに目を向けなさい(名前を憶え、存在を学ぶ国際的視野の持ち方を教えていた ほか)

第4章 あるべき日本人の姿を学ぶ(こうあるべきという実例を学ぶ先人たちの努力によって国土がある ほか)

第5章 人間教育は知・情・意のバランス(小さいころは情操教育を主になぜ「知・情・意」が必要か ほか)

「知・情・意のバランスを取り戻す!」大人のための教科書!

本書は著者・日下公人氏の止むに止まれぬ、愛国の想いで貫かれています。

「はじめに」で、昨年暮れに安倍総理が述べられた施政方針演説の一節が引用されていますが、このことからも、本書の性格は実に明快です。日本人が日本人として美しく生きること。他の誰でもなく、私たち自身が素直なこころで、

歴史の中に真実を学び、自らの運命を切り拓いていく意志、そして勇気を持つことが、今何より必要なことが、本書では熱く語られています。

著者は、本書において大正から昭和初期の「日本の義務教育」が、世界最高水準であった事実を詳らかに解説。

尋常小学国語読本、国民学校国語読本を中心に、挿絵も掲載しながら、当時の教科書の雰囲気まで再現されています。

1.0  ありがとうございました

正気かね、と思う本でした。実のところ、90歳の現役脳外科医である父に頼まれて注文した本ですが、父曰く「そんなに戦前がいいならドラえもんに頼んで連れて行ってもらえばいいのに。苦労知らずのボンボンな上、3流私大卒の知能しか持ってないアベちゃんなら3日もたずに帰って来るだろうけどね。そのうちこんな本が出るような世の中になっちゃいかんから敗戦の時にワシは天皇ヒロヒトを処刑すべしと主張したのだよ。Reverse Course を辿らんようにね」でした。

こういう本を買う種類の人々は本をグチャグチャにする傾向があるので、どんな商品が来るか興味津々でしたが、案の定ボロボロ、シワシワの本でした。

到着日は4日遅れでギリギリ合格です。

5.0  「知・情・意のバランスを取り戻す!」大人のための教科書!, 2

レビュー対象商品: いま日本人に読ませたい「戦前の教科書」 (単行本)

本書は著者・日下公人氏の止むに止まれぬ、愛国の想いで貫かれています。「はじめに」で、昨年暮れに安倍総理が述べられた施政方針演説の一節が引用されていますが、このことからも、本書の性格は実に明快です。日本人が日本人として美しく生きること。他の誰でもなく、私たち自身が素直なこころで、歴史の中に真実を学び、自らの運命を切り拓いていく意志、そして勇気を持つことが、今何より必要なことが、本書では熱く語られています。

著者は、本書において大正から昭和初期の「日本の義務教育」が、世界最高水準であった事実を詳らかに解説。尋常小学国語読本、国民学校国語読本を中心に、挿絵も掲載しながら、当時の教科書の雰囲気まで再現されています。

読了して、当時の教科書から学ぶべきことがいかに多いかに驚くばかりです。戦後の恣意的な教育で歪められた日本の姿…しかし、日本という国に誇りをもっていた、かつての日本人、すなわち私たちの祖先の矜持が、いま、本書によって甦る!

最近多く出版されている中国や韓国の実態に迫る書籍も有益ではありますが、

日本人が大切にしてきた「徳を保つ」という美風を学ぶことは、より意義深いことのように思われます。

“イギリス人、アメリカ人、あるいは中国人であれ、偉い人は偉い。くだらない人はくだらない。”

そういう認識で貫かれている大正から昭和初期の教科書の存在を学ぶことは、今の日本人が失いつつある「知・情・意のバランスを取り戻す!」きっかけとなることでしょう。

将来の子供たちのために、いま、大人が読むべき教科書―それが本書です。

5.0  平気で人を傷つけたり殺せる今の子供を育てたのは戦後の日教組教育だと確信した。, 2013/8/9

レビュー対象商品: いま日本人に読ませたい「戦前の教科書」 (単行本)

美しいものを美しいと感じる心など情緒をしっかりと教えた大正7年から昭和7年までの「戦前の教科書」を今の日本に一番必要なものの1つだと思いました。今からでも、この本を教科書として多くの子供達が学んで欲しいです。

評価★1つの方が書いていますが、中には戦争下でご苦労された人もいたでしょうが、私の周りでは多くの方が日下公人さんと同じことを語っています。とても良い本と出会うことができました。多くの、特にお子さんのいる方にお勧めします。

4.0  戦前の優れた教育を見直すきっかけに, 2013/9/15

レビュー対象商品: いま日本人に読ませたい「戦前の教科書」 (単行本)

戦前の小学校で子供達が学んだ国語読本を元にしています。以前、戦前の修身の教科書が話題になりましたが、こちらは国語の教科書です。国語教育を重視していた時代の教科書ですから、読み応えがあります。ただ、本書の内容は日下氏の解説が多いです。大正デモクラシー期に作られた国語の教科書は、戦前という言葉で想像されるような軍国主義内容ではありません。

今よりは親孝行や勤勉さを教える内容があるのは予想どおりです。

私はネジの話に感銘を受けました。人と比べて自分を卑下するのでは無く、小さなネジにも居場所があって、人から頼りにされる、自分の仕事があるということの大切さを説いています。

5.0  予想通りの内容でした。, 2013/8/5

レビュー対象商品: いま日本人に読ませたい「戦前の教科書」 (単行本)

タイトルから内容を想像したとおりでした。一つの価値観としてこれもありなのでは。

5つ星のうち 5.0  もっと知りたい, 2014/6/17

レビュー対象商品: いま日本人に読ませたい「戦前の教科書」 (単行本)

戦前の教育はとても素晴らしく思いました。

自分もこういった教科書で学びたかったし、子どもたちにも教えたい内容でした。戦前の教科書のことをもっと知りたいです。

5つ星のうち 1.0  ありがとうございました, 2013/7/25

レビュー対象商品: いま日本人に読ませたい「戦前の教科書」 (単行本)

正気かね、と思う本でした。実のところ、90歳の現役脳外科医である父に頼まれて注文した本ですが、父曰く「そんなに戦前がいいならドラえもんに頼んで連れて行ってもらえばいいのに。苦労知らずのボンボンな上、3流私大卒の知能しか持ってないアベちゃんなら3日もたずに帰って来るだろうけどね。そのうちこんな本が出るような世の中になっちゃいかんから敗戦の時にワシは天皇ヒロヒトを処刑すべしと主張したのだよ。Reverse Course を辿らんようにね」でした。

こういう本を買う種類の人々は本をグチャグチャにする傾向があるので、どんな商品が来るか興味津々でしたが、案の定ボロボロ、シワシワの本でした。

到着日は4日遅れでギリギリ合格です。梱包は最低レベルですが、最低レベルな本の中身にはピッタリでした。

16:59 2014/08/09


中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書) [単行本]伊藤 貫(著)   5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー) 

価格: ¥ 918   通常配送無料 詳細 

この本を読んでも「核保有」に反対ですか?

 

尖閣事件は中国の「勢力圏拡大戦略」の前奏曲でしかない。今後中国は露骨に日本の主権を侵害してくる。ワシントン在住で国際政治・経済のアナリストである著者は、何年にもわたって国務省、国防総省、CIAの高級官僚や軍事委、外交委の政治家、そして著名学者らと日本の安全保障について議論してきた。その結論は「日本にアメリカの核の傘はない」「MDでは核ミサイルを防ぎきれない」「アメリカに届く核を持つ中国と、日本のために戦争する気はない」であった。

2020年代、アメリカは経済破綻に瀕し、軍事費は大幅に縮小し、中国の経済規模、軍事予算はアメリカを抜く。そしてアメリカは東アジアから後退せざるを得なくなる。その時日本はどうするのか。ハンチントン教授は「日本は中国の勢力圏に吸収されるだろう」と述べていた。それで良いのか。どうすれば中国の属国にならずに独立を維持できるのか。中・朝の核の脅威から国民を守り、隷属を避け、戦争を抑止する…そのために必要最小限の核武装をする、これは平和を希求する日本人にとって道徳的義務でもある。この本を読んだ後も、あなたは核保有に反対ですか?

「勢力圏拡大」を国家目標にしている中国。2020年代、その軍事費は世界一になる。片やアメリカは財政破綻に瀕し、東アジアから後退する。著者が米高官らと激論して得た本音は「アメリカを核攻撃できる中国とは戦争しない。日本に核の傘はない。日本は中国の勢力圏に吸収される。しかし日本に核武装させたくない」であった。そもそも核を持たぬ国は核武装国に服するしかないし、発言権もないのが国際的常識なのだ。「自らを守り戦争を起こさせぬために核を保有する」―これは21世紀の日本人に課せられた道徳的義務でもある、と著者は説く。

単行本: 318ページ出版社: 小学館 (2011/2/1)

言語: 日本語発売日: 2011/2/1

 

目次

第1章 日本の対中外交の座標軸

第2章 世界一の覇権国を目指す中国

第3章 中国の軍事戦略と日本の防衛

第4章 台湾防衛と日本の安全保障

第5章 日本が独立国であるために

緊急対談 中・朝の核から国民を守るのは日本の道徳的義務だ!(田母神俊雄(元航空幕僚長)×伊藤貫)

冷静な議論 日本にも核抑止力が必要だと説けば、多くの人から危険思想の持ち主として扱われる。だが、本書を読めば、核抑止力を持てと主張する人間と核抑止力を持つなと主張する人間のどちらが危険思想の持ち主か分かる。

核武装する軍国主義国家を隣人として持つ我々日本人の決意が問われていると改めて気付かされる。

3.0  日本も自主独立・自衛の道を

核戦力の向上と、中国人民軍の発言権の増長は比例している。当たり前のことだが、本書ではその因果関係を具体的言説や軍事行動で簡潔に説明しています。「核カード」をちらつかせることで、アメリカと対等な立場を要求し恫喝してきました。特に1995年以降、台湾併呑の立場を鮮明にしていく中で、アメリカの介入を躊躇させる道具として核を使用した。孫子の兵法「戦わずして勝つ」という戦略に最も効果的なのが「核」であることは事実です。

 

中国人民解放軍の最右翼として、熊光偕があげられますが、彼は1995年にフリーマン元国防次官補と北京で会ったとき、こう恫喝したといいます。「中国は既に米軍が破壊することの出来ない移動式の核戦力を保有している。ロスを攻撃されたくなかったら、台湾紛争に介入するな」

5.0  冷静な議論, 2011/3/4

レビュー対象商品: 中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書) (単行本)

