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2015年4月 2日 (木)

反骨の市町村 国に頼るからバカを見る 単行本・相川 俊英 (著) 内容紹介

地方から都市部への人口流出は高度経済成長期にはじまり、以来、半世紀が経過した。この間、地元に残って地域や地場産業を支えてきたのが、昭和一桁世代である。そうした世代が2015年には全員80代となる。彼らの大量引退は避けられず、新たな難問が生じると見られている。

田畑や山林の所有権の継承に伴う課題である。かれらの資産を相続する人のほとんどが都市部に居住している。地域を支えてきた昭和一桁時代に代わり、大量の不在地主が誕生することになる。第6章 地方創生の特効薬とは何か・・地域活性策の「失敗の歴史」・186頁・平成27年4月5日・6プラス4の10次産業だと考えています。194頁・


リンクします・

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2015/04/2015319-6-2745-9431.html


引用

反骨の市町村 国に頼るからバカを見る 単行本・相川 俊英 (著) 内容紹介

まえがき・アベノミクスでは地方創生はできない・1頁・


日本の政治は戦後一貫して、「国土の均衡ある発展」を金看板に掲げてきた。地域住民の生活向上を目指し、全国津々浦々でインフラ整備を進めてきたのである。

 アベノミクスの「地方創生」は画に描いた餅!

このままでは国土は強靭化どころか弱体化し、多くの市町村が破綻・消滅する!

出生率の低下、東京一極集中で、2040年には市町村が半減すると言われている。

これは地方自治体の多くが、中央官庁お仕着せの政策とばらまかれる補助金、すなわち「タリキ(他力)」に頼ってきたツケに他ならない。一方で、国に頼らず独自のアイディアと取り組み(「ジリキ(自力)」)で自治体の再生・活性化を成功させた「奇跡の市や村や町」がある。

過疎化から人口増に逆転させた村、シャッター商店街をよみがえらせた町……。

彼らはいかにして自分たちを守り、未来を切り開いたのか。その奇策とは!?

ローカルアベノミクスのまやかしに警鐘を鳴らす地方自治取材のスペシャリストが、地方再生の特効薬「ジリキ(自力)ノミクス」を提唱する!

「自律度」「豊かさ度」「税納付率」「投票率」ほか独自集計の市町村ランキングも多数掲載。

 内容(「BOOK」データベースより)

 お仕着せの政策とばらまかれる補助金では地方創生などできない!わが道を行く「ジリキ(自力)ノミクス」でよみがえった自治体、それぞれの奇策とは!?

 商品の説明をすべて表示する 単行本(ソフトカバー): 226ページ

出版社: 講談社 (2015/3/19)言語: 日本語発売日: 2015/3/19


まえがき

・アベノミクスでは地方創生はできない・1頁・

日本の政治は戦後一貫して、「国土の均衡ある発展」を金看板に掲げてきた。地域住民の生活向上を目指し、全国津々浦々でインフラ整備を進めてきたのである。


巨額の税金が投じられることになったが、そのおかげで生活基盤の地域差は少なくなり、日本どこに住んでいても一定の利便性を享受できるようになった。国指導で進められた公共事業の成果と言える。

しかし、ハード面での「国土の均衡ある発展」が進展すると同時に、東京など大都市部に富と人が集まるようになっていった。一方で地方からの人口流出が加速し、過疎地域が生まれ広がっていった。地方の衰退である。

国は税金を投入することで地方の疲弊を抑えようとした。ハード事業を中心とする手厚い支援である。地方の側も国の支援を望み、頼みとした。それは単に財政面だけではなく、政策面においてもだ。地域の実情を横に置いたまま、国が一方的に提示する政策をそのまま採用し続けていた。自分たちで創意工夫する努力を怠るようになっていったのである。

2頁・そうしたことの積み重ねがいろいろな歪みとなって現れてきた。

1つ目は、住民や自治体の依存症である。住民は自治体(行政)に、自治体は国に依存するようになっていった。自分たちで地域の課題を解決する策を考えず、しかも、自分たちで行動しなくなっていったのである。お任せ主義が蔓延し、政治・行政に注文や文句を言うばかりの住民が増えていった。それは、都市部も同様だった。


2つ目は、「国土の弱体化」である。国は戦後、スギ、ヒノキの植林を国策として推進した。地方はこれに飛びつき、地元の天然林を人工林に一変させた。しかし、木材需要の激変により、人工林は放置林となっていった。こうして山は荒れ、土砂災害などを多発させる要因の一つとなったが、国はコンクリートで抑え込む対策を取り続けている。いわゆる「国土強靭化策」だが、その実態は山のみならず、川や海などにも影響を及ぼしている「国土の弱体化」をもたらせるものとなっている。