日本にも核抑止力が必要だと説けば、多くの人から危険思想の持ち主として扱われる。だが、本書を読めば、核抑止力を持てと主張する人間と核抑止力を持つなと主張する人間のどちらが危険思想の持ち主か分かる。

核武装する軍国主義国家を隣人として持つ我々日本人の決意が問われていると改めて気付かされる。

5.0  危機の2020年代, 2011/2/13

レビュー対象商品: 中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書) (単行本)

基本的に日本は、イギリスと同じように「中型国家」として、民主主義的価値観の下、皇室に象徴される国柄を尊重しながら、経済発展を維持し、世界の中で独自の生き方を貫くしかない。中国やその他の国の「属国」として生きていくことは、できないだろう。これは、普通の日本人が無意識に思い抱いている未来に生きる日本という国家の姿だろう。

アメリカ滞在25年という伊藤貫氏は、誰よりも分かりやすく、現在の国際情勢の下での「コップの外から見た日本」を分析している。氏から見れば、「日米同盟は、或る一面に於いてアメリカが日本を真の独立国にさせないために仕掛けたワナである」「中国とアメリカには、日本を核武装させないという明確な約束が存在する」「2020年代には、太平洋における米中の軍事力が逆転する。そのとき、中国への日本従属化が進められる。中国の恫喝にアメリカは日本を守らない」。近未来に向けて、日本をめぐる状況を、氏は国務省やペンタゴンの官僚、アメリカ外交に強い影響力を持つ政治学者たちとの討論から、説得力のあるデータと論理で描き出す。また、日本ではほとんど神格化されているキッシンジャーが、チャイナロビーとして莫大な謝礼を中国政府から得ている事実を指摘する。

実は、こうした議論は、かつて、1980年代から保守的言論人の一部も警告してきたものである。しかし、多くの保守派は、「心地よい日米同盟の幻想」から抜け出そうとはしなかった。日本人が惰眠を貪っている間に、まさに「危機の2020年代」が迫っている。

4.0  基本に立ち返り、現実を直視すべき時, 2011/5/30

レビュー対象商品: 中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書) (単行本)

 

リベラル紙であるはずのニューヨーク・タイムズが今年(2011年)の元日に掲げた社説は、中国の海軍拡張を警戒せよというものだった。アメリカのアジア情勢の論壇では、中国の軍拡にいかに対処すべきかという議論がかまびすしくなっている。日本もいよいよ、現実を見るべき時である。

本書の結論は、中国の覇権政策から身を守るためには、日本にも核戦力が必要であるというものである。日本で核武装の話はタブーとされ、「危険思想」とさえ見なされがちであるが、先入観の前に、筆者が直視している「現実」にこそまず注目すべきである。それは急速な中国の軍拡と軍近代化であり、核で脅された時に「LAを犠牲にしても東京を守る」というアメリカの政治家はいないという現実である。核という響きをただカッコいいと思っている戦争屋ではなく、筆者は日本を守るために必要な装備とは何かを見つめ、核という結論に至っているのである。

さらに噛み砕いて言えば、伊藤氏の主張は「自分の国は自分で守る」というシンプルな原則である。国際政治学の歴史的な見方であるリアリストの考え方であり、戦後の日本が欠いてきた考え方である。思えば政治学の礎の一つを築いたといえるマキャベリの時代から、そもそもまず国防は自前で行うのが当たり前かつ安全なのであって、同盟はそれを補完する要素にすぎない。国益で動く国際政治の現実にあって、日本もまた自らの国益と生存の計算の下に自らの国防に責任を持たなければならないのである。

数年前に、中国脅威論がマスコミでも話題に上ったことがあった。しかしそこで議論の大勢を占めていたのは、中国は脅威と言うのは「適切」かどうかという、問題の核心に関係のないものであったと評者は記憶している。しかし議論すべきは、中国が脅威かどうか言っていいのかどうかではなく、中国軍の力は脅威とするに値するかどうかというものであったはずである。検証すべきは日本を取り巻く軍事バランスの現状であって、モラルの問題を云々するのはまことに脱線した議論なのである。

突き詰めて言えば、現実を見るのがリアリストである。そして本書は、日本に突きつけられた直視すべき現実の一片である。

4.0  米中政争のオモチャとしての日本がわかる, 2012/1/7

レビュー対象商品: 中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書) (単行本)

 

挑発的な本のタイトルは出版社側の宣伝文句にすぎません。内容はまともです。

 

外交においてアメリカが狡猾で、中国が老獪で、日本が幼稚だという現実をまざまざと見せつけてくれます。

 

右派や左派、保守派やリベラル派という政治思想に関係なく、日本国民が自主防衛の気概をもたないために、日本が米中政争のオモチャとして大活躍する哀れで惨めな姿。なにがなんでも克服しなければ日本に明るい未来は来ないことがわかります。自国は自分たちで守れ。我々日本人もいいかげん気づきましょう。

5.0  日本の現実を知る。, 2013/2/1

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大変いい本でした。 伊藤氏の分析に感銘を受けました。 現政権には防衛をしっかりしてもらいたいです。 友人も友好国もいざとなったらあてにできない。 自分がしっかりするということでしょうか。

5.0  目から鱗が落ちる一冊, 2012/12/23

レビュー対象商品: 中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書) (単行本)

本書では表題を論理的に解説している。中国脅威論には、感情的になりすぎ論理性を失ったものが多いが本書では極めて論理的に解説されている。「親米」「親中」という対立軸で議論されることが多いが、本書でそのどちらも間違いであると論ずる。日米同盟に頼る政治家も、中国の脅威を軽視する政治家と同様に愚かであるということを説明し、読了後には自然と日本の核武装の必要性を感じるようになる。「日本の核武装」という日本では賛否両論があるテーマについても「なるほど」と感じさせるだけの裏付けがこの本にはある。中国脅威論や核武装論に対して否定的な考えを持っている方に特に一度読んでいただきたい一書である。

5つ星のうち 5.0  日本は核武装しなければ滅びます、アメリカは日本の為に中国と戦争しません、このことがわかりました。, 2013/2/14

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中国と日本が戦争になった時、中国が日本に核を落とす、と言ったら、日本は、「どうか、それだけはしないでください、日本は中国の言う通りにします」、と言わざるをえなくなり、中国に屈服するでしょう、アメリカは日本の為に、中国と核戦争はしません、日米安保はアメリカが日本に自主防衛と核武装をさせないための、口実でしかない、10年前の米中の軍事経済情勢と今は全く違う、伊藤貫氏はワシントンに26年住み、アメリカ政権中枢の人物達といつも会い本音を聞いてきた、また、アメリカの政策決定に本質的かつ、甚大な影響を及ぼしてきた政治学者の著作、論文を読み、深く研究してきた、伊藤貫氏の本を読む事なくして、アメリカ、国際政治、日本がどのような状況の中にあるか、、なぜ米中露英仏印パキスタン、イスラエル等核をもっているか、わからないだろう、読者は伊藤貫氏を読む事によって、国際政治の真の姿、日本の今後の方向性を知るであろう。まさに、伊藤貫氏のこの本は日本にとって、福音である、日本人1億2千万人が読まねばならない本である。日本人よ、どうか、伊藤貫氏の「中国の核戦力に日本は屈服する今こそ日本人に必要な核抑止力」をお読みください。

3.0  日本も自主独立・自衛の道を, 2011/2/6

レビュー対象商品: 中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書) (単行本)

核戦力の向上と、中国人民軍の発言権の増長は比例している。当たり前のことだが、本書ではその因果関係を具体的言説や軍事行動で簡潔に説明しています。「核カード」をちらつかせることで、アメリカと対等な立場を要求し恫喝してきました。特に1995年以降、台湾併呑の立場を鮮明にしていく中で、アメリカの介入を躊躇させる道具として核を使用した。孫子の兵法「戦わずして勝つ」という戦略に最も効果的なのが「核」であることは事実です。

 中国人民解放軍の最右翼として、熊光偕があげられますが、彼は

1995年にフリーマン元国防次官補と北京で会ったとき、こう恫喝したといいます。

「中国は既に米軍が破壊することの出来ない移動式の核戦力を保有している。ロスを攻撃されたくなかったら、台湾紛争に介入するな」1996年2月に訪中した米政府高官には「アメリカと中国が軍事衝突すれば、われわれはニューヨークに核ミサイルを撃ち込む用意がある。それでも介入するつもりか」西海岸のロスから東海岸のニューヨークという地理的なレトリックを用い、アメリカ全土を標的にできることを伝えています。

中国人民解放軍には朱成虎という強硬派もいます。彼は2000年2月(当時の肩書は大佐)、軍の機関誌に「中国は、非核のイラクやユーゴスラビアとは違う。中国はアメリカを核攻撃する能力を持っている。アメリカが台湾紛争に介入しようとするならば、強烈なダメージを被る結果となる」と書きました。

彼は直後に少将に出世、2005年に、「中国政府の核兵器の先制不使用という原則は『いつでも変えることの出来る』政策だ。もしアメリカが台湾紛争に軍事介入すれば、中国はアメリカに対して核兵器を先制使用する」と発言しました。

この発言は共産党政権を乗り越えた軍部の独走を想起させる恐ろしいものです。

 

こんな中国の現状に対して、著者の主張は明確です。「日本の主権を守り独立を達成するために、日本は核武装するべきである」終始一貫、どうすれば日本は核武装を達成できるかを説いています。

 

尖閣諸島、北方領土、竹島問題など多くの領土問題を抱える日本ですが、対等な立場での国際的対話ができていない状況です。政治家の資質や、国民性などが槍玉にあげられることが多いのですが、実質的に強気な発言ができない現状があります。牙の無い虎は怖くありません。どんな理不尽な要求にも唯唯諾諾として好々爺を演じ続けることはもはやできません。本当の意味で胆力のある政治家、国民の覚悟がなければ、これから先も世界の財布としての地位しかありません。最近の金融危機で、その地位さえ危ういのですが。

 

個人的には核兵器を憎みます。福島の原発事故を目の当たりにするととても複雑な気持ちになります。核に頼らない自主・独立の道をどのように模索していくのか、様々な知見を動員して智恵を絞る時です。

5.0  国民全部に見せたい, 2013/4/30

レビュー対象商品: 中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書) (単行本)

早く普通の国になってほしい。・・・と、思うのは自分だけではないと思う。日教組の再教育に使用しては・・・冗談ですが。

5.0  日本が核武装する必要性を感じさせる, 2014/5/3

レビュー対象商品: 中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書) (単行本)

 

中国から核攻撃を背景にした脅しを受けたとき、日本は従うしかない。アメリカは日本のために数千万人の犠牲を払って核戦争など実施しない。アメリカの核の傘など幻影だ。不道徳だ。そう分析する著者の論は明快です。新書サイズを超えた読み応えです。アメリカ在住が長く、政財界や軍人との対談を通して語られたアメリカのホンネをもっと日本人に広めたいものです。

日本を核武装させないのは、アメリカとチャイナの国益のためであり、決して日本のためではありません。

ましてや日本が核を持つのにふさわしくない国だからでもありません。核を持つ中朝が道徳的な振る舞いをしているとでもいうのでしょうか。このような著者の論にまともに反論できる人は少ないでしょう。それにしても、キッシンジャーの親中ぶりというか、彼らに接待漬けにされて恥じない傲慢さには吐き気がするほどだ。

従来の右翼・左翼の枠の外からの視点で書かれた本, 2011/7/9

レビュー対象商品: 中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書) (単行本)

 

アメリカの言うことさえ聞いていればアメリカが守ってくれると思っている親米保守と、憲法9条や非核3原則等を盾にして感傷に任せて戦争反対と叫んでさえいればそれで良いと思っている反戦左翼。著者はこの両者の主張をバッサリと切り捨てます。米中の多数の要人の発言や、アメリカの今後数十年間の財政状況や、過去数十年にわたって中国が進めている軍拡についての具体的なデータを羅列しながら今後の米中の動きに対して日本が国防を考えたときに採らざるを得ない選択を述べています。

 ・要するに自分の国は自分で守るしかないということ。

・そのために軍事力は必要だということ。

・核兵器は日本にとって脅威となる諸外国に対する抑止力として有効な兵器で、

 他の兵器に比べでコストベネフィットが高いということ。

特定の思想や感情論を含まない、現実的な現状認識と今後の日本の採るべき方策を体系的に分かりやすく説明してある良書だと思います。個人的には、順序立てて書かれている分、対話形式の自主防衛を急げ!より本書の方がお薦めです。どちらも内容的には良く似てますが。

最近はそのうち中国の経済が破綻するから国防上の脅威にはならないということを言っている方も居るようですが、親米保守や反戦左翼も含めて日本人は正面から国防を考えることから逃げ続けている国民なのかなと思いました。

 

僕自身は中国人に対しての敵対心はないですし、強硬な核武装論者でもないですが、日本人の国防に対する意識が現状のままであれば、数十年後の日本は中国の属国的な位置に収まってるのも当然の帰結かなと思います。

5.0  これこそが日本の生き残る道、現代の「坂の上の雲」か?, 2013/12/23

レビュー対象商品: 中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書) (単行本)

「制裁を受けてでも自主的核抑止力を構築しろ」この結論に至るいくつもの根拠を紹介しています。彼の言っていることは過激でも何でも無く、国際社会の現実です。一人でも多くこの本を読んでもらって、そして国民による核武装のコンセンサスを形成すべきです。

5.0  中国の台頭とアメリカの衰退は必然である, 2012/11/21

レビュー対象商品: 中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書) (単行本)

 

外交と軍事の論文ベースではあるが、多くのインタビューや関連情報も盛り込まれおり、意外と読みやすかった。

アメリカのアジアへの関与の衰退は歴史的にも必然であり、かつて英国がドイツの台頭を押さえられなかったように、中国の台頭も必然であると著者は説く。

著者の「潜水艦による巡航ミサイル配備が抑止力に」はコスト面からも評価でき、一読の価値あり。

巻末の田母神俊雄氏との対談は『正論』誌に掲載されたものを訂正・加筆したもので、とても濃い内容。田母神氏はここでEUばりの核のシェアリングを提唱する。

 

安保条約の本当の意図は? アメリカの政府・軍・情報/研究の関係者で、誰が公正で誰が正直か? これも本書で明らかになる。著者が会って見たキッシンジャーやブレジンスキーの実像まで出てきて驚いた。本書の中核は長い第二章と第三章。

第三章第四節の30Pほどは、2006年と少し古い発行の平松茂雄『核ミサイルのの標的』の増補最新版とでもいうべき。続く第四節ではMDシステムの有効性に疑問を投げかける。参考資料には、多くの英文の文献に混ざって『中国 核ミサイルの標的』も載っている。日米安保/中国の脅威だけでなく、「真の独立」を追求する方も必読。

5.0  めまい, 2011/6/15

レビュー対象商品: 中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書) (単行本)

 

・大昔からアジア統一という目標を一貫して掲げている中国。2020年前後には経済力、軍事力ともに世界一に。

・日米安全保障の「核の傘」は、中国がすでに米国に攻撃可能な核ミサイルを所持しているため無意味。

・日本が米国に購入させられている対核ミサイルシステム「MD」は、数発同時の攻撃には無効。

・アメリカは人種問題、経済危機などでアジアどころではなくなる。

・日本の外交議論は、単細胞な拝米主義者と、ウィルソニアン的視点で盲目的に平和を叫ぶ自称リベラル派の対立構造のみ。

これらの事実から、日本はこのままいけば中国の属国になることは避けられないようです。もうなにもかも手遅れかもしれません・・・。

5.0  クール!!, 2012/6/30

 ヤマト (日本) - レビューをすべて見る

 レビュー対象商品: 中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書) (単行本)

 

タイトルからある程度予想される内容ではなく、良い意味で裏切られました。

 

まるで宇宙空間から人工知能が地球を眺めて、各国の動きを倫理とか正義とか感情を抜きに分析しているかのように、非情で冷酷な現実をこれでもかとつきつけられます。他の保守系の警告本とは一線を画した内容であり、一気に読んでしまいました。

ただ、情報戦についてはほとんど触れられていません。日本に住んでいる我々からみれば、核恫喝以前に情報工作で屈服してしまいそうに見えるのです。

3.0  それでも核武装に賛成できない, 2011/6/21

レビュー対象商品: 中国の核戦力に日本は屈服する 今こそ日本人に必要な核抑止力 (小学館101新書) (単行本)

 

中国は急激な軍拡をやっているが、日本の保守派は米国が「核の傘」で日本を守ってくれているので安心だという発想を本書は切り捨てている。中国も米国も目標は同じで、日本に自主的な抑止力を持たせないことであるという。その方が日本を操りやすいからである。バランスオブパワーを信奉するリアリストの発想である。米露中朝の四核兵器国に囲まれているのだから、核武装しないと国を守れないと作者は何度も主張する。しかし、作者が何と言おうと、日本国民は核武装しないと決意している。それによる不利も甘んじる覚悟ができているのだ。日本は「カワイイ」やハイテクを国家イメージにしている国である。軍拡によるキナ臭さとは無縁な生き方をしようとしているのだ。それでいいじゃないかと私も思う。平和ボケと言われようが、スマートで楽しくクールな文化を世界に発信していくという選択があってもいいと考える。甘いと批判されそうが、そういう生存だって「アリ」と思う。中国の強面ばかり本書で強調されているが、国内統治問題は依然として厳しいし、一人っ子政策の大きなツケもいづれ払わなければならない。世界の石油などのエネルギーも減少時代に突入している。軍拡競争ばかりしておれない時代でもあるのだ。米国隷属か中国屈服かの二者選択方式も稚拙な議論のように思う。核が使われないような努力を積み重ねていくしかないのだ。絶望せずに。

 15:45 2014/08/09

 


自主防衛を急げ! [単行本(ソフトカバー)]  日下公人 (著), 伊藤貫(著)   5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー) 

価格: ¥ 1,836   通常配送 内容紹介

◆核議論をしていれば、原発事故も防げていた 福島原発事故は想定外の津波によって、 施設は破壊され、放射能漏れが現在も続いている。 後手後手に回る東電や政府の対応は、 これからの日本に教訓となるべきものである。 なぜならば、政府の無知は 菅総理に代表されるように、 原発反対、核武装反対の立場を取ってきたために 原発や核に対する知識がなさすぎたことである。 もし、以前から核について議論していたら 原発に関する安全性は見直されていたはずである。 つまり、今回の事故は未然に防げた可能性が高い。 嫌なことは後回しにする体質、 おざなりのまま大切な議論をしない体質、 日本の外交を考えない体質……。 実はすべてが、今回の原発事故をまねいた。 この事故は明らかな“人災”なのだ。 ◆日本はこのまま崩れてしまうのか? 大地震により国内の問題一色になった日本。 しかし、国際環境を見回せば、 現在、ただならぬ状況にある。 アメリカの経済圧力(TPPなど) 中東革命による石油高騰 中国のインフレと暴動の可能性 北朝鮮の核の脅威など、 このまま国内問題に終始していれば、 近いうちに日本は国際環境のなかで取り残される。 本当の独立国となるには、 やはり核議論は避けては通れないのである。 アメリカ在住の政治・外交評論家である伊藤貫氏は、 アメリカの真の狙いを肌身で感じた経験を踏まえて語り、 日本を愛し、経済・政治・社会など あらゆる分野を辛口批評で警鐘する日下公人氏は、 日本人としての覚悟を語る。 戦略なき日本に明日はあるのか? 白熱の議論が展開される。 ◆「核」を議論しなければ日本人は前に進めない 今回の震災に遭っても、 明日への希望を失わない日本人の素晴らしさが 世界のニュースを駆け巡っている。 しかし一方で、危機管理能力のなさが露呈したのも事実である。 危機管理は、平和な状態が長く続いた日本人には、 消失してしまった言葉である。 突然の事故に対する再生ができるのに、 それを防ごうとする対策はできない。 だから、国益や国防といった日本の未来に左右する 大問題ですら対策を議論しない、 もはやこれは国民性といっていい。 今回の原発事故で、国民はいっせいに 原発反対論者となってしまうのだろうか。 日本の未来を考えたとき、それは得策ではない。 あえて核について議論する。 その強さこそが日本を再び世界一の国にするための スタートとなるのだ。

内容(「BOOK」データベースより)


今、明かす日米関係の「真実」と新米保守派の「デタラメ」。裏では「ジャップ!」と呼ぶキッシンジャーら知日派米国人。日本のグランド・ストラテジーとは何か。「対米依存」はなぜ間違いか。「自主防衛」はなぜ必要か。このままでは日本は崩れてしまう―白熱大議論。

 単行本(ソフトカバー): 378ページ出版社: フォレスト出版 (2011/4/15)

言語: 日本語発売日: 2011/4/15

 目次

第1章 内と外から「日本」を読み解く(日本には自主的な核抑止力が必要だ日本は「リアリスト・パラダイム」に立脚せよ ほか)

第2章 日本はこの国際環境を生き残れるか(二十一世紀もバランス・オブ・パワーの時代アメリカは中世の叡智をご破算にしてしまった ほか)

第3章 日米関係の「知られざる深層」(“核の傘”は壮大なフィクションである防衛問題は“戦場の常識”から考えよ ほか)

第4章 われらの「核抑止力」構想(自主防衛しない国に正統性はない「保護なきところに忠誠なし」 ほか)

 

具体的な核武装論  戦後の日米関係や親米保守に厳しすぎる指摘(読んでいて心が折れそうになりました)をしながら、日本が独立国としての外交・防衛体制を持つ為に核武装する事を提案しています。他国を核兵器で攻撃する事は出来ませんが、数十発保有するだけで、数万発保有する国と対等に渡り合う事が出来ると言うのです。

非核三原則の廃止・集団的自衛権の行使・NPTの脱退・村山談話の否定等というプロセスを経て、アメリカが恐れる日本核武装の道へと進む事になりますが、やはり米中を同時に敵に回すのは得策ではないらしく、ロシアとの協商関係樹立(あまり信用しない事)やインドとの軍事同盟締結が提案されています。インドは、批判を浴びながら核武装を成し遂げたと高い評価がされています。...