3つ目が、地方のさらなる衰退である。過疎対策を重ねてきた国は、市町村合併を推進するようになった。「平成の大合併」である。地方分権の受け皿づくりを標榜し、アメとムチを駆使して合併を推奨した。地方はここでも国策に従い、「バスに乗り遅れるな」とばかりに合併に走った。市町村の数はほぼ半減したが、過疎化の衰退にむしろ拍車がかかることになった。


3頁・市町村合併の終了後、新たに取りざたされるようになったのが、消滅可能性都市である。2040年時点で896の自治体が消滅する可能性が高いと名指しされたのである。

こうした歪みが顕著になっている中で、安倍総理が「地方創生」を打ち出した。衰退する地方を再生するために「これまでとは次元の異なる大胆な政策を取りまとめ、実行してまいります」と大見得を切ったのが、これまでの延長線上のものでしかない。国が指導し、地方がそれに存するものであるからだ。同じ結果になるに違いない。

そもそも衰退した地方を国(中央官庁)や政治(国政)の力で活性化することはできない。活性化の特効薬は地域の中にのみ隠されている。それは四半世紀にわたって全国各地を取材して回った私の実感だ。


活力ある地域と衰退している地域の違いを一言でいえば、自力で奮闘しているかどうかだ。衰退した地域は住民も行政も何か大きな存在に頼り、依存しもたれかかっているかどうかだ。


衰退した地域は住民は行政も何か大きな存在に頼り、依存し、もたれかかっているところばかりだった。元気な地域は、国策に安易に飛びつかず、わが道を歩んでいるところである。


国や政治に過度に依存する地域が、もっとも脆弱な存在だ。国や政治に過剰な期待をかけず、まずは自力で踏み出すことが地域活性化の第一歩であると実感している。本書を一読してもらえば、「なるほど、そうか!」と共感していただけるものと思っている。

15/4/2 13時58分


目次


第1章 お任せ民主主義「タリキノミクス」が日本をダメにした・


2016年11月21日 (月)反骨の市町村 国に頼るからバカを見る 単行本 – 2015・3・19 相川 俊英・・・ 第1章 お任せ民主主義「タリキノミクス」が日本をダメにした・リンク・