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2.0  疲れた

戦略を論じるのになぜか、地政学的問題は等閑視されている。欧米経済が失速する中なぜか、中国のみ、経済を伸ばしていくという前提も理解しがたい。中国は極度の輸出依存経済だからだ。

大量破壊兵器から精密誘導兵器への軍事トレンドの変化(RMA)も抑えられていないし、今日の戦争の主流となっている低強度紛争(LIC)への対応も定かではない。要するに、核武装して中国(と米国)に対抗しましょう、というだけなのだろうか?しかし米国はともかく、中国のような、人権軽視国に対して、相互確証破壊(MAD)は必ずしも有効ではなく、その部分の議論も煮詰められていない。そもそも、米中を同時に敵にまわしかねない戦略論が、「戦略」の名に価するだろうか?

この種のものを為にする議論と言う。

5つ星のうち 5.0  具体的な核武装論, 2011/4/24

レビュー対象商品: 自主防衛を急げ! (単行本(ソフトカバー))

戦後の日米関係や親米保守に厳しすぎる指摘(読んでいて心が折れそうになりました)をしながら、日本が独立国としての外交・防衛体制を持つ為に核武装する事を提案しています。他国を核兵器で攻撃する事は出来ませんが、数十発保有するだけで、数万発保有する国と対等に渡り合う事が出来ると言うのです。

非核三原則の廃止・集団的自衛権の行使・NPTの脱退・村山談話の否定等というプロセスを経て、アメリカが恐れる日本核武装の道へと進む事になりますが、やはり米中を同時に敵に回すのは得策ではないらしく、ロシアとの協商関係樹立(あまり信用しない事)やインドとの軍事同盟締結が提案されています。インドは、批判を浴びながら核武装を成し遂げたと高い評価がされています。

憲法については改正の必要はなく、国際法違反だから無効宣言すればよいとしています。憲法の無効宣言こそが第一歩のようです。

5.0  自らが自らを護る意志があるのかを問う, 2011/5/14

レビュー対象商品: 自主防衛を急げ! (単行本(ソフトカバー))


日下氏の著書はこれまで幾つも読んできた。

この本で両氏、特に伊藤氏の話した内容は、日下氏と同じことを異なった視点から説明、納得させるものである。

しかも、在米25年間に自ら動いて手に入れた情報に基づいているので説得力もある。

国というものの存在意義、そしてそれを継続して守り、共有する為に必要な条件のひとつが国防である。

その必要性、在り方を考えたとき結果として、それを最も合理的におこなう方法として「核」を持つべきである、という結論に至る。

そして、全編を通して、読み手に対して「我々日本国民に、自らを自らが守る覚悟、意志があるのか?」を問うているのではないか。

5.0  我が国は戦後属国体制ではあと10年持たないとわかる本, 2011/5/2

レビュー対象商品: 自主防衛を急げ! (単行本(ソフトカバー))

久し振りに有意義な対談を読んだ。これほど明晰に米国の意図と、日本の置かれた現状を分析できている本はありません。伊藤貫先生、本当にすごい国際政治学者です。自主防衛を核武装を以て実施ししない限り、我が国には未来はない。

コラボーレショニスト: 利敵行為をする人が支配する國、ニッポン。コラボレーショニズムの国家はモラール(士気、気概、競争心)を失う。

我が国そのまんまじゃないですか。今のこれらの人びとに我が国を預けることは亡国への道です。

バンドワゴン(すがりつく)より、カウンター・バランス(対抗均衡)するそれが世界の常識。当たり前のリアリズム国家として再興することが、我が国にはまったなしに求められている。以上のことを、歴史の裏話(驚かされることたびたび)とともに、実に明快に伝わってきます。

国際政治史とわが国の未来に興味がある人には必読の書としてお勧めしたい。

5.0  親米保守よ。君たちは売国奴と蔑むサヨクと同類になりたいか?, 2012/11/25

レビュー対象商品: 自主防衛を急げ! (単行本(ソフトカバー))

「アメリカに追従していれば日本は安泰だ」「日本はアメリカが守ってくれるから、自主防衛する必要はない」今の日本人は誰しも、多かれ少なかれこう考える人は少なくないのではないだろうか。「保守」と呼ばれている人の中にも、こう唱える人は少なくない。しかしそんな日本人を、外国はどう見ているか、ご存知だろうか。インド外務省高官の言葉を引用してみよう。

 

「我々はアメリカと、軍事同盟関係に入りたくない。アメリカという国は、他の諸国と本当に平等な同盟関係を結ぶことができない国なのだ。アメリカと同盟関係に入った国は皆、独立した外交・軍事政策を運営する能力を奪われている。インドはアメリカとの同盟関係に入ることによって、日本のような惨めな立場に置かれたくないのだ」(本書206ページ)

この文章を読んで自嘲する人は多かろうが、そこで留まってほしくない。この短い文章には、本書のエッセンスが凝縮されているのだ。「アメリカと同盟関係に入った国は皆、独立した外交・軍事政策を運営する能力を奪われている。」何故なのか? その理由を、本書ではかなりのページを割いて丁寧に解説しているので、ぜひとも本書を手にとって読んでもらいたい。守ってもらおうと思っているアメリカが、本心ではいったい何を考えているのか、知っておくべきとは思いませんか?

そして、そんなアメリカも、あと十年か二十年で衰退していくとしたら?

親米保守の皆さん。あなた方もまた、もしかしたらあなた方が売国奴と非難する「サヨク」と同様、日本を危機に陥れる存在なのかもしれませんよ。本書を読んでもなお、そうではないといいきれますか?

少々分厚い本ではあるが、それを忘れるくらい、あっという間に読んでしまった。日本人の甘っちょろい「幻想」を完膚なきまでに叩き潰し、そして日本人に覚悟をせまる本書。日本人全員が必ず一度は読んでおきたい。特にまだ頭の柔らかい若者にこそ、手にとって貰いたい本である。

5.0  簡潔な説明で、素晴らしい内容だ !!, 2011/6/11

レビュー対象商品: 自主防衛を急げ! (単行本(ソフトカバー))

 

一読してみたらわかるが、余分な修飾語やつまらないロジックがなく、実に現実的で素晴らしい内容だ!!。この手の本は概ね綺麗ごとや、著者のつまらない知識の披瀝や、著者の知的レベルを高く見せようとするパフォーマンスが多いが、そのようなところが全くなく、実に地に足のついた堅実かつ現実的な意見だ。誰にでも分かりやすい言葉で、やさしく書かれているので(国際政治を語る時の最小の専門用語は致し方がない)、我が国の行き先を心配する多くの国民、特に大学生を中心とする若者に偏見を持たず是非読んで欲しい。この手の本の中では最近では秀逸のひとつであろう。

 

読者特に若者が持っている情報とあまりに違う内容なので、驚くかもしれない。しかし世界の現実、特に我が国を取り巻く環境は、日本のマスコミが報道しているものとは、全く違っていることだけでもくみ取れたら、最初の一歩としては良いのではないだろうか。

5.0  戦後最高の本, 2011/5/21

レビュー対象商品: 自主防衛を急げ! (単行本(ソフトカバー))

 

この本は、戦後66年で最良の本です。大震災後、日本は再出発することになるが、この本その羅針盤になります。日本国、日本国民必読の書です。私は、座右の書とし、反復読んでいきます。

5.0  「天は自ら助くるものを助くる」という原点, 2011/5/19

レビュー対象商品: 自主防衛を急げ! (単行本(ソフトカバー))

 

アメリカの一極支配が黄昏を迎え、多極化と中国の台頭が喫緊の問題となっている今、「自ら生き延びるためのグランドデザインを描けない国家と民族」、つまり「日本は、21世紀に消滅する」。1990年代に、李鵬がオーストラリアでふともらした本音は、保守派の失笑とブーイングを買ったが、実際には外交オンチの民主党政権の迷走によってますます現実的なものとなってきた。

この本は、そういった日本の課題を、日下公人、伊藤貫氏が縦横に論じたものである。至る所に「考えるヒント」が満載されており、「中国の核戦力に日本は屈服する」(伊藤貫)同様、知的刺激にあふれた本だ。

評者は、実は、「なぜ、日本人は、劣化したのか」という問題に関心を抱く者である。明治時代のあの気概に満ちた民族は、どこへ行ってしまったのか。基礎教育世界一と言われた日本の教育制度は、実際にはどのような人材(エリート)を育ててきたのか。

日下氏のこれまでの数多い著作の魅力は、「自分の眼で見て、自分の頭でものを考えて、自分の言葉で表現する」ということにつきる。その日下氏は、東大や通産省でともに過ごした秀才たちの特徴を「模範解答の暗記能力」と見ているが、同感である。官僚と政治家、経営者、学者、教育者、大半の勤労者が、決まった枠組みの中で、決まったことをそつなくこなせる人間が優秀であると考えている。

この体制下でも、日下氏のような「自由思考型人間」がその適応能力の高さ故に「そつなく」生き延び、然るべきポストを得ることもある。しかし、多くの場合、伊藤氏のような、知略あふれ、創造性の高い人材をはじき出してしまう。伊藤氏には著作で生きる道があるが、一般的に言えば、個人によっては、もっと地道な政策立案、交渉力、宣伝、実務的な様々な能力の生かし方もあるはずである。正直に問題に直面化していったために上司や社会的有力者の逆鱗に触れて遠ざけられたような人材を、早く中枢にもどしてやらねばならない。実は、国家公務員、県職員の中にこういった人材が結構いる。ということは、ありとあらゆる組織が抱える問題点の一つなのだ。

「はじきだされて、初めて見えるものもある。危機感を持てば、体制の内側にいる人間には絶対に見えないものが見え、様々なアイディアが湧いてくる」。そういう人材は、人が想像する以上にいる。

日本が生き延びるためには、「無責任と不作為」をやめるしかない。そのためには、人材養成の価値観を根本的に考え直さなければならない。さしあたっては、一旦はじき出されてしまった、問題点を客観的に指摘できる「覚者」を、いかに再び体制や組織に取り込んで生かしていけるかという点に日本再生がかかっている。

5.0  憲法改正論から憲法不要論へ, 2011/6/18

レビュー対象商品: 自主防衛を急げ! (単行本(ソフトカバー))

 

本書を読むと、日本が自主防衛および核武装をしなければならない理由がよく理解できる。また、核兵器が防衛的な兵器、というより防衛にしか使えない兵器だということもよく理解できる。

ただ、私が本書を読んで最も印象に残ったことは、伊藤氏の説く憲法不要論である。

日本には長い歴史に培われた、全国民が自然に共有している良識や常識というものがある。憲法とは、国民の価値観がばらばらな国家にとって必要だが、そのような日本にとっては必要ない。

現行憲法に限らず、大日本帝国憲法でさえも不要であった。大日本帝国憲法がなければ「統帥権の干犯」問題は起きなかった一方、大日本帝国憲法が日露戦争の勝利につながったわけでもないからである。

 

実際、憲法などというものがなくても日本は2000年も続いてきたのである。いや、聖徳太子の17条の憲法はあったわけだが、国家の骨格を簡潔に述べたあの程度のものなら憲法を作ってもいいかもしれない。

 

政治手法的にも憲法の改正は難しい。例え衆参両院の総議員の三分の二が憲法改正論者になったとしても、その三分の二が納得できる新たな憲法を作るには非常に長い時間が必要だろう。憲法を廃止してしまうほうがずっと簡単である。そして、憲法が無くなったところで、何の混乱も起こらないはずであり、「自衛隊は軍隊ではない」とか「集団的自衛権を有しているが行使できない」といった詭弁を呈する必要もなくなる。私は本書をきっかけとして、憲法改正論者から憲法不要論者になったのである。

5.0  日本が好きな人、みんな読んでください。, 2011/9/16

レビュー対象商品: 自主防衛を急げ! (単行本(ソフトカバー))

 

日本人の全てに読んで欲しい本です。

世界中で日本人ほど国の安全について無関心な国民はいない、だからなお日米同盟を更に強化・進展すべきと強く思っていました。民主党が政権を担って以降この日米の関係が怪しくなり、一日も早く自民党が政権復帰を果たすことを、これも強く願っていました。この本は私にとって衝撃でした。著者のお二人、特に伊藤さんはワシントンに25年いて多くの米国政府高官を友人に持ち、多くの政府機密文書を丹念に調べ主要各国、特に米外交についての多くの真実を語っています。

私の思いと考えはすべて間違っていることを確信したのです。日本外交はこうあるべきと考えていた私のスタンスは瓦解しました。

5.0  とても知的な質の高い、良書である。, 2011/5/27

レビュー対象商品: 自主防衛を急げ! (単行本(ソフトカバー))

これは、とても質の高い名著だ。日下公人・伊藤貫両氏による「自主防衛を急げ!」には、以下四つの特徴がある。

日下・伊藤両氏は保守派であり自主防衛派であるが、いわゆる親米保守派ではない。両氏は本書で、敗戦後の日本の親米保守派の戦略観と独立心の欠如を厳しく批判している。両氏は、日本の著名な親米保守派の言論人――例えば、高坂正堯氏、岡崎久彦氏、森本敏氏等――を、具体的な理由を挙げて明瞭に批判している。日本の論壇で「権威」とされてきた人たちの国際政治に関する思考力の欠如を、ここまで冷徹に批判した本は初めてである。

 

本書は、今後二十年間の東アジア地域における米中のパワー・バランスが「中国優位、米国劣位」に推移していくことを明瞭に解説している。この本のタイトルが『自主防衛を急げ!』となっているのはそのためである。日下・伊藤両氏は、「対米依存の時代は終わった」ことを明確に、論理的に説明している。

 

伊藤貫氏は本書で、核戦略の基礎理論をとても分かり易く解説している。本書は、今まで一度も核戦略理論を勉強したことのない読者にとっても、核戦略の本質が容易に理解できるように工夫されている著作である。

 

本書を読めば、過去六十五年間の日本の護憲左翼と親米保守派の言論人たちが、いかに皮相な議論をしてきたかが理解できる。本書を若い世代の人たちに薦めたい。本書は非常に真面目な本である。しかし日下・伊藤両氏は、とても分かりやすい話し言葉で、国際政治と戦略論の最重要ポイントを解説している。本書は、保守系の雑誌に数多くみられる「やたらに悲憤慷慨してみせる、情緒的なナショナリズム」とは無縁の著作である。日本の外交論壇にも本書のような知的レベルの高い著作が現れるようになったことは、素晴らしいことである。

納得, 2014/1/30

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日本という国に自信を失っている方には必読書です。いうべきことを言わない日本人には、うんざりしていましたが、日本の生きる道を精神論ではなく科学的に示してくれた名品だとおもいます。一人でも多くの人に読んでほしいと思います。

5.0  注目を浴び、論争をよんでほしい, 2011/11/20

レビュー対象商品: 自主防衛を急げ! (単行本(ソフトカバー))

 

過去500年の世界史、今後の世界の潮流をふまえ、戦後日本国を属国と定義し、これからの日本国の進むべき道を解説している。また、日本の社会科学系知識人のほとんどが、諸外国の知識人と比較し、知的に劣ったコラボーレショニストであると定義されている。

戦争に敗北した国家の運命について、キッシンジャーの解説が、そのまま日本の戦後史に当てはまる事に慄然させられた。近現代史を踏まえた上で、今後の日本の国家戦略を、明確に定義してある本は、そうそう無いと思える。このまま中国がひたすら膨張をつづけるという、著者の主張やアメリカ衰亡の急激かつ激しさを強調する、著者の主張には、多くの異論が有るのだろうが、それゆえ、本書がより注目を浴び、専門家間で論争をよんでほしいと、国際政治の素人である自分は希望します。

5.0  タイトルのとおり自主防衛を急げ!, 2012/4/1

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大変おもしろかったのですぐ読み終えました。自主防衛=核武装というのが本著の主旨ですが困難を伴う日本の核武装への具体的な道筋も記されており大変参考になる著書だと感じました。

昨今米国の衰退を見透かすように中露朝に弄ばれる外交諸問題が頻発しており

ますますエスカレートしていくものと思われます。翻って同盟国米国はというとTPPなる現代の不平等条約を押しつけさらに中朝に宥和外交を行なっている始末です。

この著書を読んでいただき良識ある日本人が一人でも増えてくれることを期待して止みません。

5.0  現実を客観的に直視, 2012/3/20

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久しぶりに国際政治、軍事関係の本を読みました。現実を直視した素晴らしい内容の本です。日本が独立するために我々は立ち上がらなければなりません。もうあまり時間がありません。素晴らしい国史を持った日本人、徳性を兼ね備えた世界に誇れる日本人を取戻しましょう。

5.0  我が国も防衛を, 2013/4/13

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TPPによって骨抜きにされようとしている日本。これを守るには、自己防衛が大切。アメリカは守ってくれません。自国を守らない国民をもつ国家を他国が守ってあげようと思いますか?

 5.0  初レビュー, 2011/9/4

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amazonで30冊程の本を買ってきましたがレビューを書くのは初めてです。これまでは良書と出会ってもわざわざレビューを書くのが煩わしくて書かなかったんですが本書を読み終えて、レビューを書かずにはいられませんでした。

とにかく目からウロコでした・・・。自分も親米保守こそ日本の生きる道だと思っていたのでまさか売国左翼と親米保守が国家にとって、色は違えど似たような形のモノだとは気がつきませんでした。

本書は少なくとも、これから政治家や官僚、はたまた経営者等を目指している若い人たちには是非読んでもらいたいです。

5.0  『日本人の誇り』, 2011/5/19

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本書とともに、藤原正彦氏の『日本人の誇り』(文春新書)を読むことをお勧めします。名著です。共感できる部分も多いと思います。ぜひご一読を。

5.0  人間は本当に賢く成れるのか・・・, 2011/5/28

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バベルの塔以降(以前からか?)、闘争に次ぐ闘争の歴史を重ねて来て、遠い将来本当に理想的空想の『八紘一宇』は実現するのでしょうか・・・

自然界、動物の世界には生存の為のテリトリーが決まっていて、環境の変化や個体数の変化が無い限りは平和です・・・有れば闘争か絶滅です。

我々人間だけが自然の法則から自由である(頂点に立つ)と言う傲慢は、良く判らないが?西欧思想で?私達日本人にはなじまない考え方の様に思う・・・この国の条件、豊芦原瑞穂の国に感謝です。

長い歴史のうちたった一回の敗戦が、私達を腑抜けにしましたが、価値観の違う世界との闘争に経験が無い幸せな不幸せが、大きな教訓を与えてくれました・・・

私達の子や孫、その次次の世代にも、この国の国土と思想や精神を残してあげたいのですが(又責任とも思えるのですが)・・・

キチンと世界と対峙する教育をしてこなかったツケが、戦後66年を経た今表れているように思えます。

皆仲良く生きるのが理想ですが、私達が望まなくても世界が善意で動いて居ない事は、薄々わかります(事例は幾らでも在ります)。

そんな焦燥感で鬱々と暮らしている気持ちに、この本は一つの方向性と希望の様な解法を与えてくれ、又日本人としての誇りを思い出させてくれました。

 

私達の国の事を確り考える為にもお勧めの本です。

 

5.0  気持ちは痛いほどわかるのだが、、, 2012/1/22

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この本ははっきり言って、戦後の平和教育を受けていた日本国民にはきわめて厳しい内容となっています。

戦後の日本がどういうものだったか、また、これからの日本はどうするべきかが具体的に書かれています。

そして結論から言うと、自主防衛を急げ!核武装をしろ!なんですが、現実としては、自主防衛も核武装もできないように、首根っこ掴まれてるのが今の日本の現状で、もし、そこで「このままじゃ駄目だ!」なんて奮起して、自主防衛や核武装をしようとしたらどうなるかというのは、このお二方も当然わかっているでしょう。

国際社会からハブられて、対日貿易を止められて、経済制裁を受けて、場合によっては武力制裁まで受けて、それでも歯を食いしばって自主防衛や核武装をする覚悟が今の国家や国民にあるかということです。