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2016/11/2015319-1-a8f5.html

2:08 2016/11/21


(行政、住民、政治の「じゃんけん」・16・


・自治体は「分譲マンション」・19頁・

・タリキノミクスとジリキノミクス・21頁・

グーの上にカスミとベイ・24頁・


客(住民)を客とも思わぬ体質・27頁・


「水は足りている」のに作るダム~「公共事業の迷走」宮崎県川南町・29頁・

改修の要望がいつの間にか新設に・30頁・

「新たな水はいらない」農家ばかり・32頁・

「ジリキノミクス」5つのメリット・34頁・


第2章 納税者が知るべき「自律度」ランキング

・独自に全市町村をランキング・38頁・

「財政自律度」ランキング・39頁・

「住民1人当たりの借金残高」ランキング・42頁・

「税の納付率」ランキング・43・


「自治体選挙における投票率」ランキング・45・


第3章 後悔先に立たず「タリキノミクス」の落とし穴

「豊かな自治体」の顔ぶれ~「財政力指数」ランキング・64頁・


カネが溢れていても人が増えない~“「財政力指数」ベストワン”愛知県飛鳥村・67頁・

財政難から富裕村へと大変貌・69頁・

カネがあっても人を呼び込めない・70頁・

「タリキノミクス」自治体の4分類・73頁・

富裕自治体からの転落~「あぐら型」タリキノミクス」神奈川県南足柄市・75頁・

企業からの税収頼みの危なさ・78頁・


「橋本ポピュリズム論」の誤解「放蕩型」タリキノミクス」大阪市・81頁・

大阪市民の厚遇とハコモノ充実度・82頁・

教育環境の劣悪化で学力・体力低迷・84頁・

とどまった既得権の洗い流し・86頁・

コンパクト化が再生の鍵~「過保護感覚マヒ型」「タリキノミクス」北海道夕張市・88頁・

ハコモノづくりの打ち出の小槌・91・


第4章 実録「ジリキノミクス」で実現した豊かな暮らし・

・ジリキノミクスへの取り組み・98頁・


村を蘇らせた「働く公務員」~“「崖っぷち型」ジリキノミクス”福島県泉崎村・100頁・


・「奇跡の村」の役場改角に学ぶ・102頁・

・イケイケ路線でがけっぷちに・104頁・

国に頼らぬ自主再建の道・105頁・

「少数精鋭」役場の仕事ぶり・107・

険しいゴール・109頁・

地方の光となった図書館~「退路断ち切りがた」ジリキノミクス」福島県矢祭町・111頁・

全国でいち早く「合併しない宣言」112頁・

世にも珍しい住民手作り図書館・113頁・

冷ややかだった専門家も認めた・117頁・

「子供司書制度」で心の教育・118頁・

・自治体が抱える時限爆弾~「伝統・風土型」ジリキノミクス」神奈川県秦野市・120・

・ハコモノメタボを筋肉質に改善・123頁・


・地域資源を生かし切る~「先人の教え尊守型」ジリキスト」島根県雲南市・125頁・

・地域を育てていく使命・127頁・

・自力で開発するオリジナル商品・129頁・

・「クラゲで世界一」~「ひらめき・目から鱗型」ジリキスト」山形県鶴岡市・131頁・

・不名誉な称号「落ちこぼれ水族館」133頁・

・オセロゲームのような大逆転劇・134頁・


・住民主導バス路線開設~「ひらめき・目から鱗型」ジリキスト千葉県印西市・137頁・

・利用者本位のバス事業・139頁・


・シャッター商店町の起死回生策~「試行錯誤型」ジリキスト・愛知県岡崎市・142頁・

・豊富な専門知識とおもてなしの心・144頁・

・「三方よし」の発想・146頁・

芸術家やIT企業家が続々移住~「人材集約型」ジリキスト」徳島県神山町・149頁・

・日本の田舎をステキに変える!・150頁・

・ユニークな移住支援活動・153頁・


第5章 「ローカル・アベノミクス」に騙されるな

・これまでの公共事業とこれからの公共事業・158頁・リンク・

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2015/05/2015319-27416-368e.html


・なぜ「タリキノミクス型」が多いのか・160頁・

・加速する土建政治の十倍返し・162頁・

「忘れられたダム事業」の復活~「タリキノミクス型公共事業」熊本県・164・

・亡霊「立野ダム事業」・166頁・

・二の次にされた白河河川改修・168頁・

・身の丈事業と驚くべき村民力~「ジリキノミクス型公共事業」長野県下条村・170頁・


2015年5月 3日 (日)反骨の市町村 国に頼るからバカを見る 単行本– 2015・3・19相川 俊英・第5章・・身の丈事業と驚くべき村民力~「ジリキノミクス型公共事業」長野県下条村・170頁・平成27年4月16日・

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2015/05/2015319-27416-368e.html

9:18 2016/11/19


・住民が村道や水路を整備・補修・171頁・

・下水道ではなく合併浄化槽を選択・172頁・

・国策による負の連鎖「土砂災害」・175・

・スギ・ヒノキの人工林が山を壊した・176頁・

・ダムは森林再生にはつながらない・179頁・

・力技だけでは土砂災害に勝てない~「森林再生」ジリキスト」神奈川県相模原市・180頁・


第6章 地方創生の特効薬とは何か・


・地域活性策の「失敗の歴史」・186頁・

第6章 地方創生の特効薬とは何か・・地域活性策の「失敗の歴史」・186頁・平成27年4月5日・6プラス4の10次産業だと考えています。194・まで・

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2015/04/2015319-6-2745-9431.html

リンクしています


・地域活性化予算を虚しく消化・188・

・スローガンで終わる地域活性・189頁・

・大合併でばらまいた毒まんじゅう・191頁・

・地方創生の見本「四万十ドラマ」~「清流と森」ジリキスト」高知県四万十町・192頁・

・ローカル・ローテク・ローインパクト・194頁・


・国策に従わずに守り続けた広葉樹林・196頁・

第6章・・国策に従わずに守り続けた広葉樹林・196頁・・では、なぜ今から20年も前に四国の小さな山村にこんな会社が生まれたのだろうか。199頁まで・リンクします・2015・5・3・

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2015/04/post-4e93.html


・循環経済で「地元の創り直し」・198頁・

・疲弊地方の再生拠点「郷の駅」・200頁・

・カネ・ヒト・モノの連結決算・201・

・真の地方創生を示した若き実業家・~「地元創り直し」ジリキスト」徳島県美波町・203頁・

・「半X半IT」で業績拡大・204頁・

・「ソトとナカ」の交流・206頁・

「ジリキノミクス」の3本の矢・208頁・

・あとがき・・「地域主権」と「住民自治」への道・213頁・


平成27年4月2日

8:14 2015/04/02・反骨の市町村・

2916,11,19,


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