この本は、どうにもその部分がすっぽり抜けている印象が否めませんでした。

とはいえ、時代が変わりつつあることも事実ですし、この本を契機にして、国民一人一人が日本の防衛というものを考えても良いかと思います。

5.0  チベット・ウイグルの様に成りたいですか・・・日本人の皆さん, 2011/8/15

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私はず~と日本人で居たいので核武装賛成です。原潜も早く作りましょう。

日本人皆読む必要があるでしょう, 2012/10/15

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全ての人が一読されることをオススメします。私たちに必要なもの、足りないものがわかります。

4.0  日本人は必読書, 2013/6/17

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毎日放送されているニュースに出てこない事柄ですが・・・もっとTV等でPRすべきと思う。

5.0  久しぶりに勉強になる本に巡り会えた, 2012/10/5

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良い本ですね、マスコミ、日教組に洗脳されていた事を、また、気付かされました。日本国民全員が読んでほしい本です。もちろん政治家の人、政治家を希望している人、マスコミ関係者は必ず読んで欲しい、最低限この本の知識くらいは知っておくべきでしょうね。

5.0  自主防衛を急げ!, 2011/10/14

レビュー対象商品: 自主防衛を急げ! (単行本(ソフトカバー))

この本は広く知られているだろうか.当然のことを取り上げているんだが,本書の内容を奇異と捉えるなら現状の異常さに気づかず思考停止状態に陥っているに違いない.およそ日本ほど自国の安全に無責任な国はないのではなかろうかと思えてならない.自国の安全保障を外国に託し,事足れりとひたすら安逸を貪るこの国っていったい何だろうかと改めて思わざるを得ない.この現状のままもし国家の安危にかかわる重大事態が勃発すれば政府及び国民はどんな対応を見せるのか.政府は果たして国民の生命・財産が守れるのだろうか.これに対し国民が不信感をいだいているなら国を守るために立ち上がろうとする国民は皆無であろうと思える.エゴイズムの大波が生ずるに違いない.本書と合わせて故村田良平・元駐米大使の著書『何処へ行くのか,この国は』がお勧めだ.

 5.0  相変わらずの日下節炸裂, 2013/5/30

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相変わらずの日下節炸裂。「日下節」が好きな方にはおススメします。

2.0  疲れた, 2011/5/13

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戦略を論じるのになぜか、地政学的問題は等閑視されている。欧米経済が失速する中なぜか、中国のみ、経済を伸ばしていくという前提も理解しがたい。中国は極度の輸出依存経済だからだ。

大量破壊兵器から精密誘導兵器への軍事トレンドの変化(RMA)も抑えられていないし、今日の戦争の主流となっている低強度紛争(LIC)への対応も定かではない。

要するに、核武装して中国(と米国)に対抗しましょう、というだけなのだろうか?

しかし米国はともかく、中国のような、人権軽視国に対して、相互確証破壊(MAD)は必ずしも有効ではなく、その部分の議論も煮詰められていない。

そもそも、米中を同時に敵にまわしかねない戦略論が、「戦略」の名に価するだろうか?

この種のものを為にする議論と言う。

自主防衛も核武装も、なんら忌避するものではないが、米国に長く暮らしてすっかり米国嫌いになったこの種の人の、ある種「恨みのこもった議論」には正直、辟易させられる。欧州が米国より「素敵」に見えるのは、まさに、欧州に長く住んだ経験がないからだ、とまず、理解したほうが良いだろう。

4.0  <自主防衛にはホントに核武装しかないの?>, 2011/5/11

レビュー対象商品: 自主防衛を急げ! (単行本(ソフトカバー))

 

大筋において首肯するものだが、結論には大反対だ。

自主防衛イコール自主核武装の論理が、いかにも稚拙。この手の主張を何度読み返してみても、核武装を正当化せしめる根拠がどうにも薄弱の感をぬぐえない。

曰く、北朝鮮や中国は核によって日本を包囲している。バランス・オブ・パワーの論理に従って核武装することこそ、東アジアの安定化につながるというもの。それらの主張は核兵器が使えぬ兵器、使わぬ防御兵器であることが大前提で論じられるのだが、人類には既にその使用経験があるという明らかな矛盾点は全く顧みられることがない。核抑止論など、新興宗教のようなもので、何の実績も根拠もない、たかだか60年ばかりの間、まかり通った屁理屈に過ぎぬものではないのか。

 

確かに、日本が核武装することで、当面、外交上のアドバンテージを得ることはできるかも知れない。だが、核を携えておきながら、にらみ合いだけがいつまでも続くとは限らない。

目的のためには手段を選ばずという精神の退廃の行き着く先にあるのが、核による先制攻撃だからだ。

 

そもそも、バランス・オブ・パワーの論理とは、力を正義に据え置く論理であり、獣の論理に他ならない。また、道徳的な高みを目指すという至高目的に対しても、核武装は矛盾する。なぜなら、それの使用される場面は常に非武装市民の大量虐殺という現実を招来するからだ。もし、どうあっても使用しないことを前提とするなら、はじめから持たなければよいのである。

 

結局、自主核武装論とは、時を俯瞰できぬ大衆的視点の生み出した謬論の一つでしかない。

敗戦認識の払拭と、核の傘からの離脱、反核・反原発によらぬ限り、日本の、否、世界の運命が変わることは、もはやない。20世紀の世界戦争は核兵器の使用によって終焉を迎えたが、この次の世界戦争が核兵器の使用によって始まるのは、目に見えている。獣の論理に支配された文明の末路は、太古より定まっているのではないだろうか。

5つ星のうち 5.0  自主防衛を急げ 書評, 2011/10/21

レビュー対象商品: 自主防衛を急げ! (単行本(ソフトカバー))

 

日下公人と伊藤貫共著の『自主防衛を急げ』の骨子は次の通り。 

' 自分の国を自分で守るのは当然の義務である。

' その義務を果たさない国にレジティマシーが無い。

' 自主独立の気概を持つべし。

' 独立核を持ったインドに学べ。 インドが核を保有した当時は非難を受けたが核を持ったことによる強みが効いて国際社会から認められた。

' アメリカは頼りにならない。 過去にアメリカの高官は日本の有事に自国の兵士を危険に晒すことはないと再三にわたって明言している。

' 核の傘は当てにならない。 日本が核攻撃を受けたらアメリカが必ず報復するという保障は無いのだから。

' ニュークリア・シェアリングは自主防衛とはならない。 受け渡しの決定権はアメリカ大統領ないしはアメリカ議会にあるのだから。

' 日本を守れるのは結局は日本だけである。 

 

骨子は良い。 私から付け加えるとすれば、自主防衛と核武装はイスラエルに学ぶべき、ということである。 小さな国土と敵に囲まれた厳しい環境で生き残り、立派に経済を発展させきたこの国の姿勢から学ぶことは多いはずである。

 

この本は随所に間違いを含んでいる。 そして深刻な左翼の毒にちりばめられている。 したがって防衛に興味ある人間は上に挙げた項目だけ読んだらそれで十分である。 上の項目を頭において、どうすればよいか自分で考えるべきである。 この本は読むべきではない。 間違いと毒でむしろ悪影響を与える本である。

 

伊藤貫という人物はアメリカ在住が長いようであるが、アメリカを熟知しているとは思えない。 むしろ肝心なことを全く理解していない。 イスラエルをバッシングするが中東のことも全く理解していない。 リベラルの特殊な考えに偏っており保守ではない。 そして氏が取り上げる人物はどれも保守ではないどころかいかがわしい際物である。

 

その代表がミアシャイマーという人物。 こんな変な名前は聞き覚えがないと思って調べてみたら分かったが、「The Israel Lobby and U.S. Foreign Policy 『イスラエルロビーとアメリカの外交政策』」という本の著者である。 この本は反ユダヤ主義に根差した陰謀論である。 ユダヤ人がアメリカ政界を操作し、イスラエルに有利な外交をするよう仕向けている、という根も葉もないガセネタである。 ゴミである。 私は一行も読んでいない。 なぜならばゴミだからである。 反資本主義・反ユダヤ・反イスラエルの極左ノーム・チョムスキーからは高く評価されているそうで何とも不名誉なことである。 

 

氏は殊更にイスラエルを中国、ロシアと並べて覇権主義国家と呼び貶める。 イスラエルの面積はニュージャージー州程度である。 ちっぼけな国土である。 この国がいつ誰に対して覇権を主張したのか。 それどころか、6日戦争以来、国土は縮小する一方である。 現在までにシナイ半島、南レバノン、ガザを手放している。 土地を次々と手放す覇権国家があり得るだろうか、ということである。

 

氏はイスラエルの6日戦争が国際法違反のパレスチナ侵略と呼び、イスラエルの軍事行動をパレスチナ人虐殺と呼んでいる。 市民の犠牲者を最小化せんとするイスラエルと、市民の犠牲者を最大化せんとするパレスチナ・テロ側の戦いをこのように表現する氏の視点の偏りと不道徳さと意地悪さは南京大虐殺をでっち上げたアイリス・チャンといい勝負である。

 

氏はアメリカの戦争は全部悪だとしている。 インディアン制圧、南北戦争、ベトナム戦争、アフガニスタン戦争、イラク戦争、これら全部を十把一絡げで愚劣な戦争と評している。 ベトナム戦争はアメリカがベトナム全土を共産化させようとする北ベトナムに対抗する南ベトナムを支援して起きた戦争である。 ニクソン時代に完全に勝利を収めたにも関わらず、次のフォード時代に民主党議会が南ベトナムへの戦力支援継続を拒否したために北ベトナムが勢力を盛り返して泥沼化したのである。 アメリカが敗退したのはリベラル勢力の妨害のせいであって決して「ベトナムに大義があったから」などではない。 サイゴン陥落後多くのベトナム人が共産主義者の暴力の犠牲になり、更にはカンボジアの大虐殺が引き起こされた。 氏がことを忘れたのか分かっていないのか知らないが、いずれにしてもこの不見識は青い左翼青年そものもである。

 

氏はイラク戦争の理由づけとなった証拠を捏造としている。 また戦争そものもを国際法違反であり不必要であるとしている。 このセリフも左翼原産である。 当時は共和党も民主党も一致してイラクのアメリカへの脅威を認識し、国益と安全を守るために議会の承認を得て開戦に踏み切ったのである。 「大量破壊兵器」だけが理由ではなかったのである。 むしろサダム・フセインこそが大量破壊兵器なのだから、何も問題も無いのである。

 

氏はブッシュ大統領を殊更馬鹿にする。 ブッシュよりもクリントンはましだった、オバマもましであると。 「ブッシュがビン・ラディンより怖かった」とまで言う。 氏は9.11で犠牲になったのはアメリカ人だけではないこと、その後イギリスも、スペインも、インドネシアもイスラム・テロの犠牲となったことを知らない。 少なくともアメリカを素早く立ち直らせ、その後今に至るまで同様のテロを防いだブッシュの功績を認める良識はないのか。 9.11は前任のクリントンがテロを野放しにしたために起きたものである。 オバマはブッシュが国民の安全を維持するために行った数々の政策を保護にしている。 それをブッシュよりまし、とはあまりにもふざけていないか。

 

経済のことも語っているが、「デリバティブはニューヨークのユダヤ人が金儲けを企んで作った」などというのは失笑ものである。 この本の目的は日本の防衛ではなくユダヤ人叩きか、と言いたくなる。 Community Reinvestment Actをカーターが成立させ、クリントンが推進し、低所得者への住宅融資を民主党議員が銀行に強制したことから投資家がリスクを分散させるためにデリバティブが生まれたという経緯を知らないのか、ということである。 左翼運動による市場の攪乱が破滅的な結果を生んだという事実を知らないのか、ということである。

 

伊藤氏と共同執筆者の日下氏にアドバイスするとしたら次のとおりである。 アメリカを正しく判断したければ、亜流ではなく、保守本流を見るべきである。 2012年大統領選挙は保守本流の回帰となる。 オバマ政権はもう終わりである。 アメリカ本来の保守であり、合衆国憲法オリジナリストであり、バランスのとれた知性と経験を持つミシェル・バックマン、ハーマン・ケイン、リック・サントラム、彼らのいずれかが次期大統領の本命候補である。 彼らの原点はレーガンが命を吹き込んだ保守運動である。 彼らの思想にこそ着目するべきである。

15:48 2014/08/09

 

 

 

伊藤實

水島総みずしま さとる水島 総  生誕1949年6月18日(65歳)日本の旗 日本 静岡県 出身校早稲田大学第一文学部ドイツ文学専攻

職業会社経営者、映画監督、脚本家、評論家

水島 総(みずしま さとる、1949年(昭和24年)6月18日 - )は、日本の経営者、映画監督、脚本家、プロデューサー、政治活動家、日本文化チャンネル桜取締役。頑張れ日本!全国行動委員会幹事長。

略歴[編集]

静岡県掛川市出身。

1968年(昭和43年)静岡県立静岡高等学校卒業。

1972年(昭和47年)、早稲田大学第一文学部ドイツ文学専攻卒業。

フリーランスのディレクターとして200本以上のフジテレビなどのテレビドラマの脚本・演出を手がけ[1]、後に映画にも進出。

日本国内においてフィリピンに関する番組を放送してきた「フィリピンチャンネル」を主宰。

2004年(平成16年)、日本文化チャンネル桜を設立。

2014年(平成26年)1月、2014年東京都知事選挙に出馬を決めた田母神俊雄の選挙対策本部長を務める為に日本文化チャンネル桜代表取締役社長を辞任[2]。現在は同社取締役を務める。

 

主張・活動[編集]

 

Question book-new.svg この節の参考文献は、一次資料や記事主題の関係者による情報源に頼っています。信頼できる第三者情報源とされる出典の追加が求められています。(2013年7月)

2010年尖閣諸島抗議デモで演説を行う水島。保守的な考えを基軸にし、左翼的な考え方を一貫して非難するが、親米保守に代表される戦後の保守思想の歪みについても批判的であり、新しい保守の潮流の可能性についての主張を主に展開する[3][4]。

また、保守思想とは「所詮、世の中、うまくいかないもんだからね、でもなあ、少しずつでも、お互い助け合って、ちっとは生きやすい世間をぼちぼち作っていこうや、それにしても、ご先祖さんは大変で、偉かったんだねえ、こうしてなんとかここまでやってきたけれど、まあ、生きるってことはお互い、何だか辛えもんだよな、ほんと哀しいもんだよなあ、でもね、あんたがいるから、俺らあ、何とかやっているよ」といったものだという風に表現している[5]。

女系天皇を認める皇室典範改正、移民受け入れ、新自由主義、グローバリズム、選択的夫婦別姓制度導入に反対[6][7][8]。

「支那事変の自虐史観に毒された日本の歴史認識」の打破をめざしていると述べている[9]。

公明党とその支持母体である創価学会[10]について、公明党の中国問題や尖閣諸島問題への対応姿勢・外国人地方参政権賛成や人権擁護法案賛成の姿勢などを採り上げ、批判的な報道をチャンネル桜の番組内で繰り返し行っている[11][12][13][14]。

在日本朝鮮人総聯合会(以下「朝鮮総連」)が北朝鮮に経済制裁をする日本政府に抗議をしていたために、朝鮮総連を批判している。「日本人を拉致した国の指導者を支持する団体にデモを許すのはとんでもない話」と発言した[15]。

統一教会およびこれから政治的影響力を受けていた民主党・社民党(旧社会党)・自民党内の党内勢力、加えて同教会やパチンコ業界が北朝鮮を経済的に支援している事について批判的な報道を繰り返し行っている[16][17][18]。

幸福の科学を支持母体とする幸福実現党の党員が出演しての討論と[19]、同党の政治活動についての批判的な論評も行っている[20]。

チャンネル桜の番組内において、北海道におけるアレフの急速な勢力拡大について割れ窓理論・檀家制度・世界基督教統一神霊協会・立正佼成会・北海道における社民党の強さなどに触れつつ批判的な立場から論評している[18]。

自身も所属している日本映画監督協会の実態は9割以上の所属者が左派であると主張している。[要出典]

2007年(平成19年)には、南京攻略戦の正確な検証と真実を全世界に伝える映画として『南京の真実』を製作[21][22]。

2007年(平成19年)7月13日には米国大使館に慰安婦問題に関する謝罪要求決議の全面撤回を求める抗議書の提出や『ワシントンポスト』への意見広告掲載などを行った(決議についてはアメリカ合衆国下院121号決議参照)。

2008年(平成20年)夏に「南京大虐殺の完全虚構論を緻密に論証する」機会として模擬法廷を開く予定をしていた[23]が、開催には至らなかった。

チャンネル桜の経営悪化に伴い、私財を投じて補填を行うとともに、2000人から一人あたり月額1万円、合計毎月2000万円の寄付を募る「日本文化チャンネル桜二千人委員会」を設立した。

2009年(平成21年)4月5日にNHKが放送した、NHKスペシャル シリーズ 「JAPANデビュー」第1回「アジアの“一等国”」をめぐり、「台湾の日本統治時代が悪と一方的に描かれており、内容が偏向している」「日本の台湾統治を批判するため、台湾人の証言をねじ曲げている」「番組にはやらせや、事実の歪曲・捏造があり、放送法に違反している」「台湾の人の心と日台関係を傷つけた」などとして、抗議活動を展開。日本と台湾の両国の視聴者や番組出演者を含めた約1万300人により集団訴訟を起こすに至った(現在公判中)。

2010年(平成22年)2月2日、保守派の市民団体 頑張れ日本!全国行動委員会を設立。田母神俊雄を会長とし、自らは幹事長に就任。

福島第一原子力発電所事故以降の脱原発運動に対して、「代替エネルギーはない」「車の交通事故で年間1万人以上が死ぬからといって、『車をやめよう』という結論にはならない」と反論し、一貫して原子力発電所の再稼働の必要性を主張している[24][25]。

核武装論者である[26]。


2012年8月19日午前8時ごろ、尖閣諸島の魚釣島沖海上で戦没者の慰霊祭を行った後、船から海に飛び降り魚釣島海岸まで泳ぎ、上陸を敢行した。その後、東京都議会議員の鈴木章浩、兵庫県議会議員の和田有一朗、東京都荒川区議会議員の小坂英二、浅野久美ら他9人の日本人が続いて上陸した。[27][28][29]。その後、灯台付近で日の丸を掲げる、灯台の骨組みに日の丸を張るなどの行為を行った。海上保安庁の呼びかけで、午前10時までに全員が島を離れた(日本人活動家尖閣諸島上陸事件を参照)。

 

その他[編集]

座右の銘は、水島の尊敬するドイツの作家トーマス・マンの「DURUCHHALTEN=持ちこたえること」[30]。

意見対立が原因で小林よしのりの漫画に登場した事がある[31][32]。

アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルやカナダのロイター、台湾の台北タイムズやオマーンのオマーン・トリビューン(Oman Tribune)をはじめ、各国のメディアからは右翼活動家(right-wing)として紹介されている[33][34][35][36]。

http://www.ch-sakura.jp/about.html

 

TV出演[編集]

日本文化チャンネル桜 桜プロジェクト(キャスターとして毎週木曜日 20:00~21:30、およびゲストとして不定期出演)

報道ワイド日本 Weekend(毎週金曜日 20:00~21:00 コーナー・コラム出演)

日本よ、今...「闘論!倒論!討論!」(司会、毎週土曜日 20:00~23:00)

西部邁ゼミナール(TOKYO MX)

2011年6月11日 東電バッシングの愚かしさ【1】

2011年6月18日 東電バッシングの愚かしさ【2】

2012年9月1日 水島総氏の尖閣上陸記

2013年3月2日 核武装論に本気で取り組め―日本が核武装しなければならない理由

2013年3月9日 核武装論に本気で取り組め―「安倍安保」をどう評価するか

主な作品[編集]

映画[編集]

パンダ物語(1988年)(日中国交正常化15周年、日中平和友好条約10周年記念作品)中国人・錢道遠との共同脚本

奇跡の山 さよなら、名犬平治(1992年)(東宝創立60周年記念作品)監督・脚本

南の島に雪が降る(1995年)監督・脚本

南京の真実(2007年)監督・脚本

 

テレビ[編集]

意地悪ばあさん(1981年)

天まであがれ!(1982年)演出・脚本

気分は名探偵(1984年 - 1985年)演出

ぐうたらママ3 ぐうたらママ怒る(1984年)

傑作 意地悪ばあさん・抱腹絶倒!意地悪ギャグ決定版(1989年)

こいまち(1999年)演出・脚本

24時間テレビ・愛は地球を救う10 ドラマスペシャル 車椅子の花嫁(1987年)

水曜グランドロマン 死刑囚からの恋歌(1991年)

 

著作[編集]

東中野修道・冨澤繁信・水島総 「戦線後方記録映画「南京」から見えるもの」『南京「事件」研究の最前線 日本「南京」学会年報』 東中野修道編、展転社、2008年5月、平成20年版「最終完結版」。ISBN 978-4-88656-321-7。

『1937南京の真実』 水島総原作、前田俊夫作画、映画『南京の真実』製作委員会・チャンネル桜エンタテインメント製作・監修、飛鳥新社、2008年12月。ISBN 978-4-87031-891-5。

水島総 「第三の潮流の誕生は自主憲法への大河となる」『日本は憲法で滅ぶ 中国が攻めてくる!』 渡部昇一監修、総和社、2011年2月。ISBN 978-4-86286-048-4。

水島総編著 『亡国最終兵器 TPP問題の真実』 青林堂〈チャンネル桜叢書vol.1〉、2011年8月。ISBN 978-4-7926-0435-6。

水島総編著 『『核武装』が日本を救う』 青林堂〈チャンネル桜叢書vol.2〉、2011年11月。ISBN 978-4-7926-0440-0。

 

脚注[編集]

 

1.^ さくらじ#65 sayaの遺骨収集報告と水島の戦後左翼総括[H24/12/21収録]日本文化チャンネル桜,H24年12月28日

2.^ 田母神俊雄氏が都知事立候補表明 選対本部長は「チャンネル桜」水島氏 - J-CASTニュース・2014年1月7日

3.^ 【直言極言】戦後保守との訣別、第三の潮流の可能性は?

4.^ 【直言極言】日本保守たる所以

5.^ 弁慶の立ち往生 H24/1/30 (南京の真実 スタッフブログ)

6.^ 【直言極言】女系天皇を彷彿とさせる「移民」受け入れ議論

7.^ 【直言極言】グローバリズムを終焉せしめよ!

8.^ 活動報告|頑張れ日本!全国行動委員会

9.^ 上海事変から東京裁判までの経緯の演説

10.^ “公式PRIMENEWS 20130129 1/2 公明党 山口代表に聞く 訪中の成果”. BSフジLIVE プライムニュース (2013年1月31日). 2013年2月15日閲覧。

11.^ “【民主党】公明党と手を組むか?民団と懇ろな野田佳彦[桜H23/9/1]”. 日本文化チャンネル桜 (2011年8月31日). 2013年2月15日閲覧。

12.^ “【大阪維新の会】危うい橋下幻想、公明党と選挙協力へ[桜H24/2/20]”. 日本文化チャンネル桜 (2012年2月19日). 2013年2月15日閲覧。

13.^ “【公明党】与党失格、邦人保護への消極姿勢と尖閣棚上げ論[桜H25/1/22]”. 日本文化チャンネル桜 (2013年1月22日). 2013年2月15日閲覧。

14.^ “【反日日本人】特定アジアのエージェント達[桜H25/1/23]”. 日本文化チャンネル桜 (2013年1月23日). 2013年2月15日閲覧。

15.^ “「朝鮮総連は『地上の楽園』へ帰れ!!」(H19.3.6)”. 日本文化チャンネル桜 (2007年3月6日). 2013年2月15日閲覧。

16.^ “【直言極言】国民運動への逆風、国難突破への決意[桜H23/2/4]”. 日本文化チャンネル桜 (2011年2月3日). 2013年2月15日閲覧。

17.^ “3/3【討論!】パチンコは国を滅ぼすか?[桜H23/6/11]”. 日本文化チャンネル桜 (2011年6月10日). 2013年2月15日閲覧。

18.^ a b “さくらじ#71 小川寛大・星飛雄馬と語る、宗教と体罰とAKB48”. 日本文化チャンネル桜 (2013年2月8日). 2013年2月15日閲覧。

19.^ “1/12【討論!】激論!!幸福実現党と新憲法草案[H21/7/10]”. 日本文化チャンネル桜 (2009年7月10日). 2013年2月15日閲覧。

20.^ “【宗教と政党】幸福実現党との討論を経て[H21/7/16]”. 日本文化チャンネル桜 (2009年7月16日). 2013年2月15日閲覧。

21.^ 1/2【水島総】「南京の真実」第一部「七人の『死刑囚』」特別編集版[桜H25/12/21]

22.^ 2/2【水島総】「南京の真実」第一部「七人の『死刑囚』」特別編集版[桜H25/12/21]

23.^ “Japanese filmmaker plans mock Nanjing tribunal” (英語). AFP. (2008年1月25日) 2010年10月25日閲覧。

24.^ 【水島総】何故か反原発デモの賛同者に[桜H24/2/15]

25.^ 【水島総】今までの原発論議、これからの原発論議 [桜H23/4/28]

26.^ 核武装論に本気で取り組め西部邁ゼミナール 2013年3月2日放送

27.^ 【守るぞ尖閣】魚釣島上陸レポート[桜H24/8/23]日本文化チャンネル桜,H24年8月23日

28.^ 水島総氏の尖閣上陸記西部邁ゼミナール 2012年9月1日放送 TOKYO MX

29.^ 尖閣上陸議員団が石原知事を強力支持 東京スポーツ 2012年8月29日

30.^ 弁慶の立ち往生 H24/1/30 (南京の真実 スタッフブログ)

31.^ 水島総 『小林よしのり氏へ、出演と録音公開の申し入れ』 チャンネル桜、2010年、7月1日公開。 公式アーカイブ動画。

32.^ 水島総 『小林よしのり・デマゴギストの勘違い』 チャンネル桜、2010年、8月26日公開。 公式アーカイブ動画。

33.^ 台北タイムズ電子版 2007年1月26日号 Japanese filmmaker to deny Nanjing massacreより抜粋

34.^ ウォール・ストリート・ジャーナル電子版 2012年8月14日号 Japan's Nationalist Movement Strengthensより抜粋

35.^ ロイター電子版 2013年8月18日号 Japan nationalists return after nearing islands disputed with Chinaより抜粋

36.^ オマーン・トリビューン電子版 2013年8月19日号 Japanese nationalists return after sailing near disputed islandsより抜粋

 

関連項目[編集]

日本文化チャンネル桜

頑張れ日本!全国行動委員会

草莽全国地方議員の会

行動する保守

南京の真実

桜井誠‐長らく共闘関係に合った在日特権を許さない市民の会会長。

 

外部リンク[編集]

チャンネル桜

カテゴリ: 日本の映画監督

テレビディレクター

日本の実業家

新しい歴史教科書をつくる会の人物

慰安婦問題の人物

南京事件 (1937年)の研究者

日本の保守活動家

日本の反共主義者

日本の核武装推進論者

静岡県出身の人物

 

14:39 2014/08/09

 

 

 

 

アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ―「わが国」の未来を歴史から考える [単行本]  日下 公人 (著)

 

内容紹介

 

自国のことは自国で決するには、どうすべきか。日本にはすでに力がある。その力を自覚し、「日本のために使う」ことに徹すれば、眦を決して自らを奮い立たせるような力み方は必要ないことがわかる。叫んで、ことさら自らを奮い立たせようとするのは、力がまだ備わっていない者のすることである。

日本が近代から今日に至るまでに達成したレベルの高さを、きちんと自覚すればよい。

自らの持つ力を「意志」によって世界に示していくことで、かつての戦争時代のように血が流れることもなく、やがて世界は「日本化」していく。「アメリカに頼らなくても大丈夫な日本」は、その具体的な現れである。その兆しはすで

に、世界の人々の文化・娯楽面を中心に数多く現れている。これからますます、

日本のアイデンティティと価値観が持っている世界的な普遍性を実感することができるようになる。本書は「反米」の書ではなく、その扉を開いていくものである。(本文より抜粋)

日下/公人 昭和5年(1930年)、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業後、日本長期信用銀行入行。同行取締役を経て、(社)ソフト化経済センター専務理事・理事長、三谷産業非常勤監査役、東京財団会長を歴任。現在は、評論家。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲイターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

単行本: 212ページ出版社: PHP研究所 (2006/11)発売日: 2006/11

 

目次

序章 日本の自立的変化が始まった

第1章 アメリカのトラウマを知らない日本人

第2章 「わが国」の力を自覚せよ

第3章 日本は「アメリカ化」する必要がない

第4章 「意志」を表明する秋が来た

第5章 かの国々とは、こう付き合おう

終章 “特異”な時間は終わる

 

  商品の概要に戻る

日本人は読むべきだ。, 2007/1/9

レビュー対象商品: アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ―「わが国」の未来を歴史から考える (単行本)

これからの日本はどうなるのか?アメリカとの協力関係を維持していくのか?それとも中国なのか?アジアなのか?それともロシアなのか?

本書では日下氏がその部分をキッチリと分析して下さっている。一歩踏み込んでしっかりとした指針を示してくれている。師の感覚は切れ味があり、分かりやすく納得がいく。

まずは全日本国民に読んでいただきたい。読めば、私の言っている意味が分かり、アメリカ・中国などに怯えていくことはないと気付かれるであろう。

5つ星のうち 4.0  自主、自立、自覚の精神を持ち、より世界に貢献できる国へ, 2007/6/2

レビュー対象商品: アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ―「わが国」の未来を歴史から考える (単行本)

本書は、昨今自信を失った日本人をに対して、我々の潜在能力の高さを再確認させてくれる良書です。著者は、我々日本人が自らが持つ力を自覚し、過度な外国に依存主義から自立し、自ら主体的な意思で判断することが、世界から信頼され、世界に貢献できる国家に繋がるのだと。米国を含めて諸外国との良好な協力関係を築くことと、自らの自主的判断は別次元だといいます。全く同感です。

長寿命を支える高い医療環境、各種方面に亘る高い技術開発力、勤勉で実直な精神、さらに、アニメや娯楽機などの独自文化、寿司などの食文化などなど。日本は世界に誇れる強さを多数持っているのだと。著者のプラス思考にはいつも勇気づけらます。

5つ星のうち 4.0  正しい歴史認識から日米・日中関係を考える良書。, 2012/8/15

レビュー対象商品: アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ―「わが国」の未来を歴史から考える (単行本)

欧米列強諸国が、キリスト教に受け入れいることができないものは、動物であるというキリスト教絶対主義をもとに、白色人種以外の人種を皆殺しにしてきた歴史をもとに、日本にとって重要な同盟国であるアメリカですらも危険であるという警鐘をならす本書。

その結論としては、核武装を行い、正当な歴史を主張できる存在となるべきと著者は言う。

当たり前すぎる話で、その当たり前のことすら、この数十年も達成できない日本にいらだつことはせず、あくまで、日本の未来は安泰だと著者は主張する。

私が知る限り、著者の主張は、数十年一貫してブレていない。その理由は、著者の歴史に対する含蓄に所以すると思われるがいかがだろうか。

学校教育以外歴史を勉強した事がないという人にとっては、必読の書物と言える。

13:33 2014/08/04

 

 

 

 

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